Sportymags さんより ナムくん「ナショナルのタイトルを守る用意はできている」全訳 | ショピンの魚に恋して ☆羽生結弦選手に感謝を込めて☆

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Nam Nguyen: Ready to defend his Canadian Title
https://sportymags.wordpress.com/2016/01/14/nam-nguyen-ready-to-defend-his-canadian-title/

「ナム・ニューエン:ナショナルのタイトルを守る用意はできている」

今日、ナム・ニューエンに関する短い電話会見があった。才能ある若いスケーターとして、近年彼は成功と成長とともに注目の的となった。成長と強さで向かった最近の
2年間、ナムは毎年新しい挑戦をした。

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ナムは昨シーズンのカナダの国内大会フィギュアスケート男子シングルのタイトルの継位者であり、彼は納得のいく勝利をした。ケヴィン・レイノルズに対して悪気がある訳ではないが、カナダの男子シングルの将来について考える時、私はナムのことをふと思い浮かべてしまう。ナムは昨シーズン、一貫して自信を持って滑った。そしてカナダのナショナルのタイトルを獲得し、ワールドでは
5位に終わった。やるじゃない、ナム!

今シーズン、ナムは少し苦戦した。彼はカナダのナショナルのディフェンディング・チャンピオンであるが、パトリック・チャンの復帰によって全く新しい事態となっている。ナムは今日の午後、メディアに対して率直に語った。

最初のコメントで、ナムは語った。「ナショナルに向けての準備はできている。トレーニングではうまくやって来たし、時々ハードな日もあるけれど、僕はやり遂げる。」

これはナムと来たるカナダのナショナルについての記者会見だったので、ある人がハビとユヅについて質問をしたときには私は驚いてしまった。その人物は後になってまたユヅとハビについてのもう
1つの質問を重ねた。他のいかなるジャーナリストもこの種の質問はしなかった。私は実際のところ、ナムを気の毒に思った。というのも、(この会見では)彼と彼のトレーニングについてだけ焦点が当てられるべきだったと思うから。しかし、この件に関してこれ以上は言わない(これはあくまで私の意見なので)。

最初の質問は、ハビとユヅと同じリンクでトレーニングしていることについて、ナムがどう感じているかということだった。ナムは答えた。「とてもすごいことだよ。それにやる気になる。二人とも世界チャンピオンだ。そして一人はオリンピック・チャンピオン。彼らと一緒に練習できるなんて光栄だ。ぼくはたくさんのことを学んだ。彼らのジャンプもスケーティングも努力をした跡がない。彼らのスケーティングはとても簡単に見えて、すごく努力した、という感じがない。素晴らしいんだ。ぼくは彼らから学びたい。ユヅとハビはぼくが凹んでいる日は、元気づけてくれるし、サポートしてくれる。クリケット・クラブには素晴らしい練習環境がある。」

ナムはナショナルに向けてトレーニングの仕方が変わったかどうかについて尋ねられた。彼はこのように答えた。「僕はずっと集中的なトレーニングをしてきた。“大きく、大人に見えるように”ということに力点を置いて、スケーティングと振付に集中した。」ナムはショート・プログラムを古いものに戻した。なぜ古いショート・プログラム(ジェフリー・バトル振付の)に戻ったのかと尋ねられると、ナムは答えた。「新しいショート・プログラムはシリアス過ぎて、フリー・プログラムとほとんど同じような感じだったからだ。それは激し過ぎた。雰囲気を軽くしたかったし、それでもっと楽しめるものにしたかった。」その変更は何かフィードバックがあって、その結果そうなったのか、という質問に対しては、「ロシア杯の時、更衣室で腰かけながら、ブライアンにこの変更について話した。ブライアンは同意してくれた。」と答えていた。彼らはカナダのジャッジに話し、変更は同意された。2つのプログラムはスタイルが似過ぎていた。

私は彼に現カナダ・チャンピオンとして大会に行くプレッシャーについて、それが彼に何らかの影響を及ぼすのかどうかについて質問した。ナムは答えた。「プレッシャーを感じる日もある。そのことで心が乱されることもある。だから、ぼくはただ最善を尽くし、自分がうまくなったのだ、ということを見せようと思う。皆にぼくのすべての可能性を見てもらいたい。」

関連する質問はまたパトリックがいることによる気持ちの変化があるのかどうかということだった。ナムは答えた。「ぼくは他のスケーターたちのことは考えない。というのも、それはストレスになるから。ぼくは自分のトレーニングと自分の目標に集中している。調子の悪い日には、ぼくはパトリックが復帰するのだということを考える。それがぼくのやる気を起こさせてくれるから。」彼はすばやく言い足した。「だけどそんなことをするのは本当に時々だ。そんなことをいつも考えている訳ではない。」そしてまた言い足した。「パトリックの復帰によってまた、ぼくはもっと練習しようという気になっている」と。

私たちは他に質問はないかと尋ねられた。先ほどの人物が再びユヅとハビについて尋ねた。今度はユヅとハビから何かヒントを得ることはあるかというものだった。ナムは簡単に答えた。「ハビはぼくがジャンプを失敗すると、ぼくの背中を叩いて頑張れ、頑張れと言ってくれる。ユヅも同じだ。彼はぼくに“あきらめちゃだめだ。頑張り続けるんだ。ネガティブな気分に負けちゃだめだ。”と言ってくれる。」

ショート・プログラムで、ナムは4
T-3Tのコンビネーション・ジャンプを計画していると言っていた。「この4回転のコンビネーションは簡単な時もあれば、チャレンジだと感じることもある。日によって違う。」ショート・プログラムに2度の4回転ジャンプを入れる可能性について尋ねられると(というのも彼は2つの4回転ジャンプを武器として持つスケーターたちの一人だから)、彼は答えた。「現時点では“ノー”だ。準備ができていない。それはぼくにはまだ無理だし、多分、将来的にはあり得る。」ナムはフリー・プログラムに2つの4T(ひとつはコンビネーション)を入れる。

今シーズン、何を一番欲したいかという質問について、ナムは答えた。「スケーティングのスキル、全体的なスケートの技術をもっと良くしたかったけれど、願ったほどにはうまくならなかった」

電話越しのナムはとても快活で、辛抱強くすべての質問に答えていたと思う。彼の話には惹きつけられたし、とても楽しいものだった。私の職業はプロのジャーナリストでないので、様々な質問を聞いて、どれくらいのディテールが実際に紙面に掲載されるのかを比較できることは非常に面白かった。皆さんにこの電話会見についての私のレビューを楽しんでもらえることを願っている。

来週末に向かってグッド・ラック、ナム!!

画像:@namnamnoodle Instagram

そしていつものように、ゴー・ユヅ・ゴー!ドキドキ!

dokidoki