クレジットカード業界で今起こっていることは、ポイント還元率の変化です。
近年では不景気のせいか、クレジットカードの改悪が続いていたと言われています。
利用料金が割引になるサービスが廃止されたり、年会費無料だったのに年会費が発生するようになったりということがありました。
そしてポイント還元率を低くするクレジットカードも多くありました。
これからさらに悪い方に変化してしまうのかと心配してしまいますが、実は今ポイント還元率が高くなる傾向にあるのです。
これはクレジットカードの利用者には、朗報でありますね。

これまでクレジットカードのポイント還元率は、0.5%が普通と言われていました。
ですからポイント還元率が1.0%とともなれば、とにかく高還元!という感じでした。
しかし現在ではポイント還元率が1.75%、1.8%なんていうクレジットカードが登場しています。
中には2.0%なんていうクレジットカードもあり、これは0.5%と比較すると4倍という高さになります。
クレジットカードはポイントをためるために使っているという人も満足できるクレジットカードが増えているのです。
これからもさらにポイント還元率が高いクレジットカードがどんどん出てくることを期待してしまいます。
クレジットカードの場合、条件によってポイント還元率がアップする場合が多くなっています。
それにより普段はポイント還元率が0.5%だったとしても、それ以上になることがあるんですね。
まずは特定の加盟店でポイントがアップするクレジットカードがあります。
加盟店によりポイントの倍率が異なるということです。

たとえば楽天カードの場合ならガソリンスタンドのエネオスで利用すればポイントが2倍になります。
自遊空間、メガネストアー、てもみん、紳士服のコナカ、ルームズ大正堂での利用なら、ポイントは3倍になります。
また携帯電話会社や特定のコンビニでの利用が、ポイント倍になるクレジットカードもありますね。
ETCの利用料金が、ポイント倍になるというクレジットカードもあります。

よく利用する場所が特定の加盟店になっていれば、クレジットカードのポイントをいつもより多くためることができるということになります。
クレジットカードを選ぶときは、このようなポイントの倍率が変わる特定の加盟店がないかを調べておくと良いでしょう。
いつも使っているような店舗でポイント倍率がアップするクレジットカードなら、効率良くポイントをためることができるということになります。
クレジットカードには、特定の日に使うとポイントがアップするということがあります。
日によってポイント2倍、5倍・・・となる日もありますので、このような日を意識してクレジットカードを使うようにするとポイントがよりたまるということになります。
ポイントがアップする特定日はクレジットカードによってまちまちですので、自分のクレジットカードのサイトなどを確認してみましょう。
たとえばイオンカードなら毎月5のつく日の利用は、基本ポイントが2倍になります。
楽天カードなら金・土・日の週末になると、ポイントが倍になります。
(実施されない日もあります。)
このような日を狙って、クレジットカードをたくさん使うという方も多いでしょう。
またライフカードの場合は、誕生月の利用は1ヶ月間ポイント5倍となります。
このサービスはとても人気があり、ライフカードの利用者を増やしている要因にもなっています。

クレジットカードはただ何も考えずに使っても、ポイントをためることはできません。
ポイント倍率が上がる日を考えてショッピングをすることで、ポイントが劇的に貯めることができることもあるのです。
特に大きなものを購入するときは、ポイントが倍になる日を選ぶようにすると良いでしょう。
クレジットカードは、利用金額によってボーナスポイントがもらえることがあります。
一年間の利用料金が高ければ高いほど、まとまったポイントが付与されるシステムです。
ボーナスポイントのおかげで一気にポイント数が増えるので、この対象になるようにクレジットカードをたくさん使うようにしているという人も多いです。
クレジットカードのボーナス制度があるのは、たとえば三井住友VISAカード
一年間のクレジットカードの利用料金が50万円以上になると、次年度にボーナスポイントをもらえるチャンスが訪れます。
ライフカードなら一年間の利用料金が10万円以上になると、ボーナスポイントの対象となります。
100万円以上の利用があれば200ポイントもらうことができるので、大変お得ですね。

また一年間の利用料金に応じて次年度のポイント倍率が変わるというシステムもクレジットカードもあります。
JCBカードなら50万円から100万円の利用があれば、次年度のポイントは20%アップ。
100万円以上から300万円の利用ならば、次年度のポイントは50%アップです。

ボーナスポイントを狙うのであれば、とにかくそのクレジットカードを使うということにつきますね。
クレジットカード会社には、独自のショッピングモールがあることが多いです。
そこを経由してショッピングをすることで、ポイントの倍率アップを目指すことができます。
中にはポイントが20倍になるショップもありますので、ネットショッピングを利用するなら専用モールを経由するようにしましょう。
わざわざ一度モールに行かなければならない手間はありますが、その手間以上のお得をえられると言っても良いかもしれません。

たとえばJCBカードが運営しているのが、OkiDOkiランドです。
通常でもポイントは2倍、ショップによってはポイントが20倍にもなるというお得なショッピングモールです。
セゾンカードのクレディセゾンが運営しているのは、永久不滅.com。
こちらも経由してお目当てのショッピングサイトを利用するだけで、ポイントが最大20倍となってしまいます。
どちらも楽天市場やAmazonなど利用者の多いサイトに対応しています。
またキャンペーンなども行っていますので、ポイントも貯めやすいのではないでしょうか。
各ショッピングサイト独自のポイントももちろんもらえますので、それにプラスクレジットカードのポイントということになり大変お得です。
現在一番ポイント還元率が高いクレジットカードは、どれなのでしょうか。
ポイントの倍率の変動を考えずに、通常のポイント還元率で比較するとリクルートカードプラスが一位ということになるでしょう。
リクルートカードプラスのポイント還元率は、なんと2.0%。
使い方によってはポイント5.0%にもなってしまうという、驚異的なクレジットカードなのです。

ただリクルートカードプラスは、ポイント交換先が限られるという特徴があります。
だいたいクレジットカードは、商品やギフト券、電子マネーや現金、キャッシュバック、マイレージなど複数の中からポイント交換先を選ぶことができます。
しかしリクルートカードの場合は、リクルートが運営するサービスとの交換となってしまうのです。
じゃらんやホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティー、ポンパレなどでしか利用することができないんですね。

リクルートカードプラスのポイント還元率がどんなに良くても、これらのサービスをあまり利用しないという方には魅力的に思えないかもしれませんね。
リクルートカードプラスの年会費は、2100円となっています。
ちなみに年会費無料でポイント還元率が1.2%のリクルートカードもあります。