1月28日
city gallery 2320
池上恵一展
個展「テノココロ」
自身の手で相手の身体を直接触り、目にはわかりにくい“凝り”を
テーマにした表現を探求し続けている池上。本展では、心と身体
のつながりと変化をモチーフに、いのちの形を絵画や彫刻で表現し
てきた池上による木炭デッサンや、手の形の陶作品が展示されます。
彫刻家や陶芸家が制作するものとは異なる、「生と死の境界」を
身体の表面から感じとった作品となっています。
トークイベント「仲野泰生+池上恵一」
会期:2024年1月13日(土)
時間:17:00〜18:30
登壇者:池上恵一
仲野泰生(京都場館長 / 元川崎市岡本太郎美術館学芸員)
会場:フリースペース[r3] (個展会場「city gallery 2320」から徒歩5分)
仲野泰生
京都・二条にあるオルタナティブスペース「京都場」館長で、
元「川崎市岡本太郎美術館」
2月1日
Gallery Yamaki Fine Art
狗巻賢二×柴田精一「縄文線のような」-狗巻賢二オマージュ- 展
柴田精一
狗巻賢二
狗巻賢二は、戦後日本の芸術動向を牽引したひとりで、
時代を先駆けるユニークな作品で近年再び注目を集めて
いましたが、2023年1月に惜しまれながら逝去しました。
ギャラリーヤマキファインアートでは狗巻の功績に多角的
な視点から迫り、顕彰するべく、オマージュ展をシリーズで
開催いたします。
第一弾となる本展では、狗巻が晩年に取り組んでいた自作の
ローラーによる連作《縄文線のような》に焦点を当て、それら
の作品とともに、柴田精一が近年取り組んでいる版木を用いた
意欲作を展観いたします。彼らは線と色彩と、その重なりに
対する共通する関心を持ち、平面における空間の問題に独自
のアイデアを打ち出しています。単純な行為に還元して、
恣意性を排除しながら行われる創作活動は、制作の動機や
意図を超えて、新鮮な驚きを我々に与えてくれます。