CCMC 2016 | Pokopen Photographic

Pokopen Photographic

写真を中心とした絵日記です。楽しんでいただければ幸いです。なおこのブログで用いられている画像の著作権は私に。また人物画像の肖像権は本人もしくはその所属事務所に帰属します。無断使用及び二次使用は固くお断り致します。

公演名:CCMC 2016
(CONTEMPORARY COMPUTER MUSIC)


日時:3月1日(火) 18:30

会場:アンスティチュ・フランセ関西―京都 稲畑ホール
料金:500円(一律)


恒例?のCCMC 2016。アクースモニウム・ライブに行って来ました。

セットリスト


1部 18:30-

1)檜垣智也

・レントより遅く、ピアノより弱く


2)永松ゆか
・大いなる鼓動

3)牛山泰良

・三度踊る


4)大塚勇樹
・アコースティコフィリア


5)清水慶彦
・ピアノ・ソヌス


2部 19:30-

1)Paul RMMAGE

・なまず:5つのタブローからなるアク―スマティック・ポエム


2)Vincent Laubeuf

・5つのミニチュアール(新作)
・騒音の中なのか判らない。



感想

席は4列で一列10席ですが前2列の中央はコンソールが置かれて
いました、演奏中、照明が消されるのですが、音楽に集中するために
消されているのかと思ったのですが(それもあると思いますが)
実はコンソールの前のスピーカー。これバッフル面が透明で
中にLEDが入っていて光るしかけになってました。1曲目の檜垣
さんの作品は題名通りスーピーカーに入力される電力が小さい事
もあって気付かなかったのですが、パワーが入ると結構光って
いてなかなか面白かったです。これ牛山泰良さんの制作
らしいです。


さて作品ですが、前回の「檜垣智也個展」はなんというか
視覚的効果も結構あって、人のいないシアターピースみたいな
感じでしたが。今回は純粋に音楽作品を聴くといった感じでした。

永松ゆかさんの「大いなる鼓動」は作品の表題とは裏腹に
スクラッチノイズみたいな音がなかなか美しく、いわゆる
ロック系のノイズミュージックの音とは別の楽しみがあり
ました。

"Paul RMMAGE"さんの「なまず」というのはナマズが地震を
起こすという伝承からイメージした作品。重厚なサウンド
でした。”Vincent Laubeuf”さんの2曲目は何故か「
いらっしゃいませ」と言う言葉がサンプリングされて
低いレベルですが、繰り返し出て来てました。御本人は
どう思ってやったのでしょうね。


2時間の充実した内容で500円とはねえ。ありがたいです。