今の時期、だんだん未来に向けて明るい兆しが出てきている、と私は感じているのですが、でもテレビとか新聞の情報を見ると、全然そんな風には思えない、「明るい兆しが出てきている」なんて、本当かなあと感じられるかもしれません。
「明るい兆し」の感覚をキャッチするためには、三次元で起きていることに意識を集中しすぎないことがとても大切になると思います。
三次元で起きていること、今私たちが見ている現実世界で起きていることというのは、思いが時間をかけて現実化し、「形になって表れている世界」です。
それは、思いの世界、想念の世界から、じっくりじっくり時間を使って、三次元に形を作って出てこれたものです。
種から始まるとしたら、実の部分であり、つまりイベントの「一番最終段階」です。
その、最終段階の実の部分、現実化した部分に意識を向けていると、現実的な部分というのは波動が強いので、そちらの影響を受けて、繊細な波動はかき消されてしまいます。
なので、そうした荒い部分から少し離れて、繊細な感覚を研ぎ澄ましてみます。
すると、現実的な部分が実になって表れているそのそばで、次のイベントの種が密やかに植えられて、芽を出す準備を始めていることを、なんとなく感覚で、感じられるようになってくると思います。
この世界は陰と陽の繰り返しがやってくるのですが、今は大きな陰の時代のクライマックスです。
下の図のように、陰が極まりきったころ、現実世界に「実」となって表れたころに、次の陽の芽が出てくるのです。
でも、陽の芽は、まだまだ種から顔を出したばかりで、地面の下にあったり、ちょっと地面から出ていたとしても、陰の大きな樹の下に隠れて、ほとんど気づかれません。
今の私たちの世界で言うならば、コロナとか、戦争とか、地震、津波、そういったことが陰の世界の「極まった状態」として、実際に現実に起きてきている感じになっています。
でも、これは最終形態なので、ここからは小さく芽を出し始めている「陽」のエネルギーが、思いの状態、想念の状態を過ぎて、実際に芽となってこの世界に現れ、だんだん育つとともに変化を生み出していくことでしょう。
今まで何度となくお伝えしてきたことですが、「陰極まりて陽となる」という循環がこの世界にはあって、その循環の大きさは、例えば昼と夜、というような24時間レベルのサイクルから、26000年周期の宇宙の陰と陽のサイクルまで、さまざまなレベルがあると感じられます。
その色んなサイクルの中でも、今回のサイクルはこの、26000年の周期の入れ替わりとも言われるくらい、すごいレベルのものだと感じています。
ただ、このとても大きな規模の陰と陽と入れ替わりのペースは、人間の私たちからするとすごくすごくすごくゆっくりに感じられます。そのため、本当にそんな変化起こってるの???という気持ちになるかもしれません。
でも、それはちゃんと進んでいます。(そう私には感じられます)。
そして、その流れに逆らわないように、乗って行くことがとても大切です。
逆らう感覚というのは、「そうはいっても変化が遅すぎる」とか「どうせ変わりっこない」というような、否定や不満の気持ちの中に出てくると思います。
宇宙も地球も、最適なスピードで変化を起こしてくれていますが、それに対して私たちがポジティブな波動を送るのか、ネガティブな波動を送るのかで、変化の内容も変わっていきますし、それぞれ個人個人の到達する「行き先」も変わっていきます。
その辺りを注意して、すべてに感謝して、ここで生きていられること、地球という場所に生まれたこと、家族があること、お仕事があること、学校に行けること、おうちがあること、そういったことすべてに感謝の気持ちをもって過ごしていかれることで、上手に波に乗ることが出来ると思います。
(^^*
もう、現実化している陰や、これから近いうちに現実化する陰は、「出来上がったものを出してきているだけ」のような感覚なので、ああ、今までの陰の世界の集大成がそれなのね、と理解して、あまり大騒ぎせずに通過していくのが理想的です。
そしてその分、その先の「これからどう育っていくのか」ワクワクできる、まだまだ変化の余地がある素敵な陽の部分に期待をしながら、今という時間を大切に、ありがたく過ごしていくことが、とっても理想的だと思います。
陰はもう、だいぶ極まりきるところまで来ていると思います。
宇宙時間でのあと少し、底を着くまでもうちょっとかかるかもしれませんが、それが終われば折り返していくことでしょう。
そのため、まだ少し、世間では不安なニュースなどが続くかもしれませんが、その陰のニュースに意識を注いで陰に「栄養」を届けるのではなく、次の陽を育てる「陽の育て親」になる方に、力を向けていけるといいですね♪
(^^*
今日は満月!
お月様エネルギーで、ほっこり充電して下さい♪
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