東京マルイ SG-09R 買った | 金八先生「廃れた人と書いて、廃人と読むのです」

金八先生「廃れた人と書いて、廃人と読むのです」

人間は滅んだ方がいいと思っている人のブログ

 バイオハザードRE4における初期ハンドガン、SG-09Rを買った。
 商品レビューというよりは買ったぜいええええええええ!をまとめていく。
 
 まず箱。
 白いダンボールの中に専用のケースが入っている。
 しっかりとした箱なので収納に便利なものの、この箱も保存しておきたいので、結局白いダンボールに戻して保管している。
 
 開けるとこんな感じで本体とマガジン2つが入っている(未開封時点ではビニール袋入り)。
 マガジン入れるときに向きがわからなくなりがち。
 なお本体にマガジンを入れてても収納可能。
 
 で本体。USPのカスタムモデルであり、シルバースライド、コンペンセイター、レール部分が延長されたフレームが特徴。
 そもそもSG-09RはRE4で初登場のハンドガンであり、本家バイオ4の初期ハンドガンは別物。
 ただ、どちらもUSPのジョウ・ケンドカスタムであることは同じで(だったよねたしか)、本家4初期ハンドガンは木製パーツを用いたグリップパネルやネジ切りされた延長バレル(サイレンサーを装着できる)といった特徴があった。
 しかしブラックフレーム+シルバースライドは共通点となっていて、パッと見の見た目は踏襲されている。
 
 SG-09Rは中でも先端のコンペンセイターが最も特徴的であり、追加オプションであるはずのコンペンセイターにフロントサイトが搭載されているので、コンペンセイターを外すことが想定されていない(コンペンセイターを外すと照準器も外すことになる)。
 この違いこそがノーマルUSPとの明確な違いであり、SG-09Rの謳う「同一にして異なる」を真っ先に体現しているパーツである。
 
 逆側。
 kendoの文字が刻印されている。
 サムライエッジから引き続きガンショップケンドによるカスタムを示している。
 クリスらのサムライエッジとは違って個人専用カスタムではないが、4にてレオンがケンドカスタムガンを手にすることで、主人公格のほぼ全員がケンドの銃を持つこととなった。
(クリスのは1で紛失したきりだが(ただしRE時空は本家時空と別世界線だと判明したので、RE時空では紛失していない可能性がある))
 
 ホールドオープン。
 HKハンドガンで特に馴染み深い、上を向いたバレルが見える。
 
 逆側。
 
 ノーマルUSPと比較して。
 どちらも東京マルイのもの。
 ノーマルUSPはアンダーレールが20mmレール(ピカティニーレール)ではなく、後付けオプションで20mmレールとしているが、SG-09Rでは最初から20mmレールとなっている。
 ここにはウェスカーのサムライエッジと通ずるものを感じる。
 
 またグリップにも違いが見られ、SG-09Rではフィンガーチャンネルが追加されている。
 
 コンペンセイターは前述の通りだが、やはり見た目としても明確な違いとして目立つ。
 形状はほぼUSPそのままであるが、これがあるだけでUSPらしからぬ印象を抱ける。
 
 同じく先端にオプションが追加されたUSPであるUSP Matchとの比較。
 KSCのUSP Match。0.45弾使用のUSPのバレルを延長し、はみ出したバレルを保護するようにスタビライザーが追加されている銃。
 コンペンセイターとスタビライザーの比較。
 
 そもそも、コンペンセイターとは拳銃におけるマズルブレーキのことであり、装着の目的は、
・余剰ガス圧を上に逃がすことによるリコイルの跳ね上がり抑制
 であり、スタビライザーの目的は
・銃身前方に重いパーツを装着して重心をズラすことによるリコイルの跳ね上がり抑制
 のため、目的が同じで手段が違うパーツになる。
 
 コンペンセイターは銃弾のガス圧を上に逃がすため、ガス圧が噴出する銃口の先に取り付けるパーツに対して、
 
 スタビライザーは重さによってリコイルを抑えるものなのでバレルより先に取り付ける必要はなく、逆にスタビライザー先端までバレルを延長できる。
 
 
 
 リコイルを抑えるという目的であれば、コンペンセイターは撃つ瞬間だけ重くなって、それ以外は小さくて軽いパーツと言えるので、コンペンセイターの方がお得である。
 しかし、スタビライザーはUSP Matchのようにバレルを延長できるため、銃弾の初速を上げられる(ガス圧を効率的に銃弾に与える時間が伸びる)。
 つまり取り回しのコンペンセイターか、威力のスタビライザー+バレル延長かの選択と言える。
 SG-09Rは0.45弾(11.43mm)より小さい9mm弾を使用する拳銃のため、中途半端に威力を伸ばすよりは取り回しの良さを高めて、弱点に2発以上正確に撃ち込めることを優先したカスタムだと考えられる。
 
 
 ちなみにコンペンセイターにネジ切りはされていない。
 なので本家4初期ハンと違ってサイレンサーを取り付けることができない(どちらにせよ本家4レオンもつけていないが)。
 
 またレオンのハンドガンといえばセンチネルナインがあるが、
 オペレーションハヴィエを経験したレオンがスーパーバイザーとして参加して生み出された銃とのことなので、センチネルナインは本家時空のレオンハンドガンと言える。
 対してSG-09Rはレオンがオペレーションハヴィエを経験していないRE時空の銃のため、おそらくセンチネルナインとSG-09Rは共存しない銃であると考えられる(なのでRE4のセンチネルナインは課金ボーナス武器)(初期ハンドガンのUPSのカスタム具合が変わっている理由にもなる)。
 このことから、これから先の作品でレオンの所持しているハンドガンから、その作品が本家時空かRE時空かの識別が可能なはずである。
 
 まぁ、てな訳でマルイのSG-09Rだった。
 ノーマルUSPと同一にして異なる、本家4初期ハンドガンと同一にして異なるという、REに相応しいUSPカスタムハンドガンだった。
 エアガンとしての性能は知らん。
 マルイだから別に調整とかしなくても精度ええやろ多分。