公演名:フランス・オルガン音楽の魅惑Vol.2トマ・オスピタル
1)日時:2022年11月19日(土)
開場:13:30
14:00
ミシェル・ブヴァール 特別レクチャー(60分程度)
ミシェル・ブヴァール(お話/プロデューサー)
宇山=ブヴァール・康子(通訳)
開演:16:00
会場:住友生命いずみホール
出演者
トマ・オスピタル og
曲目
M01.A.P.F.ボエリ:幻想曲とフーガ 変ロ長調 op.18-6
M02.C.フランク:3つのコラールより コラール 第2番 ロ短調
M03.C.M.ヴィドール:オルガン交響曲 第6番 ト短調 op.42-2より 第1楽章 アレグロ
M04.M.ラヴェル:マ・メール・ロワ(編曲:T.オスピタル)
休憩
M05.T.エスケシュ:エヴォカシオンⅡ
M06.M.デュリュフレ:オルガン組曲 op.5
M07.T.オスピタル:即興演奏
EN.01J-P ラモー: 新クラヴサン組曲より 未開人
EN.02.オスピタル: 即興演奏
感想
ミシェル・ブヴァール氏企画のフランスオルガン
シリーズ第二弾。今回はフランス革命以降の
シンフォニックオルガン(カヴァイエ=コル)
の作品を集めたプログラム。
ボエリから始まりデュリュフレ、エスケシュ
で終わる内容でした。
演奏は新鋭トマ・オスピタル。色彩感あふれる
演奏。オスピタルのみずみずしい感性が素晴
らしかった。
プログラムのラストが即興演奏というのをも
ニクイ選択ですね。
フランスのオルガン曲すべてで埋めるのは
苦しいと思ったのか?前半のラストは有名曲
の編曲、後半は日本人に馴染みのあるメロディー
「赤とんぼ」「五木の子守歌」を用いた
即興演奏と観客サービス旺盛な内容になり
ましたが、・・。即興演奏はともかく、この時代
の巨人である、C.フランクはもう一寸聞き
たかった。
ちなみにC.フランク、生誕200年という事で
3つのコラールを3回に分けて演奏。3曲目
は次回の演奏会だそうでう。
演奏とは関係ないけど、今回楽譜ではなく
タブレットを使用していた。ブヴァール
さんが、タブレットの端をタッチして
譜面をめくっていた。
演奏会の前に特別レクチャーがあって
この日演奏する作品の紹介以外にも
編曲や即興演奏について話があって、
即興演奏は旋律に色んな和声を
付けという事で実際に例を示して
もらったのが勉強になった。
次回はメシアンやトゥルヌミール聞ける
のかな?