ログインできた!!!


数年間ログインできなくなっておりました!

σ(^_^;)

アプリがいつのまにかログオフしており、そのままパスワードも忘れてログインできなくなってました。
ふと「あれ、パスワードこれじゃん?」と入れてみたら、ビンゴ。

最後の更新から二年しか経っていないのか。懐かしい感じがします。
ずいぶん放置してしまいました。

せっかく発信するなら自分のキャリアとも結びつくように、と思って、仕事関連のブログに政治的なことも書いたりしていました。
しかし、最近唖然とするようなことが立て続けに起こって、さすがにこれを仕事のブログに書いたら煩くなるなと考えていました。

とにかくつい先日、2019年の内閣改造は酷い。お友達優遇があからさま過ぎるし、それ以上に「適切な人材を選ぶ意思がないのか?むしろ、不適切な人材を敢えて当てているのではないか?」とすら思える惨状。
加計学園の一件で加計孝太郎と安倍晋三首相と一緒にBBQを楽しんでいる写真を公開した萩生田光一が文部科学大臣に任命され、金銭スキャンダルで経済財政担当大臣を辞任した過去のある甘利明が税制調査会長に就任するなど、過去のスキャンダルはお構いなし、職掌と過去のスキャンダルの内容を勘案すれば不適切な人事というより、むしろ大臣の職掌などどうでも良いのだ、煩いことを言う連中への嫌がらせに職掌と真逆の人間を配置してやるぜ、と言わんばかりの支離滅裂人事。話題になったITに特に詳しいわけでもない78歳、しかもペーパーレス化に反対する利権団体「ハンコ議連」トップにしてIT担当大臣に就任した竹本直一の「ハンコとITは共存可能、例えば印影をスキャンして画像として保存して……」というアホ丸出し発言も記憶に新しい。

消費税は結局上がった。MMTなんてものもあるが、どこまで信用して良いか分からず、財政収支をなるべく悪化させたくないと言われれば増税そのものには反論しきれないかなと思う。問題はそのやり方だろう。低減税率だのポイント還元だのと、システム構築コストがかかる細かい制度をやたらと追加するから、社会的なコストも嵩むし、ついていけなくなった高齢の中小事業経営者が事業を畳んでしまったりするのだ。制度設計のセンスがない。
同じ事は教育改革にも言える。当初の理念はもはやこの改革では実現されまい。余計な仕事が増えて、税金が浪費され、売り上げが増えるBenesseだけが喜ぶ構図だろう。これから来年度に向けて、阿鼻叫喚のインパール作戦が始まると見ている。
学校教員の働き方改革も、マトモに取り合われていると思えない。少子化対策、ナニソレ、である。

イギリスは合意のないブレグジットを本当にやりかねない。
アメリカは相変わらずトランプのアメリカで、また政権幹部のすげ替え。(超タカ派のボルトンだから、リベラルのなかでは、むしろクビになってよかったと見る向きが多いようではあるが)発砲事件の報道が後を絶たないのは、事件が増えているのか、日本で報道されやすくなっただけか。
ドイツはリベラルの雄、メルケルが政治力から言っても健康面でもボロボロのようだ。
台湾の蔡英文は何だかんだと支持率を下げてしまった。香港はデモが終息しないが、北京はどこかで強硬手段に打って出るのか。日本も含めて、中国の覇権主義に異を唱える動きは、すっかり勢いを失ってしまった感がある。韓国の文在寅政権は、朝鮮民族の統一を目指しているのだとか、歴代の左派政権の悲願である民主化の課題として検察改革を志して検察と対決中なのだとか、いろいろ言われているが、結局やってる事は下手だとしか思われない。北朝鮮の専制体制を問題にせず、手を取り合おうと呼びかけて金正恩に一蹴されるなど、愚の骨頂ではないか。

サウジアラビアの石油精製施設がドローンと巡航ミサイルの攻撃であえなく破壊されたのは、エネルギー問題としても、地政学の問題としても、今後に大きく響くのではないだろうか。
あれだけ重要な施設もチープキル戦術から守りきれなかったのだ。もはや安全な施設などないのではないか。テロリストは(巡航ミサイルを動員するのは容易でないとしても)仲間の人命を犠牲にせずとも、ドローンで十分な「戦果」を出せるとなれば、喜んでテロを加速するのではないか。

世界は混沌としていく、という感じが強い。