ごあいさつ
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PTAのバザーのハンドメイドの
提供品についてエヌママが勝手に
私を巻き込んで立候補した件で、
私は珍しく人にブチ切れました。
エヌママは私が怒っても
全然響いていない様子だったので、
私はやりたいなら自分一人でやれと
捨て台詞を吐いて去りました。
そして仲のいいケー子さんや
ワイ奈さん、ユーママ達とお喋りする
ことでストレス発散をします。
それを横目で見ていたエヌママは
何故か幼稚園の事務室の方に
歩いていきました。
その間私の愚痴に付き合って
くれる優しいママ友達とのお喋りに
花を咲かせます。
そしてその日は園庭開放の
終わりの時間までゆっくり遊び、
私達はそれぞれ帰路に着きました。
園から出る時に嬌声が聞こえ
思わずみんな後ろを振り返ると、
何故かエー先生がエヌミちゃんに
ドンドンと何度も押されている(ˊᵕˋ;)
大人対５歳児だから先生は
転んだりはしてないけど、
それでもその強い衝撃で
エー先生の上半身が大きく揺れます。
ケー子さん
「ぅ……うわぁ( ´ㅁ` ;)」
ワイ奈さん
「え、なにあれ……
ヤバない？Σ(ﾟﾛﾟ;)」
離れているので先生の声は
あまり聞こえないけど、
エヌミちゃんを窘めている
声が時々聞こえていました。
エヌミちゃん
「うるせぇー！
はやくどけって
いってんでしょー！」
金切り声で叫ぶエヌミちゃんの
形相は遠くから見てもわかるくらい
怒りに歪んでいました。
周りのママ友は苦笑いしながら
引いていたけど、私は正直
あんな風に
娘も
突き飛ばされ
たんだな
(ㆆ_ㆆ)
とかなり冷めた目で見ていました。
ただ、その内にビー先生が走ってきて
エヌミちゃんの脇の下にガシッと
両腕を差し込むと羽交い締めにして
ズルズルと引きずって行きました。
その間も聞こえる叫び声。
ワイ奈さん
「あ……あれは………………
子どもの運び方として
アリなんか……( ´ㅁ` ;)？」
「え？いや……う～ん。
絶対的にナシよね(ｰｰ;)」
ケー子さん
「ナシやろ( ´ㅁ` ;)！
私は今物凄く
ドン引いてるよ( ´ㅁ` ;)
」
状況がわからないけど、
他害があったからと子どもを
羽交い締めにしたところで、
子どもは羽交い締めにされたことに
対して恐怖感や不快感しか持たないし、
余計にヒートアップしてしまう。
あれは私の中では絶対的に
有り得ない保護の仕方だった(ｰｰ;)
今保育士してるし、
うちの園は発達障害の子の
受け入れもしてるから
それなりに対応もしてきてるけど、
あれは絶対うちの園ではしないな(￣Д￣;)
連れて行かなきゃならない
状況だったとしても、基本的に
向かい合わせの抱っこだよ。
まぁその分髪掴まれたり
顔引っ掻かれたりと保育士の
ダメージ大きくなるけど、
あんな犯罪者を確保するみたいな
保護の仕方は絶対しない。
相手幼児さんだしね。
エヌミちゃんを取り巻く環境と
幼稚園の対応が見えた一瞬でした。