前回のつづき…



「私の(事務所からの)呼び出し」に見え隠れした現場主任ベテランスタッフの

それについてお書きします。



以前もお書きしましたが、

介護施設の夜間は少数スタッフで担当します。

たとえば

100人の入居者に4人のスタッフ、

入居者を半分に分けて、スタッフ2人ずつで対応、

入居者50人にスタッフ2人の体制。

そのうえ、交替で仮眠(休憩)があるため、

数時間は>50人を一人で対応。

こんな感じです。



若手のスタッフは、
(入職間もないスタッフの意味です)

中堅以上のスタッフとコンビを組みます。

私は基本、仮眠(休憩)をとりません。


若手一人で50人はいささか荷が重すぎます。


それに、


夜間の入居者の観察の仕方

状態の悪い入居者の対応

個々のナースコールの対応の方法


一緒におこなわなければ、身に付かないことがあります。

夜勤をこなす中で、若手は自分の感性を磨き、

もし不適切な場面があれば、助言をします。


しかし、


ベテランスタッフはそれを嫌います。


若手を早く独り立ちさせ、

自分の(夜間)業務が楽になることを最優先させます。

一分一秒も自分の仮眠(休憩)時間を削らない。

いくら若手がとまどっていても

いくら状態が悪い入居者がいても、若手一人に見させ、

自分の休憩時間はしっかり確保します。


その手際、

文字通り


ベテラン。



冗談でも若手を入居者と添い寝させるなんてことはしません。



そんなことをさせたら、自分の仕事が増え、

自分の休憩時間がなくなります。

若手はベテランスタッフの威嚇恫喝におびえ、

適切な感性と、介護力を身に着けられなくなります。



ベテランスタッフ、

自分の夜勤中に不眠の入居者がいれば、

翌日、ナースに報告し、即、睡眠薬導入です。

ゆっくり話を聞き、入居者の不安を共有するなんてことは

ベテランスタッフからすれば、

愚の骨頂。



若いスタッフに添い寝なんかさせずに、少しでもはやく<業務>がこなせるように指導して」

その本音を

ベテランスタッフは私に言えません。


私に自分達の意見を押し付けても、

私から


自分達の介護職としての<未熟さ>を指摘


され、引き下がるしかなくなります。

過去、それを何度も繰り返し、

ベテランスタッフは私の「反撃」に重々懲りています。


なので、


ベテランスタッフは、

自分よりも若く、勤続年数の浅い現場主任に圧力をかけ

事務所(管理側)を動かし、

私をけん制します



私には

事務所の呼び出しも、

ベテランスタッフの遠回しな圧力

効きません。



私を動かすのは、

入居者の訴え

若手スタッフの感性のみ



事務所が
「呼び出し」以上に、

主任が
「直接」私に、



「施設の意向に従え」

「ベテランスタッフと足並みをそろえろ」


と言えない事情が、<現場>にありました。