真夏の頃、

プロのレッスンや

有名バレエ学校の映像に触発されて

長袖レオタードを買った。

何の柄もデザインも無い

超シンプルなもの。

黒1着、白1着。

 

だいぶ気候も秋らしくなってきたし、

本格的な冬だと逆に室内が暖房で暑すぎて着れないかもと

レッスンで着てみることにした。

 

まず黒。

こちらは首がボートネックで、

袖は完全な長袖と七分の間といった感じ。

こちらは他の衣料とのコーディネートもしやすく、

見た目もそれなりで

いい汗がかけた。

 

そして別の日、今度は白を着てみた。

こちらは、想像の200%超、着るのが難しかった。

まず袖がこちらは完全十分袖で

(しかも手脚長いヒト向けなので

私にとっては十ニ分位ある)

なんだか白い分量がやたらと多く感じる。

首もとは普通のクルーとスクープの間くらいの

ネックラインで、白色なのも手伝って

ややグンゼの肌着を思い起こさせる。

そしてトドメはお胸対策。

レオに貼るタイプのパッドで着てみたら、

恐ろしいほどにパッドの形がレオ上に浮いている。

やむなく粘着剤のないシリコンパッドを

つけてみたが、

うっすら中央部分の色が

見えてる?見えてない?目の錯覚?先入観?

 

めちゃめちゃ苦労してコーディネートしたものの、

予想以上に汗をかき、

上に着た黒Tシャツを脱ぎたいのに、

汗のせいで生地が透けて更にお胸問題が露呈したらどうしようと

結局最後まで黒Tを脱ぐことが出来なかった。