会社の野球チームがしばらく前に解散し、倉庫の奥底に眠っていた軟式ボールが久々に出てきたらしく、数個頂戴してきた。「A球」「C球」はまだ分かるが、「L球」というのもあった。なんだ、これは?と思ってインターネッツで調べると、どうやら20年ほど前に一般用の規格として流通していたのだそうだ。J球(父)世代としては、なかなか興味深い。
と、それだけ年季の入ったものだからだろう、相当に汚い。真っ黒である。溝や縫い目は残っているので、倉庫で眠りすぎて黴びてしまったと思われる。私も別に潔癖ではないほうだが、さすがにこのボールはそのまま使えない。
ということで、軟式ボールを初めて洗ってみることにした。
太郎の所属するチームには、ボール専用のお椀型ブラシというのがあって、とても便利なのだが(欲しい)、それを借りてくるのも面倒だったので、靴洗い用のブラシで代用した。
ちなみに我が家には軟式ボールが20個ほどある。最初の頃にスポーツショップで買ったもの、バッティングセンターでもらったもの--、そして大半は河川敷のグラウンドで拾ってきたものである。勝手に我が家のマークをつけて、バッティング用のボールにしている。ちなみに、さすがに日々の朝練はJ球でやっている。
落ちているボールは、M球ないしA球が多い。やはり大人の草野球チームが残していくのだろう。大人は飛距離が子どもに比べて伸びるので草場に入りやすいし、少年野球チームはしっかりしていることが多いので最後までボールを探す傾向にある。
で、こうした有象無象のボールを一気に洗うことにした。
まずはぬるま湯につけてこすり洗いをしていく。頂いた真っ黒ボールは、この時点で相当綺麗になった。ゴムの変色などではなく、土かほこり、カビの類いだったのだろう。何の問題もなく使えそうだ。
さらに仕上げで酸素系の漂白剤を桶にぶち込み、つけ置きする。約2時間ほどつけ置いたが、まあ、まあ白くなった。
ビフォーアフターのビフォーを取り忘れたのが痛恨なのだが、洗い終えた我が子たちがこれである↓↓↓↓
なんとも気持ちよさそうなボールたち。久しぶりにロングティーでもやってしばいてやるか、という気持ちになった。仕事休みたい。