2014年5月 ぽかぽかプロジェクト in 猪苗代 
開催報報告

FoE Japanの矢野です。
5月3-4-5日に猪苗代のシェアハウス・マミーズタミーでぽかぽかプロジェクトを開催いたしました。4才から中学1年生までの子ども10人の7家族20名が参加しました。

桜満開の猪苗代の自然の中で、散策したり、思いっきり公園で遊んだり、シェアハウスの中でも、子どもたちは走り回わり、はしゃぎまわりました。

今回はGW中もあって、お父さんが4名参加、市民放射能測定所の男性2人がボランティア参加してくださったので、人手が足りていて、参加者のお母さんたちとゆっくり話が出来ました。


また、夜には猪苗代の内科医今田かおる先生が講演をしてくださいました。子どもたちに<命の次に大切なもの>を朗読してくださり、大人向けにはベラルーシの研修報告やドイツシエナの市民活動の話をしてくださいました。翌日、希望者に甲状腺のエコー検査をしてくださるなど、今田先生のご支援に感謝いたします。

今回は、公益財団法人共生地域創造財団より全面的に食材の支援をいただき、九州の野菜たっぷりの食事を食べることが出来ました。

大きい子どもたちがお手伝いをしてくれた食事作りは、お母さんたちと話しながらの楽しいひと時、子育ての悩みや放射能の不安、自然といろいろな話が飛び交います。初めて会う子どもたちもそうですが、初めて会うお母さんたちがすぐに仲良くなり本音で話が出来るって、同じ思いの中で生きているからなのかと、子どもだけでなく自らの健康に不安を抱えるお母さんたちの話に、継続的に支援する必要と大切さを強く感じた3日間でした。


<スタッフから一言感想>
マミーズタミーの良さは、参加者同士、または企画支援者さん達が、ゆっくり話をする時間があるところだと思っています。
ご飯を作りながらの自然な会話も良いし、子供が寝た後の濃い時間も重要です。
佐原
ぽかぽかは楽しかったです。
ご飯が美味しくできてよかったです。(たまご・おにぎり担当)
思っていたより肌寒かったですが天気が良くてよかったです。
参加者募集がなかなか集まらないので気をもみましたが、お父さんの参加も多かったので、子どもたちは楽しく遊んでいました。家族単位で部屋を使えるので、ゆっくりできます。
清水

文責:ぽかぽかプロジェクト事務局 矢野 恵理子(FoE Japan)