ごあいさつ

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こちらのブログは私の体験談など実話を元にして

おりますが、個人の特定を防ぐ為に

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あくまでも実話を元にしたフィクションであることを

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作中に過激な言葉や差別的な言葉が出て来る

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慰謝料を支払うことを了承した
だけでなく、上乗せして
支払うと言い出したヒトミ夫。
 
 
 
 
もちろんそれは詫びの気持ちを
上乗せするということではなく、
退園勧告を拒否するという
立派な理由がありました。
 
 
 
 
ちなみに昨日はついノリで
ふざけた文章書いてましたが、
ここからは結構真剣な話になります。
 
 
 
 
じゃあ巫山戯た真似すんなって
感じですが、私、真剣な話の時に
重い空気に堪えられずに笑って
しまうタイプです(´Д`;)
 
 
 
 
茶化すわけではないのだけど、
なんかこう場の空気を明るくしたくて
失敗するタイプ(ˊᵕˋ;)
 
 
 
 
すみません、
続き行きましょうか(^_^;)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その言葉にいち早く反応したのは
私ではなくマドカさん。
 
 
 
 

マドカさん

「いや、何言ってるんですか?

あれだけぽいさんに酷いこと

しておいて、退園したくない

だなんてそんな都合の良い話

通用すると思ってるんですか?

有り得ませんよムカムカ

 

 

 

怒りを顕に語気を強める

マドカさんに、私も同意です。

 

 

 

 

そんな都合の良い話が通るか

っつーの( *`ω´)

 

 

 

 

それを聞いて慌てたヒトミ夫が

補足をします。

 

 

 

 

ヒトミ夫

「すみません!

違うんです!

ぽいさんに対して謝罪の

気持ちがないとかではないし

もちろん理由もなく

勧告を拒否している

わけではありません!

お怒りはご最もですが、

どうか私の話を聞いて

くださいませんか?」

 

 

 

 

一瞬本当にムカッとしましたが、

慌てて言い募るヒトミ夫に

取り敢えず私とマドカさんは

怒りを鎮めて話を聞くことにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒトミ夫

「ぽいさんはご存知ない

かも知れませんが、実は

私達の家は南区にあります。

(南区は仮なので実際の住所じゃありません。)

 

 

 

 

 

その言葉に私もマドカさんも

驚きました。

 

 

 

 

南区は私達の住む中央区のすぐ

隣にありますが、距離で言うと

結構離れています。

 

 

 

 

そんなところからわざわざ

この幼稚園に通ってる人は、

トモミさん以外いません。

(あ、ちなみにトモミさんは園の雰囲気や

小学校受験のためにわざわざ遠く離れた学区から

この幼稚園に来た教育ママです。)

 

 

 

 

「南区って……かなり

遠いですよね?

うちの子はバス通園じゃない

から詳しくはわからないけど、

多分バスの巡回路もそこまで

ありませんよね?」

 

 

 

 

マドカさん

「南区は範囲外だよ。

トモミさんも南区だけど、

確か最寄りのバス停まで

毎朝車で送迎してるって

言ってたと思うよ。」

 

 

 

 

 

ヒトミ夫

「おっしゃる通りです。

南区はバスの経路には入って

おりませんので、毎朝通勤時に

車で私が送迎しています。

というのもこれには

事情がありまして……。」

 

 

 

 

ヒトミ夫の説明はこうだった。

 

 

 

 

ヒトミさんの上のお子さんは元々

南区の私立幼稚園のプレ教室に

通っていました。

 

 

 

 

そこでどうしてもお子さんが

幼稚園に馴染めず困っていたところ、

幼稚園から発達障害の可能性を指摘され

センターの発達相談外来を受診したところ、

お子さんが自閉症スペクトラムである

ことが見つかりました。

 

 

 

 

その話を幼稚園側に相談したところ、

その日の内に今後のプレ教室と

来年度からの入園を断られました。

 

 

 

 

ヒトミさんご夫婦は必死に

お子さんが入園できる幼稚園を

探したそうです。

 

 

 

 

でもお子さんの自閉症スペクトラムは

発達障害の中でも重かったこともあり、

一度は受け入れを認めてくれた幼稚園も

対応がしきれないことを理由に

断られることが多くなりました。

 

 

 

 

ヒトミ夫

「そんな時に幼稚園教諭を

していた知人が、こちらの

幼稚園を紹介してくれました。

キリスト教の幼稚園で

施設も大きく、教諭の数や

加配の支援員も調整して

くれるこの園であれば

もしかしたら受け入れを

してくれるんじゃないかと

言われ、私達は藁にもすがる

思いで園に相談しました。」

 

 

 

 

話を聞いた園長先生はとても

心を痛め、当時の副園長と相談して

ヒトミさんのお子さんの受け入れを

してくれたそうです。

(当時の副園長はタジマせんせいではありません。)

 

 

 

 

そして療育などのことも教えて

くださり、療育の先生と相談して

お子さんのケアをしてくれました。

 

 

 

 

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