最近、ふと思うことがある。
なぜ私は、
『子供を持たないという選択をしたのか』
例えば巷にあふれる妊活や子育てブログ、
テレビの出産関係の番組、
知人の妊娠、出産報告。
そうしたものに触発されて、想像する。
私の子供。
旦那さんの子供。
私と、旦那さんの子供。
、、、、まったく思い描けない。
あまりにも未知なモノに対して想像が膨らまない。
23歳で結婚して、今年で私は36歳になる。
後悔しているわけではない。
しかし、ふと思う。
私はプロポーズされた時に宣言した「子供を産む気はない」という言葉に囚われすぎてきたのではないか、と。
あまりにも頑なになりすぎて、
子供を持つという選択肢を人生から放り投げたのではないか、と。
旦那さんは子供には特に興味はないようで、
私のように想像したことはないそうだ。
「もしできたら(妊娠したら)どうする?」
と尋ねたこともある。
「その時は産めばいいよ」と言ってくれた。
私たち夫婦は結婚時に子供持たない宣言をしていたので、
両親や義両親からプレッシャーをかけられたこともない。
私が鬱のせいもあるからだろうが。
何も知らないご近所のおばさん連中は「子供、子供」と推してくるが。
時には「子なし夫婦」を選択した私たちを
理解できない生き物のように見てくる人もいるが。
私からしたら理解できない人たちが理解できない。
いろんな夫婦のあり方がある世の中だ。
生き方を自分で選択できる世の中だ。
これからも私は時々だけど想像するだろう。
妊娠したら。
出産したら。
子育てとは。。。
そして一通り想像を巡らせて終わるのだ。
「(子供が)欲しい、欲しくない」
この考えには触れずに。
私は子供は持たないのだ。
それが私の選択だ。
ぽこ