今からでも遅くないですか?? | 10代20代の引きこもりを解決!  “人生どん底”から抜け出す  親子のリスタート実践プログラム

10代20代の引きこもりを解決!  “人生どん底”から抜け出す  親子のリスタート実践プログラム

今からでも遅くはありません。最悪な関係になっていたとしても、親が子どもを信頼するための心の在り方を知り、具体的な方法「聞くこと」を実践していくことで、安心感を持って子どもの将来を信じて見守ることができます。

おはようございます、安藤です。

講座をしていて頂く質問で多いのが

「今からでも遅くないですか?」

お子さんは何歳ですか?ってお聞きするとね
 
「2才です」「3才です」「年長です」
「小学校3年です」「小学校5年生です。」

私からするとね、いやいやまだ小学生、まだ中学生ではないですか。

遅くない。




私ね、長男とこじれた関係から仲良くなれたのは、彼が19歳のときです。

大人同士の関係もやり直しができるでしょう?

できるんですよ。

気持ちがあればね。

絶対にやり直せってことじゃないよ。


ただね、そのためにすることがあります。

お母さんが決めることです。

子どものせいにしない生き方をすることを。


・仲良くなる。
・信頼をもとにした関係になる。
・応援する。など

自分の言葉でどうなりたいかを決める。

自分がどうありたいか?が決められないまま、子どもだけを何とかしようとしても上手くいかないのです。

私は長男が小さい頃、ずっと長男を何とかすることだけを考えてきました。

だから怒りを使って長男をコントロールすることをやめられませんでした。

長男との関係がこじれたまま、娘の出産をむかえ、私は子育てに自信をなくしました。

そのときにね、子育てを学び直しながら色々なことを考えました。

長男の子育て中に私に欠けていたものは「私はどうしたいのか?」でした。

それゆえに目先の長男を何とかすることで自分の満足を得ることにとらわれて、コントロールすることに終始していました。

だから思春期になり、もはや親の言うことなど聞くわけもない長男をコントロールしようとして失敗したのです。

そこで気づいたのは、子どもを何とかすることで、自分の不満や不安を解決はできないということ。

なぜなら、その不安や不満は私の問題だからです。


私が私の問題を解決せずにして、目先の子どもを何とかしたところで、何も解決されていない。

私がそうしていると、子どもも自分の問題を解決しない。

それで「私はどうなりたい?」を考えました。

出た答えは

・子どもと仲良くなりたい!

・子どもも自分も自立した関係になりたい!


行きたい先が見えたことでやることがみえました。

自分が子どもと向き合うときの選択肢を増やす。

いつものパターンから抜けだして、道を選択する。

怒って動かすのか、子どもに考えてもらうのか?などね。

・これは誰の問題?

私の問題なら私が、子どもの問題なら子どもに解決してもらう。

・子どもが考えられるようにするには、どうする?

「どうしたい?」って聞こう。

・親の援助はいるのか?

「困ったことがあったら言ってね」
「必要なことがあるのなら話してね」

他にもあると思います。

今までなら怒るしかなかった道以外の道を選ぶ。

それをすることで、新しい結果が手に入りました。

こじれた関係が仲良くなり、彼が自分で決めたことを応援できました(←そうなんだぁって言ってただけね)


お母さんの対応が変わることで子どもは必ず変わります。

確かに子どもが小さいときのほうが変化は早いです。

長男と娘をみていても、こじれた関係が長く続いた長男とは時間がかかっていますが、娘は早い。

でも長く時間がかかっても私は仲良くなりたかった。

日数じゃなかったんだよね。

早く結果が出てくれと思っていたけどね(^_^;)


子育ては促成栽培ではありません。

自分が変わることもです。

だから自分が決めないと続けられません。

子どもが何かに取り組むこともそうなんです。

だから子どもが「自分でやろう!」と思えることを応援する必要があるのです。

子どもがなぜそれをやる必要があるのか、なぜそれをするとよいのかを自分で考え選ぶことを省いて、何とかさせてしまう結果は、子どもが就活する辺りによくわかります。

良い大学にいっても、大学院を出ても就活でつまずく人は多いです。

そのまま働かなくなってしまう人もいます。

ただ親の言うとおりにしてくると、社会にでて本当に生きづらくなる。

自分の無力感を味わいます。

私は、自分が自分で自分のことを決められなかったんだと子育てを通して知り、また子育てを通して生き直せることを知りました。

だからね、遅いなんてことはないのです。

気づいたその日から、自分への対応、お子さんへの対応を変えてみませんか?

私はどうしたい?

あなたはどうしたい?

今ここから変えることができます。

あなたがそうすることを決めれば。