オンラインポーカーで飯を食っている、いわゆるポーカーのプロ達は、
かなりおいしい仕事をしているはずです。

なぜなら、オンラインポーカーはレーキ(場代)が安い上に、
ツールを使えば各プレーヤーのデータを集めて有利にプレーができるからです。

しかも、多面打ちが可能で、一度に10面、20面とかでプレイすれば、利益を倍増することができます。

このように、リアルではとても出来ないことがオンラインでは可能なのです。

そして何よりもおいしいのは、「オンラインポーカーは稼げる!」と聞いてノコノコと現れる
新参プレーヤーが後をたたないので、エサが豊富なのです。

もしあなたが、あまい幻想を抱いてオンラインポーカーをはじめようと考えているなら、
彼らのエサになって終わってしまわないように注意してください。

テキサスホールデムでは、ゲームに参加しなければお金(賭け金)を払う必要はないのですが、
しかし、実際のところは参加費を徴収されてしまいます。

では、ゲームに参加するためにいくら支払わなければいけないのでしょうか?

ポジションの説明で、SB(スモールブラインド)とBB(ビックブラインド)というのがありましたが、
この2つのポジションに着いたときに限り、無条件で賭け金を支払わなければいけません。

カードを見る前に支払うので、「ブラインド」といいます。

テキサスホールデムでは、お金の単位に”bb”というのを使用するのですが、
支払う金額は、SB(スモールブラインド)は0.5bb、BB(ビックブラインド)は1bbです。

bbの金額は、それぞれの卓のレートによって違ってきます。

例えば、エベレストポーカーの最低レートだと、1bbが$0.02なので、
SBは$0.01、BBなら$0.02を支払うことになります。

6人卓だと、6ゲーム毎に、$0.03を支払うことになります。

1bbが$10のレートで計算すると、SBが$5、BBは$10、
6人卓だと、6ゲーム毎に、計$15を支払わないといけません。

状況によって変化しますが、1時間に90ゲームのペースでゲームが進行したとすると、
$225の支払いが必要になってくるというわけです。

ポーカーをやるうえで必要なスキルのひとつとしてピックアップしたいのが、
「毛の生えた心臓」ではないかと感じています。

ポーカーでは、忍耐強く、良いカードがくるのをじっと待つことも必要ですが、
ネライのカードが来た時には、即座に戦闘モードに切り替えて、強気で打って出ないといけません。

レイズ(賭け金を吊り上げること)、リレイズ(賭け金をさらに吊り上げること)が飛び交う激戦状態の中であっても、
たとえどんなに負ける可能性が残っていたとしても、
打つべき時に強く出なければ、相手に弱気を読まれて反撃されてしまいます。

勝利を確信し、安心できる戦いというのはそう多くはありません。
ほとんどが、相手の出方を読みながらの戦いになります。

状況によっては、たじろぎを見せたら危険です。
アグレッシブな相手からは、レイズが飛んでくるかもしれません。

そんな時は、さらに弱気になって冷静な判断が出来なくなるだけでなく、
自分のハンドが相手よりも強いのか弱いのかもわからなくなってしまいます。

たとえ勝っていたとしても、フォールドせざるを得ない状況に追いやられてしまうということもあるのです。

また、運よく相手がフォールドしてくれれば戦い終了ですが、コールされた場合には注意が必要です。

即座に戦闘モードから防御モードに切り替えて、次の出方を考えなければいけません。
新たな戦いが始まるのです。

このように、ポーカーは、相手が全員フォールドするか、ショーダウンを迎えてゲーム終了となるまで、
心臓をバクバクさせるような戦いが繰り広げられるのです。

ポーカールームには、無料の卓と、有料の卓があるのですが、無料と有料では全く緊張感が違います。
特に、有料の高レートになるほど、その緊張は増してきます。

毛の生えた心臓がほしいと、ポーカーをやってて、つくづくそう感じさせられます。

テキサスホールデムで使われる役は、通常のポーカーとほぼ同じです。

強い順に列挙すると、

1.ロイヤルストレートフラッシュ
2.ストレートフラッシュ
3.クワッズ
4.フルハウス
5.フラッシュ
6.ストレート
7.トリップス/セット
8.ツーペア
9.ワンペア
以上の9種類です。

若干、おなじみのポーカーと呼び名が違うかもしれませんが、
クワッズとはフォーカードの事で、トリップスとセットは、スリーカードの事です。

ご存知のように、フラッシュとは、5枚が同じスーツ(ハート・スペード等のマークのこと)に
揃ったカードをいいますが、ストレートには、
最強のAKQJTを筆頭に、再弱の5432Aまでの10種類があります。

中でも同じスーツで、AKQJTの5枚が揃ったストレートになると、ポーカー最強の役である
ロイヤルストレートフラッシュとなります。(10は、Tと表現します)

ちなみに、ロイヤルストレートフラッシュが出来る確立は、わずか65万分の1程しかありません。

ストレートフラッシュでも、約7万分の1、クワッズ(いわゆるフォーカード)でやっと4千分の1程度なので、
これらの役は、戦略的には、ほとんど無視していい確率です。

先日、クワッズを目にしてオォッと思ったことがありましたが、
通常のゲームでは、フルハウスがでれば、ほぼ無敵と考えていいでしょう。

ところで、スリーカードを、トリップス/セットと分類しているのは、それぞれに違いがあるからです。

テキサスホールデムでは、ボードにあるコミュニティーカード3枚と、手持ちのホールカード2枚を使って
5枚の役をつくるのですが、

例えばAAAをつくる場合に、ボードにAが2枚あって、手持ちにAが1枚あるのと、
ボードにはAが1枚で、手持ちにAが2枚あるのとでは、状況が全く違います。

前の例をトリップス、後の例をセットというのですが、セットの方が圧倒的に有利です。

別の例をあげると、ボードがAJ2、あなたが22で、相手がAJを持っていたとするとどうなるでしょうか?

おそらく相手は、222のセットには気付かず、AJでツーペアができたと、よろこんでポットに大金を注いでくれるでしょう。

当ツーペアよりセットの方が強いです。あなたは大きなポットを手にする可能性が高くなります。

ところが、ボードがJ22、あなたがA2で、相手がAJだった場合はどうでしょうか?

相手はワンペアですが、トリップスには負けるのがわかるので、警戒されてポットはあまり膨らみません。

このように同じスリーカードでも状況が異なるため、トリップスとセットは分けて考えられています。

最後に、もし同じ役を持っているプレーヤーが複数いた場合は、どうなるでしょうか?
その場合は、数字の強い方が勝ちになります。

2のワンペアよりも3のワンペア
4と5のツーペアよりも、2と6のツーペア
という具合です。

そして、役も、数字も同じ場合は、引き分けです。
ポットのお金は均等に分配されます。

テキサスホールデムでは、強いと思うカードを自分が持っていたとしても、
相手がもっと強いカードを持っていれば負けてしまいます。

逆に、弱いと思うカードでも、相手がもっと弱ければ勝つことができます。

しかし、コミュニティーにどんなカードが出てくるのかはわかりませんし、他のプレーヤーがどんなカードを持っているかも見ることはできません。

そのために、相手がどんなカードを持っているか? を予測することは、とても大切なことです。

どんなに大きなベットをしてきたとしても、相当のカードが自分より強いとは限りません。
自分が勝っているのにフォールドしてしまったら、利益を得るどころか、賭け金は全て持っていかれてしまいます。

逆に、実は強い本物の手に、偽者だろうと判断してコールしてしまったら、大損害を被ってしまうのです。

強いカードを持っていなくても、大きくベットすることで、相手に自分は強いカードを持っていると思わせる行為を
ブラフ(平たくいえばハッタリ)というのですが、相手のカードが何かを見抜けないと、ブラフに惑わされてフォールドしてしまったり、フォールドするべき時にしないで大損害を被るといったことを繰り返すことになり、
あっという間に破産に追いやられてしまいます。

相手はどんなカードを持っているのか? その手は本物か偽物か?
これらをより正確に見分けることは、ポーカーにおいて重要なスキルといえるでしょう。