最近の課題は、

鼻を通して見る、こと。

 

仕事柄?か、

あごを引いて直視するのが

普通になっていて、

レッスン中は意識して

下を見ないようにしているつもりが

どうも映像で見ると

頭、顔、目線が下がっているように見える。

自分の中では結構上を見ているようで

実は全然足りていないということか。

 

それである時思い出した。

むかーしむかーしウルトラ初心者だったころ、

先生が

「踊っている間は目で直接見るのではなく

鼻を通して先を見るような意識で」

と指導していたのを。

 

実際に鼻を通して見るようにしてみたら

以前よりも頭が後ろになり

後頭部の重さを感じるようになった。

 

なるほど、

これがあるべき姿に近いというのなら

これまでは下がっていたといってよい。

 

さて、

もう一つ気が付いたのは、

後頭部の重さを感じている間は

肩が上がりにくい。

これは、物理的に肩が上げにくいので

結果として上がりにくい。

そしてお腹が引き上げやすい。

 

それでさらに気が付いた。

今までは、

頭と顔(ゆえに目線)が前に引けてるのを

胸を開くことで後ろに戻そうとしていたのかも、と。

顕著なのがピルエット。

肩が上がって後ろに傾くのが常習化してた。

 

不思議なことに

目線を今までより少し高い位置に定めて

後頭部の重さを感じるようにするだけで、

ピルエットのみならず

多岐にわたる動きが安定したように感じる。