しゃべらないと決めている子をしゃべらせることはできない。 | 10代20代の引きこもりを解決!  “人生どん底”から抜け出す  親子のリスタート実践プログラム

10代20代の引きこもりを解決!  “人生どん底”から抜け出す  親子のリスタート実践プログラム

今からでも遅くはありません。最悪な関係になっていたとしても、親が子どもを信頼するための心の在り方を知り、具体的な方法「聞くこと」を実践していくことで、安心感を持って子どもの将来を信じて見守ることができます。

 

こんにちは。

 

現役看護師がサポートします。 

 

10代20代の引きこもりを解決! 

“人生どん底”から抜け出す 

親子のリスタート実践プログラム

 

安藤ひさこです。

 

 

10代20代のひきこもりを解決!

 

子供が変わる最初の一歩がわかる

「親子の関わり方」診断シート

プレゼント♪

 

シートをを受けとる

 

 

【お知らせ】

 

 12月20日 10:00~12:00 単発講座開催します(オンライン)

 

募集開始予定は12月10日から。

 

今しばらくお待ちくださいね。

 

☆。,・~~・,。★。,・~~・,。☆。,・~~・,

 

 

 

【しゃべらないと決めている子をしゃべらせることはできない。】

 

 

こもる子供が不機嫌になってくれるなら嬉しいくらい・・・

うちの子は、それすらない。

何を言っても反応してくれない

真剣に話してくれることも、愚痴すら言ってくれない

挨拶しても語りかけても全くしゃべってくれない



そんな子の話をどうやって聞けばいいのでしょうか?


ってご質問をいただくこともあります。

 

 

つらいし、むなしい・・・ですよね…。

 

 

私も

「親の言うことなんて、何一つ何の役にも立たなかった」


「もうあんたらを信頼しない」って言われて

 

何も言ってくれなくなったので、

 

お気持ちはとてもよくわかります。

 

 

自分に何も価値がない様に思えて、とても悲しい気持ちになりました。

 




でね、大前提として

『しゃべらないと決めている子を

しゃべらせることはできない』

です。


厳しいことを言うようだけど。

 

親なら、

子供がしゃべってくれたら

何とでもしてあげられるのに…

助けられるものなら、助けてあげたいって思うよね。

 

その気持ちも重々わかります。

 

 

でも…なんだよね。

 






以前書いたことがありますが、

アドラー心理学では、
心がくじけた子供のとる行動の段階があります


・関心引き
・主導権争い
・仕返し(復讐)
・無気力を誇示する

一番下に行くほど、くじけた程度が深いと考えます。


引きこもっているお子さんは、
無気力を誇示しているんです。


本人がしゃべらない!と決めているんです。


そういう意味では、ひきこもるということは
本人の強い信念でしていることです。


だから、しゃべらないと決めている子の口を開かせることはできないのです。

しゃべりたくないんですよ。

もう何もかまってほしくない。

それを誇示しているのです。

 

 

それを「しゃべってくれたら、助けてあげられるのに」というのは親のエゴでしかないのです。






そんなときにできることは一つです。


子供がしゃべらないと

決めている状況を、
そのまま受け入れること。


それがスタートです。


厳しいことを言うようですが、
あなたは本当に

そのお子さんの状況を

受け入れる覚悟がありますか?


しゃべってくれないと、

本当は何が怖いんでしょう?


それは「子供が社会に復帰できない」ってことではないですよ。


あなた自身がこわいだけではありませんか?

しゃべってくれることで、
あなたが何かを取り戻したいって

思ってるだけではありませんか?



その本当の意味に気づいて
自分のエゴを心から受け入れたとき、


子供への対応はおのずと

あなたの内側から答えが出てきます。


あなたがちゃんと自分で答えを出せるんです!


誰かに教えてもらったことではなく
あなたが生み出した答え、

それが子供の心を動かすんです。


厳しいようですけど、
声かけすることも

挨拶することも

「それがいいと言われたから」と

なんとなくやっていませんか?


そして返事がなければ、
もっと違う方法があるんじゃないか?って

思っていませんか?


無気力を誇示する子供への対応は

一貫してあらゆる批判をやめること、

決して子供をかわいそうだと思わないこと、

子供への働きかけをあきらめないことです。



子供の持っている長所と能力に

関心を集中して、

どんなに小さなことでも

子供の建設的な行動を勇気づけ続ける。

それに徹する。




声かけや挨拶をする本当の意味は

子供がここ居ていい、

どんな自分でも価値があると思える安心安全な環境をつくることです。

 

 




で、しゃべってくれなくても、

親が安心安全な環境を用意し

どんな子供でも受け入れ認め、

信じているよという姿勢を見せ続けていけば、


きっとその環境の中で彼らは
自分のやりたいを見つけたり、

もしくは何かしらの方法で

自分で道を模索していくと思います。


で、子供が今はしゃべらない!と決めていても

その安心安全な場で、

子供が話そうと思えば

しゃべってくれるでしょう。



でもいくら心が回復して、
親を少しは信頼するようになっても

しゃべりたくないことは話さないでしょうし

しゃべる必要がないと本人が決めていたら話さないと思います。



だからといって、子供が親を恨んでいるかといえばそうではないこともあります。


子供の中に何か思いがあるからしゃべらない。
その行動をそのまま受け入れることが大切なのです。



ですが、その行動に良し悪しをつけたり、

自分の感情を結びつけると苦しくなります。



そういう意味では親は無力ですよね…

やりきれない思いを感じると思います。
 

 

私も心の底から、

 

親なんて何て無力なんだ、

親なんて本当に役に立たないものだな…


って嗚咽するくらい泣きました。


でもね、それでいいんです。


親が子供の前に居る限り、子供は自分の人生を歩けないんです。


私たちはもう後ろに下がって、
子供の後ろからついていく

 

そういう存在なんだってことを
受け入れていくときかもしれません。



少しずつでいい、

その無力の自分を受け入れていきませんか?


私たちがその自分の人生を引き受けていくことで

子供がようやく自分で自分の人生を決めていくんです。



親から見たら、

このままこもっていたら…
色々思いがわくでしょう。


でもそれでも彼らは

自分で決めていきたいんです。


悲しいけど、それを受け入れるところがスタートです。


だから一人で頑張らないでね。

そのつらさを一人で抱えないで

仲間に話したりして、自分の人生も大切にしながら、

そして子供も自分も幸せになれる道を探していきましょう。


厳しいことをたくさん書いちゃったけど、心から応援しています。

あなたは一人じゃないからね。

 

 

☆。,・~~・,。★。,・~~・,。☆。,・~~・,

 

※ 現在募集中の講座はこちらです。

 

 

 

 

※ 各種講座のリクエスト開催も承っています。

 

 

リクエストはお問合せフォームからお願いします。

 

お問い合わせはこちらからどうぞ
 

 

 

▼ 子育てコーチング協会HPはこちらです