潜在意識の可能性
今日は涼しいですね～
ようやくニーヴス博士のダイエットワークショップの
暗示スクリプトが訳せました。
友人に試す前に、早速自分で試すことにしました
全ての催眠は自己催眠なので、自分の声が一番暗示として
潜在意識に入りやすいからです
ボイスレコーダーに、催眠誘導ＢＧＭとともに録音していくと、
訳が不自然なところにも 気がつき、一石二鳥です
早速の効果か、あまりサラダが好きでなかったのに
とても野菜の味がおいしく 味わえるようになりました。
いつもは いっぱいドレッシングをかけまくって
食べていたのですが、全然ドレッシングがなくても
おいしいです
効果はこれからのお楽しみです
さて、本日は潜在意識の可能性について・・。
催眠というと 妙なイメージがあるかと思いますが、
ＴＶでやっているような 記憶がなくなる・・とか
いいたくないこともいわされる・・とか そういうことは
全くありません。
脳波がリラックスしたアルファー波が出ている状態にするだけです。
無意識にするためには、シータ波の睡眠レベルになってしまい、
逆に暗示がはいりにくくなります。
実際は、 「体は頭のロボットである」というメカニズムを
利用しているだけです。
たとえば、
梅干をイメージすると、唾液が出てくるのを感じると思います。
これは、体というものに「現実と非現実」を見分ける機能がない
ということを教えてくれる1つの例です。
映画やドラマをみて、まるで自分が主人公のようにどきどきしたり、
悲しくなって涙がでたりするのも、体にとっては 現実と区別がなく
それが現実だと反応しているからです。
催眠は、 顕在意識と潜在意識の間にある
critical facultyといわれるフィルタリングの機能をゆるめる働きをします。
深いリラクゼーション状態になると、このフィルタリングがゆるみます。
このフィルタリングは、潜在意識に情報を
いれるかいれないかを判断するための機能です。
リラックスさせると
ここがゆるむので、暗示が直接潜在意識にはいりやすくなるのです。
そして潜在意識は イメージでできているので、 イメージを送り込むわけですね。
これが「暗示」です。
いわゆる目にみえるイメージだけではなく、音、感覚、香り、動き・・全てが
イメージです。
この催眠と潜在意識の機能、そしてＮＬＰのアンカリングといわれるトリガーを
いれることによって、
人は、火にあぶられた炭の上を無傷で歩くことができるようになります。
これが、あの有名な ファイアーウォーク
ですね。
修行したシャーマンだけが できるように思われてましたが、
実は、これは、「体は頭のロボット」であるという機能を
活かして、潜在意識のイメージを入れ替えたたけなんです。
火の感覚→ 熱い → やけどする
という連鎖が潜在意識にはいってますが
これを アンカリングを使って、
火の感覚 → 冷たい → 気持ちいい
に入れ替えます。
不思議なもので、 体は 頭のイメージに忠実に反応するのです
先日のセラピーコースの参加者にも、ファイアーウォークの体験者がいました。
ニーヴス博士も体験者の1人で、メカニズムを教えてくれました。
こうして 考えると・・・・
車にひかれても無事・・・とかって ことも 可能なのだろうか
なんて 思ったりしますが、
基本的に、「自己催眠」なので、本人が受け入れたいと思うかどうか
にかかってくるため、
自分自身が 生命に関わると感じる危険なことや
モラル・信念に反する暗示などは 受け入れないため
それは難しいようです・・・
とはいえ、 この潜在意識の可能性は
かなり無限といえるものを秘めているように 感じてしまいます
意識の１０％しかない顕在意識を鍛える方法より、
意識の９０％の潜在意識を活用する方法の方が、
何倍も価値があるように思えてきました
いろいろな人たちの潜在意識をよりよく導くことで
よりよい活用術を見出し、書籍にしようか、
と出版社の社長と検討中です・・