日曜日、サヤと初デートする。

LINEでは毎日メッセージをやり取りしており、かなり仲良くなっていたので、気軽に会いに行く。

服装はerrico formicolaのロンドンストライプのシャツにsolidoのベージュのコットンパンツ、bucchusのブラウンのローファーだった。

彼女は隣県に住んでおり、今日はこちらに来てもらったので、昼前に高速のインター近くの商業施設の駐車場で待ち合わせ、僕のクルマで予約していたレストランへ。

彼女は小食とのことで、量が少ないコースを選ぶ。

会話は連休の予定など。

彼女は連休は友人とすでに予定が入っているらしい。

秋分の日は空いているとのことで、日帰りになるが少し遠出しようかという話になる。

彼女が提案した場所に僕も行ってみたいと思ったので、ぜひ行こうと盛り上がり、彼女が下調べをしてくれることになる。

また、歯の大事さについて熱く語ってくれる。

料理はパスタとリゾットをそれぞれ頼み、半分づつ分けて食べた。

この店は元カノと何回かきたが、リゾットが美味い。

彼女は確かに小食で、パスタを少し残していた。

一時間半位で会計を済ませて店を出る。

こちらが払ったが、量が少ないコースだったため、想定よりも大分安く済んだ。

食後はクルマで市街の中心にある美術館へ。

建物自体が特徴的で、無料のゾーンだけ回っても楽しめる。

有料の展示会はそこまで魅力を感じなかったのと、入場の列が凄まじかったのでパスする。

その後、美術館のすぐ近くのわりと有名な観光地となっている庭園へ。

ここは面積もなかなか広く、散歩のロケーションとしては良好なところだ。

入園料を支払い、話しながらゆっくりと歩く。

風も涼しく気持ちよかった。

途中、小高い丘の上のベンチで休憩する。

いい感じの雰囲気だったので告白する。

「じゃあ、俺たち付き合おっか」

「うん。いいよ」

「結婚を前提で」

「そうだね」

頭を撫でて軽く肩を抱く。

そのまま結婚後の生活のイメージや、住居について話し合い、概ね考え方に違いがないため安心する。

駐車場へ戻る道すがら、カップルがおり、彼女が写真を撮ってあげ、代わりに二人の写真を撮ってもらった。

さすがコミュ力が高いなと感心する。

その後は、カフェでケーキを食べ、彼女を待ち合わせの場所まで送り別れた。

とりあえずこれでサヤとチカの二人の彼女ができた。

公務員と歯科医で、どちらも申し分ないステータスの持ち主だ。

性格も二人とも堅実、誠実で、僕の理想に近い。

いつかはどちらかに決めなければいけないが、今は同時並行で続けようと思う。

まだキスもセックスもしていないので、別れるとなっても大丈夫だろう。

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