3月30日 | Pokopen Photographic

Pokopen Photographic

写真を中心とした絵日記です。楽しんでいただければ幸いです。なおこのブログで用いられている画像の著作権は私に。また人物画像の肖像権は本人もしくはその所属事務所に帰属します。無断使用及び二次使用は固くお断り致します。

この日も京都

まずは同時代ギャラリー



昧 京都精華大学 修士課程 染織領域グループ展
金輪 栞 / 神山莉音 /
藤村明日香 / 的野哲子


藤村明日香

 

藤村明日香

 

藤村明日香

 

 

金輪 栞

 

金輪 栞

 

 

 

的野哲子

 

 

的野哲子

 

神山莉音

 

 

神山莉音

 

 



アーティスト詳細
金輪 栞 / Kanawa Shiori
主に染と縫いで平面/造形作品を制作。
意識と無意識を行き来して移ろいゆく心・

身体を作品と呼応させながら縫いとめていく。

神山莉音 / Kamiyama Rio
時間の残痕や雰囲気、遺された感情など、

自身が体感したものやそれによって生まれ

た感情を反芻し、解釈して型染めに起こしている。
 
藤村明日香 / Fujimura Asuka
キャンバスにアクリル絵の具で着彩し、刺繍を

施した絵画作品を制作。肉親の死を機に孤独と

向き合う手段として芸術表現を選び、その時々

のお守りのような作品を生み出している。

的野哲子 / Matono Satoko
この世と次元を超えた世界の存在ー発生し、

時には消滅し、繋がり続けるすべての作用。

それらから生まれた景色を、この時空の中に

触れられるものとして残してゆく。




次は
KUNST ARTZ
AI+若木くるみキュレーション
Wiki世絵

 

 

KUNST ARZTでは、VvK
(アーティスト・キュレーション)
展覧会の37回目として、
AI+キュレーションによる「Wiki世絵」展を開催します。
若木くるみは、あくまでも版画家として、
時にはパフォーマンス要素を取り入れ、
大胆かつユーモラスな作品展開をしてきた
アーティストです。
本展では、AIの知恵を借り、
AIを絵師として迎えて格闘するキュレーション展です。
アーティスト自身の多面性がAIによって
さらに増幅されるのか、
それとも単なるツールなのか・・・。
すでに社会に浸透してしまっている現在、
敢えてアナログ木版画家が対峙します。
(KUNST ARZT 岡本光博)


Wikipediaで検索したテキストを
画像生成AIに読み込ませるとどうなるか。
令和の木版画家・若木が、AIを絵師として
迎えて格闘する「Wiki世絵」。
絵とは何か、絵心とは何かをぼんやり問いかける、
デジタル時代のスーパーアナログ展覧会。
(木版画家、本展キュレーション 若木くるみ)




とるに足らぬものなど何ひとつない
Nothing is insignificant
2024.03.08(金) — 2024.03.31(日)



 

 

 

 

 

小出麻代(こいで・まよ)は、物や場所、時間や環境、経験が人間の

「こころ」にどのように作用し、そこからどのような関係が生じ得

るのかに関心を寄せています。
ガラス・鏡・電球・糸・紙・落ち葉・枝・針金・光などの日常の

断片とともに、シルクスクリーン、サイアノタイプなどによる写真

プリント、シリコンによるオブジェクトなどを多層的に組み合わせた

インスタレーションは、鑑賞者の経験や記憶などと関係することで、

そこにそれぞれの風景を立ち上げます。

また近年では様々な土地と人々に取材しながら収集した場や地域の

「歴史や記憶の断片」をも素材のひとつとして、オブジェクトや

映像と関係させたインスタレーションを積極的に発表しています。
小出の目によって選ばれ、手によって並べられたオブジェクトや言葉、

写真や映像などは、いずれも大きな記憶や歴史の断片であったり、

長い時間の中の一瞬でしかありませんが、そうした断片を寄せて、

重ねて、関係させることで、「いま」を取り巻く不可視の要素の

あり様や関わりに気づきをもたらします。小出は「見えるもの / 

見えないもの」を等しく眼差し、拾遺したその断片を時々におい

て組み合わせ、「もの / もの」や「もの / ひと」の関係をつくり

だします。そして鑑賞者はそれぞれの関係を追いかけたり、そこに

生じる一瞬の光景に出会うため、目の前の作品や空間を

「よく見てみる」ことを促されます。

本展は、近年に小出が取り組んできた作品制作の過程で用いた

ものや、一旦は不要として取り置かれてきた様々な要素を見つめ

直し、改めて組みあわせることに主眼を置いたものです。

こうして小出は自らの記憶をも含めた様々な時間や背景の

断片を組み合わせ、その違いを補完し合いながらも新たな

あり様を生じさせます。
外を取材し、内に取り込んできたこれまでの作品制作とは

異なり、現在までの自身の記憶や経験をも大きな因子として、

内と外をいわば入れ子の構造に置くことで、そこに新たな

回路を開こうとする本展は、小出らしい取り組みである

とともに、新たな試みであるともいえます。
 

トークイベント

3月17日[日]

畑井恵氏(水戸芸術館現代美術センター 学芸員)



【作家ステートメント】
展覧会に寄せて
この展覧会は、過去の作品で用いてきたものの残りや、

作品から溢れ落ちたものなどで構成されています。
そこに、穴や傷、折れ、曲がりなど、これまで自身の

作品から遠ざけてきた要素を受け入れ、技法として

加えることで、「呼び継ぎ*」のように、「新しさ」

だけでは到底辿りつくことができないような佇まいの

何かを生み出したいと思っています。それは、もの

だけの話ではありません。

かつて、思想史家の藤田省三が「新品文化」と名付

けた時代から、さらに加速したこの社会に抗うために 

小さな穴をひとつ開けて、空気を、光を、風景を

、流れを少しだけ変化させてみます。

いま、その中をわたしは、過去の自分に、時間に、

手を振り返しながら歩いています。




鈴木マサルの展覧会 2024 in 京都
テキスタイルの表と裏 


MEDIA SHOP
MEDIA SHOP|gallery2では、加藤方彦個展
「MALEREI Zeitlos~絵画は時間を失って~」を

電子音楽作品集 2/鈴木治行    OMEGA POINT/OPX015        
Shape of Silence ad hoc products BOOK1    1/a/morphous & 土持悠孝