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カミヌマ先生やタジマ先生の
ように淡々と話しているけど、
どこか温かみのある声色の園長先生の
言葉に、下を向いていたユミコさんが
上を向いて静かに頷きました。
その目は大きく潤んでいて
今にも泣き出しそうですが、
真剣に受け止めているんだろうと
いうことは伝わりました。
まぁだからと言って
許すとかはないけど( ˙-˙)
サナエさんは前髪が長くて
表情がよく読めないけれど、
マイさんとヒトミさんは下を向き
ながらも背もたれに体を預けて
どこかダラリと座っていることから、
反省の色がないのはわかりました(ˊᵕˋ;)
その姿は文字通り先生に叱られて
拗ねているようです。
ですがここからは、そんなふざけた態度も
取っていられなくなります。
カミヌマ先生
「ではぽいさんが真面目に
部長としてお仕事をされていた
ことの確認は取れましたので、
ここからは皆さんが行って
こられた嫌がらせや園内で
行われた犯罪行為について
事実確認を行いたいと
思いますので、その前に
皆さんがLINEでやり取り
されていたスクショを
お配りさせていただきます。」
その言葉にそれまで不貞腐れた
様子で下を向いていたマイさんも
ヒトミさんもハッと顔を上げました。
カミヌマ先生は席を立つと
ご自身の手でLINEのスクショを
印刷した物をそれぞれに配ります。
本題に入る前に手元に配られた
冊子になったそれを見ると、
ざっと十数枚はありました(ˊᵕˋ;)
1ページに4つ程の画像が
貼り付けられています。
しかも裏表印刷。
スクショだけでも結構な量が
あったのはわかっていたけど、
こうやって印刷して見ると
かなりのやり取りがあったことが
わかります(^^;)
そしてそれを確認した全員の
顔色が明らかに悪くなりました。
カミヌマ先生
「もうこんなの目にするのも
不快なのですけどね?
でもこのまま放置しておく
わけにもいきませんから
全て事実確認をさせて
いただきますので。」
これまでは淡々と話していた
カミヌマ先生も、罵詈雑言、誹謗中傷の
嵐のLINEに対して不快感を
顕にします。
それに対して4人はより一層
顔色が悪くなりました。
ぽいのmy Pick