こんばんは。

前ブログの続きです。

前ブログ「これはアリ…?(1)」

私は介護施設で職務していたことがあります。

他業界から福祉業界に転身して間もないころです。

その年は選挙の当たり年。

知事選と、参議院選がありました。

スタッフルームにまわってきた回覧。

「近日中に提出すること」

回覧されていたのは、法人が支援している知事立候補者と、参議院議員立候補者のパンフレット。

そこに自分、知人、家族の名前(計5名以上)を書くようにとの事務連絡付。

私は当然、出しませんでした。


「なんでこんなもん書かなあかんねん、アホちゃうか。誰にいれるかは自分で決めるわ」


数日後、事務所から呼び出し。


事務長「あの支援名簿、あなただけ提出されていないけど、今日出せるか?」

私「支援名簿?あのパンフですか?あれは今手元にありませんし、出す気もありません」

事務長「…沈黙」 渋い表情で「理由は?」

私「どうして出さなくてはならないんですか?理由は?」


その時の私には意味が分からないものでした。
前職では、選挙(投票)の「お願い」をされたことはありますが、露骨な「支援(投票)の強要」をされたことはありません。

なので、その時のパンフ(支援名簿らしい)も、「お願い」程度に解釈していました。


あとで分かったことですが、

その法人は地元自治体との癒着はもちろん、衆院議員、参院議員、知事などとも癒着が強く、選挙については大きな「組織票」を持つ法人として、それら議員に一目おかれる存在だったのです。

選挙時の各議員の法人(各施設)訪問はあたり前。

そして、選挙時には、法人内すべてのスタッフに各議員への「支援(投票)」が強要されます。

そのような状況を知らなかった私は、「支援」を平然と断ったのです。

事務方、法人方の怒りは心頭。

それ以来、退職するまで、私のその法人内での処遇は、他のスタッフとはくらべものにならないほど悪いものでした。

昇給、昇進はゼロ。事務方はなにかと私を目の敵にしました。

現場での不始末の一切は「私に由来する」と、現場の責任者を通して、私を糾弾。

こんな性格の私だから、それから数年、勤めることができましたが、神経の細い方でしたら則退職に追い込まれていたかもしれません。

実際に、

法人の意向に沿わない、
法人が求めている人材ではない、

と私が在職中だけでも、優秀な人材が相当数カットされていきました。

もちろん、カットされた側も、

「こんなクソ会社、辞めてやる!」

と、口をそろえて言いながら辞めていきましたが、それには異論ありません。

私がそのクソ会社に、他の人材よりも少し長めに残れたのは、現場にこだわっていたからでした。


政治にはあまり口を出すつもりはありませんが、
(言いたいことはたくさんありますが)

選挙については常日頃より、物申しています。

選挙に勝って、政治家(議員)にならなければ、(議員として)何もできない、

という実情は分かりますが、その手段は選んでいただきたい。

会社を通じた個人に対する圧力、

多くの社会人の男性は「是」としているのかもしれませんが、

私は賛同しかねます。

そんな理由では絶対に支援も投票もしません。


つづく…