ごあいさつ
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ニッコリと効果音付くんじゃないか
ってくらい素敵な笑みを浮かべる
ミナコさんに、マイ夫の頬が
ひくつきました。
だけどマイ夫も負けていません。
マイ夫
「だからこその話し合い
でしょ?何言ってんです?
あなた方は法律のほの字も
知らないみたいですが、
こうやって示談交渉を先に
するのが常識なんですよ(笑)
そのためにわざわざ僕も
時間作って来ているのに、
話し合いを放棄する
つもりなんですか?笑
それでいいんですか?笑
まぁ僕は構いませんけど(笑)」
こちらが応戦してきたからか、
マイ夫は小馬鹿にする感じを
微塵も隠さなくなってきました。
もうミナコさんとマイ夫との
間で火花がバッチバチ飛んでる(ˊᵕˋ;)
私もマイ夫のことめちゃくちゃ嫌いだし、
きっも!
このおっさん!
くらいのレベルで思ってますが、
多分根本的にミナコさんとマイ夫は
合わないタイプの人間なんだと思う。
そしてミナコさんも私が
応戦し始めたからか、不快感を
あまり隠さなくなりました(ˊᵕˋ;)
「そこまでおっしゃるなら
私共は話し合いを
終わらせていただきますが
よろしいですね?
こちらとしてはマイさん達
ご家族もいきなり裁判や
警察沙汰になったら
大変だろうと恩情を見せた
つもりですが、その様に
言われるのであればもう
これ以上お話することは
ありませんので。」
マイ夫のあまりにも慇懃無礼……
いやもう慇懃通り越してただの無礼に、
私はこれ幸いにと話を終えて帰ろうと
荷物をまとめ始めました。
それにならってミナコさんも
マイ夫を軽く睨みつけてから
立ち上がろうとしたところに
声が上がりました。
マイさん
「待って!ごめんなさい!
ぽいさん待ってください!」
その声はそれまで黙って
私達とマイ夫のやり取りを
ハラハラしながら見ていた
マイさんでした。
ぽいのmy Pick