ドンキで気になったので買ってきた。
小さくて可愛らしい見た目とカラーリング、だがよく見るとどう見てもM1911ガバメント。
カワイイと無骨を混ぜてしまったおもちゃが目に入ったが最後。袋の上からどこが可動するのかガチャガチャ試し、袋にシワをつけてしまったなら仕方ないので買おう、と触ってないやつも含めて手にレジへ向かった。1個500円ちょい。
光るやつも買いました。
こっちは600円くらい。少しだけ高い。
袋を開けるとこんな感じ。
スケルトンの方はスライド内が光ります。
ただ、少し残念なことに、ピンクの方のフレームでセーフティを一度解除すると解除されたままになるハズレを引いてしまいました。
買うときは袋の上からセーフティを押して、ちゃんと戻るかを見た方がいいかも。
[追記]
フレーム分解して直しました。
[追記終わり]
と、ここで「ん?」と思った方もいると思いますが、このセーフティ、ガチでちゃんと解除しないとトリガーを引けません。
袋に書いてあるトリガーおよびブローバックとセーフティが可動するものになります。
弾倉はなし。マガジンリリースボタンも押せません。ストッパーも無可動。ハンマーはブローバックに合わせて動く(回転する)ものの、ただの飾り。
[追記]
ストッパー動いたわ。反対側からネジ止めされてる形なので、少し緩めば摩擦でブレーキかけながら回ります。
[追記終わり]
また、ホールドオープンはしないものの、
[追記]
ホールドオープンしました。
ただし、スケルトンは設計ミスと思われる原因でホールドオープンしません。
というのも、まず通常色スライドはバネを受けるくぼみがあります。
しかし、スケルトンはそこにスライド同士を接続させるネジの軸があります。
その分だけバネの伸縮できるスペースが狭くなってるので、ホールドオープンできるまでスライドを引けません。
ってことで何とかして削ろうと思います。
が、削ってタミヤセメントで接着という勝利への道筋は狭いわ厚いわで断念。
ここを少し折ることで対処できました。
かわいいね。えっちだね。
[追記終わり]
スライドストップは本当にスライドの留め具です。
スライドストップは本当にスライドの留め具です。
つまり、言い方を変えるとモデルガンです。
カワいいツラをしてこいつモデルガンです。
ということで分解していきましょう。
スライドを半分ほど引いて、スライドの切り欠き部分とスライドストップを合わせる(実銃と同じ)。
切り欠けを合わせた状態で、スライドストップのピンを細いものなどで押す。
スライドストップが取れる。
スライドを引いた状態でトリガーを引き、引いたままスライドを前に動かすと分離。
ちなみにスライドを引かないままトリガーを引くとスライドを発射できるので、分解RTAでは必須の技術になります(なりません)。
最後にバレルの取り外し。
少し押して、
斜め下に取り出す。
(色が違うものの、)
基本的なパーツを全てバラすとこんな感じ。これ以降はネジを外す必要があります。接着剤はおそらく未使用かな? バラしてないからわからないけど。
ちなみにスケルトンの特権である光るギミックはバレルで完結していて、配線などはなし。動力は電池。電池切れたら交換できんのかなこれ。
ただ、
バレルは単純にモナカ構造なものの、工場はめ込みの時点でめっちゃ白化してるので、電池交換は物理的に無理臭いです。絶対割れる。
ということで基本的なパーツは分解できるので、つまり色変えカスタムができます。
・ピンクスライド
・青フレーム
・スケルトンバレル
・スケルトンスライドストップ
・ピンクガバメントのスライドをピンクスケルトンに
ちなみにランヤードリングはアホほど小さいものの、キーホルダーリングは取り付けられます。
ランヤードをとりつけてホルスターにいれるなり、ストラップとしてぶら下げるなりが可能です。
[追記]
ネジ外してフレームの分解しました。
内部構造。
見立て通り、弾倉がケツのフタしかありませんでした。
スケルトンバージョンはネジ位置が逆だったり軸が一部違ったりで若干違いがあるものの、基本的に構造は同じです。
ただ、やっぱり軸が違ったり、そもそも接合方法が違ったりというパーツが結構多いので、ノーマルとスケルトン間のパーツ交換は少し制約が多め。
以下に載せます。
まずトリガー。左上の形状が違って、スケルトンの方が面積が大きいです。
そのためノーマル色フレームと干渉します。削ればいいかもしれませんが、そうするとスケルトンフレームに戻れなくなりそうで怖い(まぁ別に600円ぐらいのものだけど)。
次にトリガーとセーフティをつなげてるパーツ(名前なんすか)。
ここは軸径が違うので交換不能な上、そもそも見えなくなるので交換する意味がない。
セーフティパーツ。
肉抜きの有無はあるものの、全く同じ形状なので交換可能。
ランヤードリングがついてるアレ。
見ての通り接合方法が違いすぎるので交換不能。
弾倉(弾倉……?)。
形状が全く同じなので交換可能。
グリップパネル。
スケルトンも全く同じ形状なので交換可能。
っていうことでピンクフレームのセーフティ不具合を直すついでにパーツ交換してみました。
かわいくてすき。
ということで、安いちゃっちーおもちゃかと思ったら明らかにミリオタが設計したおもちゃが買えるので、見かけたら是非。
ワイはドンキで買いました。クレーンゲームでも見ました。
いいおもちゃだと思うんで、次はHKのなんかでおねげーしゃす。