数週間前の話になるが、

アメリカは学年末の季節で

バレエ教室も発表会シーズン。

地元のお教室のほとんどが

2週くらいの週末に集中していた。

 

いくつかの発表会を見させていただいて

プロと非プロの差って

どこからくるのかと考えてしまった。

 

全幕ものだとソロを任される子は

学年も上だし技術力もそれなりにある。

プロの全幕ものでソロをこなすような

プリンシパル級のダンサーと比較したら

もちろん違いは山ほどあるのだけど、

例えば

コールドやセカンドカンパニーの人と

比較した時はどうか。

 

私見としては、

安定力と、

細部まで神経を行き渡らせられるか、

ではないかと思う。

 

安定力とは

一か八かで

脚の高さを上げたり

回転数を増やしたりしないこと。

お客として見る側からすると

あやふやな出たとこ勝負の5回転より

どーんと安定した絶対的3回転が見たい。

 

細部までの神経は

持って生まれたものも

少なからずあるかもしれないけれど、

圧倒的に訓練量で養われていくと思う。

発表会の子たちには、ふとした時に

足先、手の先、膝、上半身、頭、等々が

抜ける場面がある。

これはプロには無い。

昔どこかの先生に

「神経の回路を増やすのだ」

と言われたことがあるけどその通りだと思う。

気をつけるべきところ全てを同時に気をつけられること

それがプロだと。

プロのレベルになると、

意識せずとも気を付けている状態になるのだろう。

 

発表会の子供たちはまだ若い。

これからもどんどん頑張ってほしい。