自分の身体は本当バレエ向きではないと思う。

いかり肩で肩幅が広くて腕が短い、反り腰、お尻が大きい、

脚が短くて太い、かかと重心。

 

逆に、世の中にはバレエと全く接点がないのに

生まれ持ってバレエ的な身体の人がいる。

全体に細く、腕と脚が細く長く、なで肩で、腰が反っていない。

何もしていないのに普段からバレエ的オーラが出ていて、

バレエをやっている?もしくはやっていた?と聞くと

全然、という。

 

こういう人と一緒にレッスンをしたことがないから

あくまで想像の世界ではあるものの、

多分この類の人は

あまり苦労せずに(バレエ的)正しい姿勢でいられるのだろうと思う。

 

これと似たことで、

多分生まれ持って(バレエ的)正しい立ち方の人もいるのだろうと思う。

同じく、あまり苦労せずに正しい立ち方でいられるのだろうと思う。

 

冒頭で述べた通り、私の身体はバレエ向きではない。

肩の形状や四肢の太い短いはもうどうにもならないので注意されることもないが、

それ以外に関しては常に自分で矯正していないと

バレエ的正しい姿勢、正しい立ち方をすることが出来ない。

私の「普通」「通常」は

バレエ的正しい姿勢、正しい立ち方ではないから。

 

正しい姿勢、正しい立ち方がゼロ地点だとすれば、

私のような身体はマイナス地点なので

正しい姿勢、立ち方をするためだけに作業が必要なところ、

上に挙げたようなうらやましい身体のかたは

何もせずともゼロ地点にいられるということになるのだろう。

 

別に自分の身体への恨みをここに記したかったのではない。

要点は、人の身体は人それぞれだということ。

単に正しい姿勢、立ち方をするだけでも

相当の努力を必要とする人もいる。

逆に全く必要ではない人もいる。

 

バレエって本当、正直で、意地悪で、不公平だと思う。

「そんな中で、よくがんばっているよ!」

と自分を含めすべてのバレエ生徒にエールを送りたい気持ちになった。