Vinnie Rossi LIO 到着! | Pokopen Photographic

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ようやくLIOやってきました。

折角なんで記念撮影。天板はこのシステムのシンボルである
コンデンサーっぽいマークが。



筐体のフロント、側面はDuPont "Corian "だそうです。人工
大理石といってますが、正体は天然の鉱物質をメチルメタ
クリレートという樹脂に混ぜた物。bluetoothが使えるように
電波を透過する材質という事で使ったそうです。

色は基本シルバーとブラックですが、そんな材料だったら
色んな色が使えるはず。




さてふたを開けたらこんな感じ。2列に並んだ青い筒が
心臓部となる”Ultracapacitor”「電気二重層コンデンサ」
MAXWELLの製品が使われてました。


この”Ultracapacitor”すでに車のバッテリーの代換品が
売られているらしいですが、一列ずつグループになっていて
片方が放電していると、片方が充電しているといった感じ
になります。


筐体内がガラガラなのは他のモジュールが入って無い為です。

例えば左側にはフォノステージのモジュールが、中央手前は

DACのモジュールが取り付ける事が出来ます。





そして中央部にはプリ部で使う真空管。E88CCが
使われています。JJ ELECTRONIC(スロバキア)製
でした。


中国製かソビエト製と思っていたのですが。
旧製品であるRED WINE AUDIOでは天板が透明部に
なっている所があって、真空管に火が灯っているの
が見えるんですけどね。LIOはそうではないです。


それではまず最初に儀式から。最初にこの”Ultracapacitor”
を充電しなくては行けません。まずはケーブルを電源に
繋いで充電。




ケーブルはこんな感じです。なんかオーディオ製品のケーブル
とは思えません。





充電中はこんな表示。A列のコンデンサーを充電中。



で結線をして視聴開始。たまたま手直にあった。ラベック姉妹+
バーバラ・ヘンドリックスのガーシュインの歌曲集をかけました。


まず音がクリアーですね。まあ30年前のアンプと比較してる

わけですから。当たり前といえば当たり前。

そして、RED WINE AUDIOは以前ヘッドホンアンプが日本に

輸入されていて、そのコメントが中高音に独特の艶が

あると言ったコメントがありましたが。確かにそうですね。

軽く脂ののった神戸牛ステーキといった感じです。上品です。


ハーベスはやや薄味な表現なので相性いいみたいです。

QUADとは違って明快で垢抜けた感じ。

解像度はまだ暫定のセッティングなんで確認出来ませんでしたが
悪くはないですね。


それにしても以前ハーベスはジャズに向いている、と聞いた事が
ありますが、この音嵌りますねえ。この手のJAZZには確かにいい
ですね。


まあ今日はそんな所で。