かわいそうだけでは助けられない 野良猫さんのこと⑪ | 城下町にゃんこの会 保護猫たちの日記

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飼い主のいない猫たちの不妊手術TNRを中心に 保護猫たちのずっとのおうち探しの活動をしています
毎月第三日曜日譲渡会 開催しています

おはようございます 奥です
かわいそうだけでは助けられない 野良猫さんたち

 

なぜ TNRが必要なのか

殺処分対象となるほとんどがお外で生まれた幼猫たち
そして 虐待の対象となるのは すべて

お外にいる人なれしている猫たち
殺処分 虐待をなくすための手段は 

不妊手術を施してその猫数を減らすこと以外には
方法がないと 私は思っています だからこそのTNR と



和歌山市内北部のある川沿い 12匹の猫たちが
一度に捨てられました。






大人猫 中猫 子猫 たくさんの猫たち

 

その猫たちを見つけた方は どうすることもできず相談してくれました
なんで こんなにたくさんの子達が一度に捨てられたのか・・
しかも 全員人なれしているのに・・・

この場所では たとえ不妊手術を施しても リターンをすることは
難しく 全頭保護 となりました


一番大きかったすべての猫たちのマザー的存在だったまみーちゃん
その後 ももちゃんとともに 素敵なおうちに迎えていただきました


保護後 すぐに感染症で亡くなってしまった前髪ちゃん ごめんね


あいちゃん 目の治療をして 今は明彩ちゃんと名づけられてやんちゃに暮らしています


みどりちゃん 今は どりちゃんとお名前をもらい幸せに暮らしています

おうちの中から突然放り出されて 路頭に迷った猫たち
不思議な事に この子達全員が女の子だったんです
こんなことってある? 普通ないですよね。

猫をかわいそうに思い お家にいれた その猫たちが増えていった
恐くなってどうしようもなく女の子だけを

捨てたんじゃないかと私には思えました。


こうして捨てられる猫たち
最初の一匹に 不妊手術さえ施していたら こんなことには
ならなかったはずなんです。
飼い猫はもちろん お外でご飯をあげている猫たちにも

不妊手術さえできていたら
こんなにも不幸な猫はいなかったはずなんです。


大人猫さん そして中猫さんは 健康状態も悪くなかった
それでも 子猫たちはボロボロでした
5月初旬の当時で 生後2か月程度の子たちでした

元飼い主さんは どんな気持ちで この子たちを捨てたんだろうか?
今でもそのおうちにいるはずの猫たちは生きているのだろうか?
考えてもしかたがないけれど 人間って残酷で勝手な生き物と思います


それでも その人が 猫を飼うなら避妊手術が当たり前としっていたら?
和歌山スペイクリニックさくらねこのように 安価に手術してくれる病院があったら?
もしも増えた時でも 無料不妊手術ができていたら?
こんなに不幸な命 不幸な猫は生まれなかったはずなんですよね





みどりちゃん改め どりちゃん  しあわせにゃあ~


いつかこうして素敵な家族に迎えられて幸せな猫ばかりに
なってくれることを夢見つつ・・・
保護猫たちが家族として迎え入れていただけるように
そしてお外にいる猫たちが 誰かに見守られて せめて地域猫として
生きていけるように 頑張ります


不幸な命を産まさない 不妊手術で救いたい猫の命https://readyfor.jp/projects/joukamachinyankonokaiTNR
どうか お力お貸しください