いのちの学習 | today's question

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☆Webライター
☆成長し続けたい現在50歳

先日、娘(小2)の授業参観がありました。


テーマは「いのちの学習」。


お兄ちゃんが2年生の時にもあったのですが、この参観に合わせて事前に保護者が記入するプリントが配られていました。


内容は、子どもが生まれた時のこと。


赤ちゃんの時の写真を貼り、出生時の身長体重や当時の様子、お腹の中にいたころや生まれて間もないころのエピソードや家族のお話しに、名前の由来。


これらをすべて保護者が記入して、子どもたちが参観日に前で読み上げるのです。


自分が書いた作文を子どもに読み上げられるようで恥ずかしいな・・・と思っていたのですが、参観当日、私は涙をこらえるのに必死でした。


一人ひとりの名前の由来や生まれた時のお話を聞き、この子たちがどれほど大切にされているのかを改めて感じて、感動というかなんというか。


命の重さってみな同じなんだ。そしてそれはと~っても重いものなんだ、って。


もうだめ。泣きそう・・・と思っていたら娘が発表する番が来ました。


内容は分かっているのでここで再び感動することはないと思っていたのですが、まさか、まさかそんな風に読んじゃうなんて汗



このプリントを記入するとき、「子どもたちが読めるように、習っていない漢字はひらがなで書いてください。」と書かれてありました。


なので、習ったものは漢字で、そうでないものはひらがなで記入したわけです。


たとえば、出産→出さん というふうに。


娘がお腹にいるとき、切迫早産で入院したことがありました。


そのことを書き、家族みんながまだあったこともないA子のことをとても心配していましたよ、みたいたことを書いたのですが。


娘ったら・・・


「みんながとってもこころっぱいしていました。」と読み上げたのです。


こころっぱい→心ぱい→心配。


心配の心(しん)を心(こころ)と読んだのみならず、小さい「つ」はどこから!?


それでも娘は、私だってみんなに待ち望まれてこの世に生まれてきたのよ!と大満足の笑顔。


聞いていたお母さんたちははてなマークとなってしまったのでした。


帰ってから、「あのさ、心配って書いたのにこころっぱいって読んだでしょ?」と聞くと、


「違うよ!心(こころ)いっぱい!」


え?早く生まれすぎやしないかと、家族みんながこころいっぱいしてた・・・?


どっちにしても意味わからんやんあせる


それでも娘は何も疑問に思うことなく、「私だって愛されてるんだもんラブラブ」と大満足の様子でした。


このプリント、5年生の息子が2年生の時にも書いたのですが、息子はいまだに机の上の透明なデスクマットの下に敷いています。


子どもだって、自分が大切にされているのをちゃんと心だけじゃなくて目でも耳でも感じていたいのでしょうね。


言わなくてもわかる、じゃなくて、大好きだよ~大切だよ~って、たくさん伝えないとって思いました。


子どもが大きくなるにつれ、なかなか上手に伝えられなくなってくるんですけどね。