あの会社にさっさと見切りをつけて
自分で会社を立ち上げたの
人づきあいが上手で・・
ちょっと羨ましかった
私、本当に友達少ないし・・
そんな人がなんで私を?
ってびっくりしちゃった」
章吾は食べる手をとめて
少し笑う
「それって・・沙夜さんの人徳だよ?」
あんまり真剣に話をきいてないと
思ってたのに
「あなたのまわりにいる人は
皆あなたを信頼してる」
「章吾だって
あんなにたくさんのステキなファン・・
それに平田さんだって」
イベントで一緒にしゃべった
女の子達を思い出す
「それはもちろん
そうなんだけど・・」
変なの・・少し羨ましそう?
「沙夜さんと俺の違い
あなたの友達は皆あなた自信が好き
あなたを信じてるし
絶対裏切らないって信じてる
友達少ないっていうけど
それって本当の友達しかいないって
ことじゃない
それがどれだけ
大切で大変なことってわかる?」
寂しそうな顔で章吾は笑う
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