今月買った音源23年 7月 | Pokopen Photographic

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Please Touch/Rrose

EAUX / EAUX1691

 

呪術的サイケデリックなエクスペリメンタル・アヴァン・テクノ

鬼才中の鬼才RROSEの待望ニューアルバム「Please Touch」が、

2019年デビューアルバム「Hymn to Moisture」以来4年ぶりに

自身レーベルEauxよりリリース
ミルズ大学でUSウエストコースト・アヴァンギャルド電子音楽

のレジェンド先駆者達から学んだ事に根ざして作曲プロセスを行う

Rroseによる、前作以上に繊細でエロティック禁断の官能性的な

遊ぶ心にも満ち溢れた先鋭的なテクノの反復、Buchla Music Easel、

ARP2500という名機シンセサイザーのテクスチャーを独自の時間

と空間にマントラ呪術的ミニマリズム・サイケデリックに発展させ

ている。マルセル・デュシャンのシュールレアリズム美術の展覧会

のタイトルにちなんだタイトル「Please Touch」ならではの実験音楽、

電子音楽とテクノ、エクスペリメンタリズム、ノイズ、密教的

マントラな内宇宙がディープ・リスニング緻密に絡み合いながら

Rroseの音楽世界を見事なまでに構築している。アートワークは

本人によるもの。マスタリングはStefan Betkeが担当。

Track List
A1. Joy of the Worm
A2. Rib Cage
B1. Pleasure Vessels
B2. Spore
B3. Feeling Time
C1. Spines
C2. Disappeared
D1. The Illuminating Glass
D2. Turning Blue




JONATHAN CANADY-SUFFERING AND DEFIANCE
Old Europa Cafe    /OECD330

インダストリアル/パワエレ・プロジェクト、DEATHPILEでの活動や、

ビジュアル・アーティストで知られる実験音楽家JONATHAN CANADY


ATRAX MORGUE『SICKNESS REPORT』や、MBの『MENSES』

といったヘヴィー・エレクトロニクスやオールドスクール・インダス

トリアルにインスパイアされたというアセプティック・サウンドを

収録しています。




Track List
1. Suffering and Defiance Part I 02:50
2. Invincible Crisis 02:27
3. Overcome by Catastrophe Part I 03:27
4. Conflict Operation Indicator 05:48
5. Continuously Abused 04:19
6. Overcome by Catastrophe Part II 03:34
7. The Latest Disturbing Symptom 05:20
8. Suffering and Defiance Part II 02:54
9. The Immediate Future 14:43
10. Violence Today 14:51


パララックス・レコードでCAGE祭りが開催!

2枚を購入。

 

 

 

JOHN CAGE : nova musicha n.1
 Cramps/CRSCD101


Track List
1 Music For Marcel Duchamp (1947) 6:30
Piano – Juan Hidalgo
2 Music For Amplified Toy Pianos (1960) 11:58
Toy Piano – Gianni-Emilio Simonetti, Juan Hidalgo, Walter Marchetti
3 Radio Music (1956) 6:00
Electronics [Radio] – Gianni-Emilio Simonetti, Juan Hidalgo, Walter Marchetti
4 4'33 (In Tre Parti: 30" / 2'23" / 1'40") (1952) 4:33
Piano – Gianni-Emilio Simonetti
5 Sixty-Two Mesostics Re Merce Cunningham (Frammento) (1971) 8:30
Vocals – Demetrio Stratos

 

懐かしい、レコード売っちゃったけど、CDで購入。(笑)

 

JOHN CAGE : Variations VII
Epicentre Editions/2101
フェスティバル「Le Bruit de la Musique」でのライブ録音。
「変奏曲 VII は、1966 年 10 月 13 日から 23 日までニューヨークで

開催された特別イベント「9 イブニングス、シアター & エンジニアリング」

で演奏するためにジョン ケージによって作成され、ビリー クリューヴァー

率いるエンジニア チームが世界の 10 人のアーティストと協力しました。

アメリカの「前衛」であり、彼らが自分たちの芸術における

エレクトロニクスの可能性の探求を拡張できるようにすることを目的

としています。イベントのプログラムの中でジョン・ケージがこの作品

をどのように説明したかは次のとおりです。
« この音楽祭のために共同で考案された音響システムを利用し、さらに

デヴィッド・チ​​ューダーが組織した変調手段を利用し、その音のみを音源

とした、形式も詳細も不定の音楽作品、変奏曲VIIである。演奏の瞬間に

空気中にある音は、楽器の代わりに、通信帯域、電話回線、マイク、

さまざまな家電製品、周波数発生器を介して拾われます。»
10 本の電話回線がニューヨーク市の 10 か所の異なる場所の音に

接続されています。歴史は、19 世紀末における電話の最初の用途

の 1 つは、音声を転送することに加えて、オペラのコンサート

 パフォーマンスのライブ再送信であったことを私たちに教えています。

したがって、少数の特権的なリスナーは自宅で音楽を聴くことができました。

数十年後、ジョン・ケージは、いくつかの遠く離れた環境の音をコンサート

会場に招待することで、いわばこれを逆転させました。
ジョン・ケージによる変奏曲 VII のこの録音は、2020 年 8 月 15 日に

ドメロー (クルーズ県) で開催された第 8 回ル・ブリュイ・ドゥ・ラ・

ミュージック・フェスティバルの一環として一般公開されました。6 人の

アーティストがサウンド エンジニアのサポートを受けて参加し、その他 

17 人がリモートで参加しました。
ジョン・ケージは実際には変奏曲 VII のスコアを書いたわけではありません。

したがって、私たちは一方ではジュリー・マーティンが親切に送ってくれた

当時の貴重な文書に頼らなければならず、他方では作曲家の他の作品を

演奏した経験に頼らなければなりませんでした。
出席した6人の参加者は、オンラインで利用できるアンドリュー・カルバー

のICおよびTICプログラムを使用することに決めました。これにより、

ジョン・ケージが1951年以降のすべての音楽、文学、絵画作品の作曲

に使用したものと同様のチャンス・オペレーションを実行できるよう

になりました。
今回の公演でプログラムに寄せられたすべての質問をここに列挙する

余裕はありませんが、その回答には、曲の全長、参加者ごとのセクション

への分割、音と沈黙の交互の順序、これらの各セクションで使用される

オブジェクトと手段のファミリー、さらには無線が使用された場合には

その周波数範囲なども含まれます。
観客が動くとさまざまな電気機器のスイッチが入る光学センサーを使用

したものもあった。さらに、6 人のアーティストはそれぞれ自分の

コンピューターを持っており、ビデオ会議ソフトウェアを介してオンライン

参加者の音声を受信し、各参加者は同じ手順でタイム ブラケット スコア

を受け取り、コンピューターのマイクロを回すことができました。または

スマートフォンのオンまたはオフ。
状況は1966年の夕方のものとは大きく異なりましたが、同じ演出を再現

することでシンプルにすることを選択しました。つまり、すべての機材が

置かれた2つの長い平行テーブルで、すべてセバスチャン・ドーボール

によって微妙に照明されていました。6 つのステレオ ソースはローラン 

サッシによってミックスされ、聴衆の周囲に配置された 6 つの

ラウドスピーカーに分配されました。
録音は、6 人のライブ参加者、17 人のリモート参加者のアクション、発

言やコメント、光学センサーとの無意識の相互作用によって明らかにされる

聴衆の存在を組み合わせた、編集なしのエクステンソで表示されます。」



Tracklist
1 Intro 3:47
2 Variations VII 1:08:17
Performer – 

Alexandre Chanoine, Angela Schubot, Anna-Liisa Eller, Aurélie Maisonneuve, 

Bastian Pfefferli, Brian Archinal, Fabien Bernard, Jared Gradinger, Jean-Christophe

Feldhandler, Julien Desprez, Julien Rabin, Jérôme Noetinger, Lê Quan Ninh, 

Miguel Angel García Martín, Nadia Lena, Nathalie Forget, Pauline Floury, 

Séverin Valière, Tiziana Bertoncini, Victor Barceló, Ying-Hsueh Chen, eRikm, Émilie Mousset


3 Outro 1:53

 

Anti-Time - 

Dream Baby / Free Recipe

 

 Sound Metaphors/   SMR016

 

 

Sound Metaphors最高~Saba Komossa & Gabi Delgado’s Delkom

に続きAnti-Time名義作品も復刻されました!!Delkomと同じく壁崩

壊直後の1990年に発表された享楽ユーロ・ハウスは過渡期に生まれた

ベルリン・ダンス・シーンの重要なドキュメント。DAF~ノイエ・

ドイッチェ・ヴェレ云々置いといても歴史的価値あると思う作品ですが、

A3やB3などはチープ&エサ箱系ダンス好きにとっても堪らんやつ。

A3延々と聴けるな。オリジナル12吋に独トランス名門Mark Reeder's MFS

からリリースされたレアCD収録の4バージョンをカップリングした黒盤に

なります。Sound Metaphorsの丁寧な仕事。

 

GABI DELGADO(ex. DAF) とSABA KOMOSSAによるユニットのひとつ

"ANTI-TIME"がリマスタリング再発!ニュービートプロジェクトDELKOM

と同時期に進行したハウス路線の別名義。インダストリアルなテクスチャー

とユーロのキャッチーさが結合。多幸感溢れるシンセフレアが美しい

「Free Recipe」は勿論、セカンドに収録されたブレイクビーツ「Target」

も収録された作品コンパイル形式が嬉しい。
ベルリンのマニアックレーベル兼レコード店〈SOUND METAPHORS〉

から、元祖ベルリンダンスフロアのカリスマGABI DELGADOと相方

SABA KOMOSSA、幾度とコラボレーションを重ねた2人のハウシーな

プロダクション”ANTI-TIME”が再発。ファーストリリースである独

ハウスカルトクラシックの「Dream Baby」と「Free Recipe」

に加え、スクラッチ飛び交うブレイクビーツ「Target」まで網羅

したコンピレーションアルバム! 
 

 

 

【Tracklist】
A1 Dream Baby (Extended)
A2 Dream Baby (Original)
A3 Free Beats
B1 Free Recipe (Extended)
B2 Target (Official Version)
B3 Target (Different Style)