9月10日 8時起き
寒いなと思って外に出ると外は白かった
?
薄く雪が積もっている
寒いわけだ
昨日の夜半から降っていた雨が朝方に雪になったようだ
まさかもう冬が来たとかじゃないよね?
と、これからのやろうとしている馬での旅が心配になる
せっかくここまで来てさむくて出来ません、ではちょっと困る
朝一番先に起きて恒例(ゲルキャンプに居る間は毎日やっていた)の散歩
昨日買ったキムチラーメンで朝食を取り、9時半までマッタリしてから ウランマンダルに向かう
そのころには雪も山以外はすっかり溶けて無くなっていた
ウランマンダルの小屋で1日乗馬をお願いする
馬と馬のガイドが来るのを待つ間、昨日居たツアーガイドも起きて来て チャイを飲みながら談笑
彼はUBの ホンゴル G.Hのガイドらしい
英語で話せるので通訳してもらって馬を買いたいがこの辺で買えるだろうか と言う事をウランマンダルの人達に伝えてもらうと最初は驚いていたが、 どうやら馬は買えるだろうとの事
良し!
と、そこに馬のガイドさんが到着したようだ
だが、そのガイドというのが自分の泊まっている宿のご主人だった!?
ちょっと微妙な空気が流れる
宿の主人は何か言いたげだ
馬に乗りたいんだったら自分に言ってくれればいいのに、、、、ということだろう
はい
十分つたわってます
すいませんでした
でもあそこで乗馬もやってるなんてぜんぜん判らなかったというか 知らなかったもんで、、、、
で、なんやかんやで11時に乗馬開始
ホンゴルの人のアドバイスで乗馬が初めてなら、今日行くのは火山に行く コースが良いと言うので
そうすることにする
さて、これから初乗馬で少し緊張するも、騎乗は特に問題なし
おじさん(宿のご主人)のトゥッ!という息吹きの様な掛け声で馬は歩き出す
振動が思ったよりすごい
乗りながら写真を撮ろうしたがかなり大変だった
途中でマーロン達が居たので挨拶する
どーだい!馬に乗れてるよ~!となるだけカッコつけて2人を追い越す
彼らも今から火山に行くらしいが、こっちは馬だからお先に失礼(ちょっと優越感)
下からの突き上げを吸収するのに苦労しながらも、大きな問題はなく順調に馬は進む
おじさんの馬は斜め後ろを付いてきて、まずい方向に馬が行きそうになると左右に 先回りしながらプレッシャーをかけてコントロールしていく
出発してから30分
ツァガーン湖の入り口の急斜面をこえて1km程のところにある溶岩洞窟の 入り口で休憩、一服
地面に1mちょいの穴が開いている
おじさんが洞窟に入ってみろというのでチャレンジしてみるが、自分は普通の人よりちょっぴり
ふくよかな体型なので諦める
Tシャツにトレーナー、その上に麻のパーカーと合羽を着込み、下はロングにも ショートにもなる
カーゴパンツ&タイツという現在、防寒対策最強の状態だが 朝の雪のせいか結構さむい
タバコを吸い終わって乗馬再開
ここから溶岩地帯に突入
赤茶けた岩がつきでているなか、くねくねと細い道を馬は進んでいく
道が険しいので馬のスピードも遅くなり、自分も少し余裕が出来ていて腰を 使って振動を
吸収し、分かれ道や岩をよける際にたずなを使って左右に 誘導出来るようになる
面白い
っていうか自分乗れてね?(笑)
そして火山の登り口に到着
時間を見ると出発から1時間半ほど経っている
そこに馬とおじさんを残して登山開始
でも登山というのも大袈裟で呆気なく、山頂に到着
10分、高低差100mぐらいかな?
でも、上から見下ろす火口は結構な迫力がある
直径200m以上あるかな?底までは100mぐらい
そしてなぜか先にマーロンとダフニーが来ていた
なぜ??
聞くと湖の他のキャンプに滞在していたツアー客の乗る車に便乗してここまで来たらしい
はは
そういうことですか
彼らは火口の底に降りて行き、自分は火口の縁を一周して下山
嗚呼
天気が良ければ絶景を楽しめたであろうが、残念ながら天気に恵まれなかった
非常に残念
登山口の軽食を売るおばちゃんのホーショールを2個食べて帰路に着く
帰りは時折早足を混ぜながら、行きの時より速いペース
早足にするときもあの トゥッ! という掛け声を掛ける
おじさんが自分にもやって見ろと言うが、自分がやっても馬は言う事を聞かない
音程がちがうのかしら?
わからない
それと早足のときの振動は腰だけでは吸収しきれないので腰を浮かして膝で吸収するも運動不足
というか普段使っていない筋肉を使わなきゃなので足がつりそうになる
しかしそれは馬に乗っていれば自然と解決するだろう
早足にするコツがいまいちよくわからないが、早足は振動がスゴイので嫌いだ
でも、あんまり使わないようにすれば無問題
歩く、曲がる、止まるは問題無さそうだ
いけるじゃん
自分、馬に乗る素質あるような気がしたんだよね~
きっと前世はモンゴル人だったに違いない
と、うぬぼれが暴走しつつ、ウランマンダルではなくなぜか自分宿泊している宿に到着
馬を繋ぐ木の杭に、自分でもやい結びを作って馬をつなぐとおじさんは結び方をチェック
OKみたいだ
おじさん、ちょっと感心してる
(実はロープワークは自信あるんだよね)
時間は3時過ぎ
どうやら今日はこれで終了のようだが、まだ時間も早いのでおじさんに自分だけであと30分ぐらい
乗りたいんだと言うとOKがでた
そんでわと、馬を繋いでいる縄を解き、よっこらしょっと騎乗
しかし、今度は馬は動いてくれなかった
トゥッ!
動かないで足元の草を食べている
踵で腹をちょっと蹴る
動かず
これは厳しい教育的指導が必要なのかとも思ったが、せっかく今日一日で芽生えたであろう自分と
馬との心の絆を台無しにしたくないという、ジャパニーズが陥りやすいメルヘンでスィートなマインドに
邪魔されて何も出来ず
やり方がまずいのか、なめられてるからなのか何度やっても馬さん、草を食んでいる
馬上でしばらく待つが、馬の食事が終る気配もないので乗馬はあきらめる
ホワイ?
今日一日で培われた自信が見事粉砕されて、正気(笑)に戻りちょっと考えてみる
泰斗君のブログには長距離の移動中、馬に水をやってはいけないとあった
どうしてなのか?
考えた結論は、途中で水をたらふく飲んでしまうと馬の動きが鈍る、もしくはよく動かなくなるのではないか?
そうすると別の疑問、草も食べさせないのか?というのも浮かんでくる
確かに日中に水も草もやらなければ、宿営地に着くまで馬も懸命に働くであろう事は想像出来るが、
一歩間違うと馬を弱らせる事にもなりそうだ
初心者にはむずかしい判断が必要ということか
今日の乗馬中を思い起こすと、おじさんは休憩時にはたずなを馬の鞍の後ろに必ず引っ掛けていた
鞍は股間に当たる前と、腸骨の上部に当たる後ろ部分に金具が突き出している
その後ろにたずなを掛けると丁度、馬は正姿勢といったらいいのか首を上げた状態に固定(もちろん
左右に首は振れるが)されて首を下げる事ができなくなる
たずなはそういう長さになるよう、決められてるのだろう
おじさんのゲルに行って今日の代金 20000 Tg を払い、時間もあるので散歩
すると、渡辺哲に雰囲気の似た渋いおじさんが馬に鞍を着けているので見学
なるほど、なるほど
渋おじ、こちらに教えるように蔵を着けてくれて最後にニヤリと笑いかけて走り去っていった
渋おじはゲルに来た初日、おじさん夫婦の夕食に同衾した際に後から来て一緒に食事をした人で
多分おじさんの兄弟か従兄弟だと思われる
最初ヤクザにも似た雰囲気で喋るのも躊躇われたが、挨拶するといきなり韓国語を喋りだして驚いた
前に韓国がらみの仕事でもしていたのだろう
言葉の壁のせいでほとんど会話しなかったが、笑うと以外に親しみのわく、いい人だった
How to 乗馬 今日覚えた事
鞍の着け方
騎乗の方法
鐙に靴を深く入れてはいけません
歩かせ方(要再試験)
曲がり方
止まり方
早足の始め方(未修)
馬の振動の吸収
馬の繋ぎ方
休憩時、たずなの処理
馬との心の絆(プライスレス)
4時ごろ戻ってきたマーロンとダフニーはツァガーン湖で泳ぐという
まあここにはシャワーは無いから、、、、とはいえこの寒い中とても湖に入る気にはならない
誘われたが丁重にお断りする
ちなみに自分は逆境に強いタイプなのでまだ大丈夫
はは
夕食はゲルキャンプで頼み、マーロン達と3人で具が羊肉だけのモンゴルやきそば ツォイバンを食べた
味はまあ良いとしても少しは野菜を使っていただけると助かるんですが、、、、
明日はマーロン達も馬ツアーに参加したいという
もうここで乗馬が出来ると判っているので、おじさんにその事を頼む
皆、火山には行ったので明日はツァガーン湖沿いコースで頼んだ
疲れていたので自分だけ9時半に就寝
明日で乗馬訓練は十分か?それとももう一日必要か?
あと、そろそろ馬を買うために動かないといけない気がしてきていた
そろそろ2週間
ノービザ期間一ヶ月の半分が近づいてきていた




