いろいろなモノを捨てて生きている男 -5ページ目

いろいろなモノを捨てて生きている男

いわゆる普通の生活が出来ない男の備忘録でありマス
ちょっと変わった事をしたときにアップするので
暇つぶしに見てくださいデス


pokinのブログ


9月11日
8時起き
まだ寝ている2人を起こさないように気をつけながら、ストーブに火を入れてゲルから出ると外は快晴
おお
ここに来てから3日目でようやく良い天気になった
やはりここツァガーン湖は天気がいいと景色が素晴らしい
今日の乗馬ツアーが楽しみだ

pokinのブログ pokinのブログ


約束の時間、10時を過ぎてもおじさんが来ない
おじさんもおばさんもゲルに居ない
多分家畜の世話が忙しいのだろう
時間の設定がまずかったかな?

pokinのブログ pokinのブログ pokinのブログ


待つ間に近くに繋いであった馬を観察する
ふむふむ、ふんふん、なるほどこうなってるのかなどと関心していると、はたしておじさんはやって来た
マーロン、ダフニーとも乗馬は初体験
自分は1日の長があるので、おじさんに世話を掛けないようになるだけ自分で動く
皆無事騎乗


pokinのブログ


11時半に出発する
ツァガーン湖に沿って西に進む
最初は道沿いに、その内斜面を横切ったり丘越えしたり
昨日の溶岩地帯も面白かったが、起伏に富んだ草原もたのしい
仲間と乗馬って言うのもいいもんだ
今日の自分の馬は昨日よりちょっとやんちゃ
マーロンの馬はおとなし過ぎ
ダフニーの馬が今日いちばん良さげな馬でおじさんもこの馬は良いぞとアピールしていた

pokinのブログ

一時過ぎに折り返し、少し山側に入り込んで丘越えの連続
結構急な斜面もグイグイ登っていく
マーロンが馬がスウェットだと言う
自分の馬をよく見ると確かに汗をかいている
今日は天気が良くて暖かいからね

pokinのブログ

帰路になってからおじさん、頻繁に馬を走らせようとしてくる
おじさんがトゥッ!と言うと各馬一斉にスタートってなもので、さすがモンゴルのホースマン
面目躍如というところ
それにくらべて自分はやはり今日もうまくトゥッ!が使えないでいた
それを見て、おじさんが馬を繋ぐときに使うロープで尻を叩けとゼスチャーで伝えてくる
試してみるもやはりうまく行かない
もっと容赦なく叩いたほうがいいのかしら?
思い切り叩いたら切れて暴れださないかしら?
むむ
どうすれば馬が反応してくれるのか判らない
まだまだ勉強が足りない
でも、馬の突き上げのほうは結構うまく対処できるようになった
早足になったときには余りひざを深く曲げずに、鐙に掛けた足を左右に開いたり閉じたりして
振動を吸収すると楽だと判った
一歩前進かな?

休憩のときに、おじさんに思い切って馬を買いたいことを伝える
たぶんウランマンダルの人から聞いていたのだろう
さほど考える間もなく売っても良いよと言う返事
よっしゃ!
それを聞いていたマーロン達も馬を売ってほしいと言うが、断られてしまった
マーロン達は釣りをする為ここまで来たが、気温が低いせいか湖では釣れないでいた
そして馬で旅行するために来た自分が、本当にそれを実現しそうになっているのを見て、彼らも
馬旅行というちょっとした冒険旅行をしてみたくなったようだ
昨日もここから60kmほど離れた大物が釣れることで有名なチョルート川に馬でいくのも
良いんじゃないかと話していたのだ
それで自分としては、2人が断られて自分は少し残念でもあり、またホッとしてもいた
なぜなら自分は馬での旅を目的としてきているので、ある程度のリスクや苦労は覚悟して
いるが、彼らがどこまで本気なのか判らないのと、多分足手まとい(という言い方は失礼だが)
になる可能性が高いだろう
まあ、自分が足手まといになる事も十分ありえるけどね
でも間違いなく一人のほうが自由が利くし、行動範囲は広く出来る
また自分に時間の余裕が無い事も有る
実際、彼らはキャンプをする為の道具を用意してきていない
しかし逆に一人より三人の方が良い点もある
行動範囲や移動距離は短くなるだろうが、泥棒や強盗に会う危険性はかなり減るだろうし、怪我
をしたときは助け合う事が出来る
それに一人より仲間がいたほうが楽しい
と言うわけで気分的には複雑だった(マーロン、ダフニー、ごめんなさい)

4時ごろゲルキャンプに戻る
夕方おじさんのゲルに行き、馬の料金の交渉をする
ちなみに売ってくれると言う馬は、今日ダフニーが乗っていた馬
体格も良いし、性格もおとなしいし自分には都合が良さそうだ
最初の言い値は 800000 Tg
わぁ!
そうきたか
値切ってみるが 750000
馬装も全部込みだからと言う事だが、一晩考えるといって自分のゲルに戻る
むーん
基本安ければ安いほど良いが、700000 ぐらいにならないだろうか
明日また交渉してみる事にする
夕食はレストランへ
2人を誘うが、やはり自炊すると言う
モンゴル食は嫌いみたいだ
レストランで肉野菜スープとパン
あとビール2本で 4600 Tg

夜、ウォッカを飲みながら雑談
マーロン達は馬をまだ諦めてないようで、明日ウランマンダルに行ってどこかで馬を買えるか
聞くと言っていた
10時半就寝

pokinのブログ

翌日
おじさん達の朝の仕事が終るのを待って、再交渉
宿営する際に馬を繋いでおくための鉄の杭と長いロープもおまけでつけて貰って 730000 Tg
で買うことに決まる
結構田舎に来たと思っていたが、馬の値段はハラホリンで聞いた相場とあまり変わらない点が
ちょっと不満ではあったが
、多分この辺の相場がそうなのだろう
自分はおじさんを信頼している


買う事が決まったら、やる事はいろいろある
予定より馬の値段が高いため、銀行に両替に行かなくてはならないのとキャンプに必要な
道具の買出しだ
馬に荷物を乗せるためのバックまたは袋と紐、それに食料
あと多分必要ないとは思うがおじさんから馬を買った事を証明出来る譲渡証明書的なものも欲しい
おじさんに頼んで近くの町、タリヤトまでバイクで乗せていってもらう

pokinのブログ

タリヤトの町はツァガーン湖に来るとき通っただけだが、この村にはザハは無く、レストラン数軒と
雑貨屋がやはり十数件の小さな村だった
そこの小さな銀行の支店、ハーンバンクで200$両替する
すると偶然だがツェツェルレグから乗ってきた1BOXに一緒に乗っていた英語を話す女性が銀行に
来ていたので、ついでに馬の譲渡証明書が欲しい事をおじさんに伝えてもらう
その女性は多分この村で英語教師をしている人で、最初馬を買う話に驚いていたがちゃんと
おじさんに翻訳して伝えてくれた
おじさんも了解してくれて、女性に礼を言い銀行を出る
雑貨屋に寄ってから役所なのか警察署なのか判らない、なにも看板の無い大きな建物へ行き、
知り合いらしい恰幅の言いい人に頼んで5分ぐらいでなにやらそれっぽい書類を作ってもらった
お礼?にその人に雑貨屋で買ったウォッカを渡してそこを出る
ははは
ほんとにモンゴルって何もかもシンプルに出来ているらしい

pokinのブログ

そのあと雑貨屋を回ってもらい、キャンプ用具と食料を買う
2m幅の綿の保温マット  ×2m  11000 Tg
20kg飼料袋        ×2   1600 Tg
3cm幅のナイロン帯   ×16m  8000 Tg
5mmロープ         ×10m  8000 Tg
ゴム手袋          ×1    2000 Tg
軍手            ×1    1000 Tg
ロウソク5本         ×1    2000 Tg

パン            ×1    1200 Tg
袋ラーメン         ×4    1000 Tg
ツォイバンの麺      ×2    720 Tg

他に護身用の大型ナイフとコンパスも欲しかったので探したが見つからず、諦める

ツァガーン湖に戻り、明日の出発に向けて準備
本当は荷造りをしたいところだが、馬の引渡しと支払いは明日の朝なので、どうやって荷物を
馬に乗せるのか悩む
基本は自分の乗る鞍の後ろに荷物を2つに分けて吊り下げるバイク旅行のとき使う様な
振り分けバック方式がベストだろう
そして出来るだけ馬の肌に触れないように、馬が嫌がらない乗せ方を考えなければならない
嫌がると言えば、ビニールのガサガサ音も嫌いらしいが飼料袋は大丈夫だろうか?
あと、荷物を振り分けた後に残る旅行用のバックパックはどうしたものか?
3年使っていて、かなりくたびれているので捨てても良いのだが馬旅が終ったらまた必要になるし、、、、
明日までに色々と考えなければ

夕方マーロン達が戻ってきた
今日一日馬が買えないか探していたらしい
ウランマンダルの家族の知り合いが売ってくれそうだと言う事だが、どんな馬か確認する事は
出来なかったらしい
そっか
彼らと一緒の馬旅か
ちょっと想像してみる
まあ、楽しいだろうな
しかし、もし彼らが馬を手に入れることが出来たとしても、テントが無い
タリヤトでは売っていないのでツェツェルレグまで買いに行かなければいけないだろう
順調に事が運んでも出発は3日後か
自分は馬で旅行して、終ったら馬を売らなければならないが、馬はすぐに売れるのかどうか
判らないし、馬を売った町からUBまで1日、UBから国境まで列車で1日
馬旅終了から出国まで4、5日見なければいけないだろう
やはり彼らを待つわけにも行かない
自分は明日出発だ
それでも馬の旅は10日間しか出来ないのだ
ここは心を鬼にして明日出発だ