スタッフ矢野です。
今回のぽかぽかinBOSOの宿泊は『自然の宿 くすの木』です。
南房総市が廃校になった小学校を宿泊施設としてリニューアルした場所です。

 

4日間の夕食と2回のお弁当を野外炊飯で自分たちで作りました。

ぽかぽかのテーマは”Sense of Wonder”生きる力を育むプログラムです。 食べ物のありがたさを感じ、災害時にも生き抜く力を育てます。ロケットストーブで炊くご飯、まき割りから火付け、調理から片付けまで、分担して取り組みます。


    

 

  

 

  

 

地元のあ母さん方に教わって、『飾り手巻き寿司』も作りました。

 

  

 

ネイティブの英語を話すボランティアが、今回4名も参加してくれました。英語でゲームをしたり、メニューや食材を勉強したり、ポーランドから参加のボランティアにはポーランド語で単語を教えてもらいました。初めは恥ずかしがっていた子どもたちも、だんだん元気に参加できるようになってきました。

 

  

 

初めの日にはブランケットゲームで、お友だちの名前を覚えました。

グループに分かれての英語レッスンでは、小学校低学年、高学年、中高生に分かれてそれぞれ楽しみました。講師はエリシャです。ザック、ミッシェル、ジョアンナの協力もあり、それぞれの年令に会ったレッスンをしてくださったので、みんな恥ずかしく思う間もなく、元気に取り組んでいました。中高生は最終日に英語でのメッセージ発表をするなど、特別素晴らしいイベントが付いていました。

 

  

 

グループに分かれての取り組みは、【英語レッスン】・【ロープワーク】・【太陽のエネルギーを学ぶ】の3つのイベントをグループごとに回る試みをしました。

ロープワークの講師は、福島からバスの運転をしてきてくださったボランティアの村上さんです。簡単に見えて、これは大変難しく、子どもたちはなんだか不思議な手品を体験しているような気分でした。

 

  

 

  

 

太陽のエネルギーの講師は芳賀ちゃんです。手作りの水を一度ずつ上げて、お風呂用のお湯を作る装置や、太陽光パネルで水を循環させる装置など、太陽のエネルギーを手に触れながら実際に熱になったり、電気になって動いたりする様子を実感しました。

 

  

 

  

                                                                    上の写真は講堂での食事風景です。

 

15日の夜、キャンプファイヤーをしました。終戦記念日のその日、戦争、そして3・11、私たちは忘れてはいけないことを子どもたちに伝え、じっと火と自分自身を見つめようと声を掛けました。アラブ的な火の神様が登場し、英語の歌を歌ったあと、花火をしました。

今回は、一度も星空が見えず、ペルセウス流星群も見ることが出来ませんでしたが、外でのイベントが激しい雨で中止することもなく無事終了できました。

 

  

 

  

 

お洗濯も自分たちでやりました。缶バッチも作りました。先に帰るボランティアをハイタッチやハグで見送りもしました。

 

   

 

最後になりましたが、食材の提供をしてくださった共生地域創造財団のみなさま、ありがとうございました。グリーンコープさまと生活クラブ市原さまから食材を送っていただきました。

 

そして、ぽかぽかプロジェクトのために、全国から寄付をしてくださっているみなさまのお力で、今回も実施することが出来ました。心より感謝申し上げます。

 

 

上の写真は、今回、協力してくださったボランティアスタッフの皆さんです。

前列左から

岡田ママ・友子さん・りねちゃん・せいなちゃん・ひなちゃん・こうき・はやと・村上パパ

後列左から

めぐみちゃん・やのっち・エリシャ・ザック・ミッシェル・あゆみちゃん・芳賀ちゃん・ジョアンナ
この他に、ふくしまから荷物車を出してくださった菅野さん・東京からの車を出してくださったベンさん、帰りのバスの運転をしてくださった清水さん。南房総には欠かせないイルカさん。
地元で2回のお昼とすべての野外炊飯の計画を立ててくれたあっちゃんとそのお友だちのみなさま。本当にありがとうございました。