息子の友達3人【小3】を教えてみた。 | サッカー少年の 塾なし中学受験2025

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2012年生まれのサッカー少年。
サッカーが週に8〜10時間!私立中(私の母校)に進みたいらしい。
スケジュール的にサッカー優先のため通塾できずに、自宅学習でがんばり中です。

今週ポコの友達3人をうちに呼んで

集合
ローマ字
プール
流しそうめん
ボール遊び
算数
おやつ
解散

というような2日間を過ごしました。

夏休み中も、サッカー以外の友人とも楽しませてあげたかったので、企画した感じです。

ローマ字は、ポコにも教えたことはなかったので、4人一斉に指導して、算数は、3人には「余りの出る割り算」を教え、その間はポコは自習させました。

まず1日目、普通に「余りの出る割り算」教え始めたのですが…仕組みはすぐに理解してくれたのですが…

ワーキングメモリーが低さや、2桁の引き算の暗算力の低さが、障害になっているように感じました。

そこで、2日目は「余りのある割り算」に関連する九九に絡む2桁の引き算だけをピックアップしたプリントを準備し、そのプリントから始めました。


このレベルの易しい2桁の引き算が70問。

Aくん…6分30秒
Bくん…17分30秒
Cくん…29分

で解き終わりました。

その上で「余りの出る割り算」の練習プリントに入りました。

Aくん…1問1分ぐらいのペースで、余りの出る割り算が解けるようになりました。

Bくん…九九の表を見ながらなら、1問1分30秒ぐらいのスピードで余りの出る割り算が解けるようになりました。九九表を見せなくても解けましたが1問3分ぐらい時間がかかりそうな様子でした。おそらく、九九がランダムにはしっかり言えない。

Cくん…2桁の引き算がまだ苦手なため、余りの出る割り算の仕組みや解き方は理解できたが、時間がかかりすぎて本人も辛そう。集中力が持続しない。


4桁÷2桁が暗算で大体できる息子と比べてもしょうがないですが、「普通の小3」を体感する貴重な機会でした。

面白いのは、3人が「3人ともこの夏やるべきことは微妙に違う」点です。これを親御さんが正確に自力で捉えるのって難しいのでしょうね。だから塾や家庭教師が存在するわけです。


息子に試しに先程の「易しい2桁の引き算プリント」を口頭でやらせてみたら1分30秒で終わりました。1問あたり1.28秒。

計算が、脳内のワーキングメモリーを圧迫しないことが、息子の算数の学習がスムーズな理由なのかなと今回の経験で感じました。


昨日は、仮分数と帯分数と小数の書き換えを息子は学習しました。

仮分数→帯分数では、割り算と引き算
帯分数→仮分数では、掛け算と足し算
分数→小数では、割り算

結局、算数はどこまで行っても「+-×÷」の繰り返し。それが早く正確にできることがはじめの一歩なんですね。

中学受験を目指すなら、低学年のうちはとにかく「計算と漢字」と言われる理由がしっかり腑に落ちました。