軽く幸せな自分になる為に、重い自分を「卒業」する方法 | この世界の本当のこと★ぽいきブログ

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本当にこの世界が「みんなが笑顔で」幸せに生きていける世界になるように。
そうだったんだ!とか、なるほど!って、知って頂けるよう、
出来るだけわかりやすく、お伝えしています♪

小さな空中に浮いている無人島(直径二メートルくらい)があって、その島に一本の実のなる木が生えています。

その木になっている実は、あなたの思い出。嬉しい記憶だったり、悲しい記憶だったり。

 

他には、未来への心配。

不安や、こうやらなくちゃという執着など。

あなたはその島の淵にこんな感じ
↓でぶら下がって、必死で手を離すまいとしています。

 

 


何故なら、その手を離したら、その島の木になっている実を、もう取れない!!と思ってしまっているから。


でも、それは勘違いなんです。


じつは、今自分が必死でぶら下がっている島の、真下へと降りて行ったなら、それと同じか、さらにすばらしい木がいっぱい生えていて、いくらでも実は採り放題なんです。

それに気が付かずに、この小さな島の一本の木になっている実しか、この世界には存在しないんだ――!と思いこみ、執着してしまうと、必死でぶら下がっているだけで、島の木の実を採る事も出来ず、下にある山ほどの木の実をおなかいっぱい食べる事も出来ません。



そこで、その島からの卒業式をします。



具体例をあげましょう。

例えば、手に入れる事が出来なかった幸せな出来事に未練があったとしましょう。
片想いとか、振られてしまったとか。お金を失ったとか。

 

それか、これからやってくることでもいいですよ。

あなたは「その彼と幸せになりたいんだ――!!」と執着してしまっています。

「そのお金を取り返すんだ――!!」と叫んで必死です。

 

「こうしなきゃ不幸になっちゃうんだーーー!」と思い込んでいます。

でも、よくよく考えてみたら、本当にその彼氏とじゃないと、今後一生、絶対に幸せになれないのでしょうか。

そのお金じゃないと、お洋服は買えないのでしょうか。

 

その方法をやらなかったら、人生が終わるのでしょうか。

新しい彼氏ができたら、ものすごく幸せになった経験、ありませんか?

また、彼氏がいない状態でも、お仕事やお友達との事で、すごく幸せな日々を送れたこと、ありませんか?

お金も、どこからか、別のところから得る事が出来て、欲しかった物が買えたりしてませんか?

別の方法をやってみたら、案外うまくいったという経験は?




大切なのは、一つのことに執着しないで、大きな視野で、
「愛と感謝に包まれる経験」
が出来る状態に、自分を連れて行ってあげること。



その「特定の幸せ」という小さな島の端にぶら下がって、手を離せないでいる自分をじっくり見てあげます。



「特定の幸せ」という島の木になっている実を、必死で採ろうとしてるけれど、採れない自分。

でも下を見たら、「それ以外の、山の様な幸せ」の実が、いっぱいなっている場所があります。



あなたは、自分に話しかけます。卒業式のセレモニーの始まりです。

「今日まで、この特定の幸せにずっと執着して、必死でぶら下がってきたわ。
でも、もう私は、この手を離して、もっと無数の、さらにすばらしい幸せを掴める場所へと、降りて行くことにします。

下に降りたら、今しがみついているこの島と、ほとんど同じ、もしくはもっと何倍も素晴らしい幸せがまっているかもしれないんだもの。

神さまは、私がしがみつている島によじ登るよりも、下に降りた方が、同じだけの幸せをもっと自由に、楽につかまえられるよと教えてくれているんだから、ともかく、一度手を離して、下へ行ってみようと思うの。

すごく勇気がいるし、手を離すのは寂しい。身を切られるような気持ち。

でも、でも私は、ここで勇気を出して、私の弱さ、執着してしまう自分とサヨナラし、新しい自分を歩み出したいと思います・・・!!」


そう伝えて、今まで必死に、爪もはがれんばかりにしがみついてきたこの小さな島から、手を離します。



手を離すと、急落下して大けがをするのではないかと心配してしまう人にお伝えします。

ぶら下がっている時は、すごい重力の感じを覚えて、絶対このまま手を離したら、地面にたたきつけられる!と感じますが、それは「思い込み」です。

あなたの島に対する執着の力=下に落ちる勢いとして、錯覚していただけなんです。



実際は、勇気を出して手を離せば、ふわ・・・っと、あなたの体は浮かびます。



天使達は、あなたが自分の意思で、自分から手を離すまでは、誰も手出しができないので、ちょと離れたところであなたを見守っています。

ずーっと何年でも、見守ってくれています。

でも、手を離したその瞬間から、今度はたくさんの天使達が、あなたを抱きかかえて、絶対落ちないように、ふんわりとつかまえてくれるんです。

なので、そのたくさんの天使達の腕に、身を任せましょう。



自分で必死で飛ぼうとする努力は要りません。

それはさらなる執着を生むので、ただただ、卒業のセレモニーをして、手を離して、ふんわり抱きとめてもらいます。



執着している内容は、一つではないと思いますので、

あの時のあの事、この時のこの人のこと、あれとこれと・・・と、たくさんの島に、同時にたくさんの自分が必死の形相でぶら下がっていると思います。

それを、思いつくままに、卒業して、手を離す…という作業を繰り返していきます。



そうするとどうなるでしょう。


今まで、ありとあらゆる出来事に、必死でぶら下がってよじ登ろうとしては失敗し、疲労の極致に来ていた自分が、色んな島から卒業し、ありがとう、さようなら――と手を離し、ふんわりふんわりと抱きとめられながら、ゆっくり地面へと降りて行きます。

まるで鳥の羽根がふわふわと、暖かな空気の中、きれいな花園へと降りて行くような感じです。

身体も心も、卒業式の時の様に、ちょっとさみしくて、せつないけれど、でも未来へのワクワクに暖まり、ふんわりと力が抜けて、希望に満ちてきます。



そしてふわふわと漂っている間にできる、最高の事は。

下に降りたら、必ず自分の夢にピッタリの、最高の、予想以上の木の実がなっているのだと信じ、まだその実を食べてはいないけれど、受け取れると確信している気持ちを、感謝で表して行って下さい。

「そんな素敵な場所へ連れて行ってくれるんですね、ありがとう!!」

と。



そうやって、全ての心配ごと、全ての怒り、全ての悲しみ、全ての悩み、全ての不安、そして逆に全ての嬉しかった「また体験したい・・・」と執着してしまっている栄光や、喜び事も、手を離します。

そうすれば、ふわりと地面に降りて、さらにすばらしいことに出会える自分となります。

 

色んな執着の島から手を離して、過酷な状態と卒業し、ふんわりと笑顔で浮かびながら、幸せの果実がたわわに実った楽園へと、ハミングしながら一緒に降りて行きましょうね――!!

(^^*