前回のあらすじ~
煌めく星が色んな意味でピンチに立たされた
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緊急ベストボックス場に居たシュウは……
シュウ「…………あ、こっちですよ!!」
誰かが来たことにホッとしていた…………その人物とは……
一方、ハンターが二名も近くにいる煌めく星&泉チームは……
煌めく星は一人で壁に背を当てたままタイミングを図っていた……
煌めく星「…………よっ」
ハンター「…………!」
そして、一度建物の角から顔を出した時、ハンターが煌めく星を認識し、確保に向かった……!
煌めく星「よし、来た!!」
煌めく星は一人でそのまま走り出した…………そして少ししてからハンターも角を曲がって追い掛けてくる…………が、
ハンター「…………!」
煌めく星の真正面からもハンターがやって来る……
煌めく星「ま、正攻法とは言えねぇけど…………一か八かの大勝負っ!!」
そう叫ぶと、真正面から向かってくるハンターの手が自分に掛かる寸前に体を屈めて右側にゴロンと転がった…………結果は……
ハンター「っ!!…………」
ハンターは不意をつかれ、少しつまずいた。
煌めく星「うしっ!!」
煌めく星はチラリとそれを横目で見つつ即座に転げそうになりつつも立ち上がると、再び走り始めた……そして、煌めく星はハンターを2名引き連れたまま別の建物の角に姿を消した…………
そして、誰も居ない事を悟り少し建物の死角となっていた場所から姿を現したのは…………
泉「煌めく星さん……大丈夫かしら…………」
泉だ……彼女の手には逃げる為のコインが握られている…………そう。先程、煌めく星の指示により隠れていたのだ……
泉「……にしても、「とにかくバスの近くに行って、時間が厳しかったら一人で乗れ」だなんて…………どこぞのメロドラじゃ無いんだし…………まぁ、その機転のお陰で安心してバスの近くに行けるから良いんだけど……大丈夫かしら…………?」
泉は煌めく星の心配をしつつも、彼の意を汲み、バスのある入口方面へと走って向かった…………
一方、その頃……入口では、とある二人組がバスに乗り込もうとしていた…………その二人とは……
輝一「無事に辿り着けたね」
信也「ああっ! ……どうやら、煌めく星はマダっぽいな…………アイツよりも先にミッションクリアしてやったぜ!!」
輝一「はいはい……んじゃ、乗り込むよ」
信也「おう!」
輝一がガッツポーズをしている信也を軽くあしらいつつも一緒にバスに乗り込んだ。
神原信也&木村輝一 チーム赤ベスト組 clear
そして、一方の煌めく星はと言うと…………
煌めく星「はぁ……はぁ……はぁ…………」
ハンター「…………」
ハンター「…………」
ハンター二人から辛うじて逃げ切った様子…………やはり執念、恐るべし。
煌めく星「はぁ……はぁ……逃げ……れたけ……ど、息切……れしすぎ…………だ……時間、までに、は……厳、しい……な…………」
煌めく星は立て続いたハンターからの逃げ切りにより、体力を著しく失っていたため、その場に大の字に寝転んで少しでも体力を回復させようとしていた…………がしかし、100体ハンター放出まで残り時間3分弱……この場所からは距離的には厳しいか…………?
そして、再び入口……また、二人組がやって来た…………彼らは……
シュウ「にしても、無事に辿り着けましたね…………キラさん」
キラ「だな……」
シュウとキラ……デジモンテイマーのオリ主と原作主コンビだ…………そう、シュウの待っていた人物とはキラだったのだ。二人とも、白のベストを着用している…………
キラ「それにしても……連絡受けたときは本当に助かったぜ…………」
シュウ「いえいえ……僕だって誰かと一緒にクリアしたかったので…………」
そんな会話をしつつ、二人はバスに乗り込んだ。
星野煌也・龍崎周 臨時コンビ clear
これにより、残ったのは……
トモヒロ「え、誰も居ないの……? 殆ど会わないけど…………ちょ、これ大丈夫なの…………!?」
誰とも会わずに焦りを見せているトモヒロと……
煌めく星「はぁ……はぁ…………まだ休憩したいけど、行くか……」
まだ激しい息切れしているにも関わらず移動を始める煌めく星……
泉「……後、1分と少し…………あ、1分なった……」
煌めく星と一緒にミッションをクリアしておきたい泉の3人だ…………しかし、残り時間は僅かとなった!
60
トモヒロ「ちょっと、ねぇどうしよう……ホントに誰とも会わないんだけど…………」
52
煌めく星「はぁ……はぁ……」
44
泉「…………そろそろ、バスの前に移動します」
36
トモヒロ「本気でヤバいって!!」
28
煌めく星「ふぅ……ふぅ…………(間に……会わないか…………)」
泉「……残り10秒。乗り込みます!(煌めく星さん、ゴメン!)」
織本泉 clear
泉が乗り込んだ直後、入口は閉まりバスは新しい場所へと動き始めた…………そして
ハンター軍団「…………」
100人のハンター軍団が放出された…………
牢屋DEトーク(短めだよ)
十代「あ、あれハンターじゃね!?」
アスカ「うわっ……スゴい迫力…………」
翔「アレに捕まったらトラウマ物っすね…………」
全員『うんうん……』
一方、バスの中では……
信也「お、泉じゃねぇか!!」
泉「あ、信也に輝一……無事にクリアしたのね」
輝一「うん…………? 煌さんが居ない様だけど……」
泉「えぇ……ちょっと、ね…………」
信也「なーんだ!アイツダメだったんじゃねぇかよ!!カッコつけやがって……」
輝一「あ、アハハ……(うわ……流石にそれは無い…………多分、泉ちゃんを逃がそうとして犠牲になったんじゃないのかな??)」
泉「はぁ…………流石、拓也の弟……(ほんっとーにデリカシーが無いわね……私達の状況を知らなかったくせしてから…………)」
信也「だからその呼び方止めろって!!」
泉「はいはい……」
煌めく星「…………ダメ、か」
煌めく星がその場に座っていると、近くを通ったハンターに見付かり……ハンターが駆け寄って来ると……軽く肩に手を置かれた。
タタタタ……ポンッ
煌めく星 確保
煌めく星「あ~……なんか、久しぶりに完全燃焼した感じ…………」
煌めく星……2回もハンターを振り切ったものの、ここで無念の確保だ…………
一方……
トモヒロ「え、時間どうなって…………あ¨、これアウトじゃんか!!ヤバいヤバい……」
時間を確認してミッションに失敗した事を知ったトモヒロはどうしようかを迷っていた……
トモヒロ「どうしy…………ん?」
何かの音に気付いたトモヒロが振り向くと……そこには…………
ドドドドドド……
トモヒロ「ギャーーーーー!?ハンター軍団っ!?」
そう、大量のハンターがトモヒロを確保しに向かっていったのだ……
トモヒロ「ちょちょちょ……嫌だ嫌だ嫌だぁぁぁぁぁぁぁ…………あっ!」
ズベッ
トモヒロが焦るあまり、足下の石につまずき、転んでしまった。
トモヒロ「いたた…………う、うわああああああっ!!」
立ち上がろうとして一度振り向くと、既にハンター軍団は目の前…………
トモヒロ「ホントーにごめんなさい~~~~~~~~!!」
トモヒロは転んだ状態のままハンターの群れの中に埋まった。
竹富智弘 確保
トモヒロ……ここで散る。
泉「……あ、メールね…………『ミッション終了』」
信也「『ミッション失敗により、煌めく星と、竹富智弘が確保された。』俺の勝ちだなっ!!」
輝一「(この場合、煌さんのリタイア……じゃ無いのかなぁ?(苦笑))」
満「『尚、竹富智弘は裏切者であった為、今までの通報した賞金は没収となった……』…………なるほど、コイツが犯人か……」
シュウ「あ~……」
キラ「アイツがやってたのか……」
満「後で仕置きしてやらねぇとな…………覚悟しろよ」
バスの中にいる皆『……(こわっ…………合掌)』
この時、バスにいた満以外の5人はトモヒロの無事が無いことを知った…………
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残りtime45:00(全員移動中の為、時間ストップ)
現時点賞金900,000円
コインは全員不所持の為、割愛
ベスト着用中逃走者
満(青)
信也&輝一(赤)
泉(黄色)
未ベスト着用逃走者
シュウ
キラ
確保者(裏切り者が確保されたために、マークは消しました)
ヒロユキ
十代
翔
明日香
アスカ
龍騎(青ベスト着用中)
煌めく星(黄ベスト着用中)
トモヒロ(裏切者)
裏舞台DEトーク
作者「よーやくここまで来たね」
T「にしても、残り5人か……ちょっとやりすぎたかな?」
M「んにゃ、全く問題ナッシング。後でちゃんとリカバリー入れてるから」
作者「頼むよ?書いてるこっちとしてはもう少し多い状態でここを迎えたかったんだから……」
T「すべては運の女神様(ダイス)が決めてるもんなぁ。やりすぎ感半端ない……」
M「まぁ、そこは俺にお任せあれ~♪」
作者・T「「(大丈夫かなぁ……)」」