ごあいさつ

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こちらのブログは私の体験談など実話を元にして

おりますが、個人の特定を防ぐ為に

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あくまでも実話を元にしたフィクションであることを

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タジマ先生からの一喝に
4人は口を閉ざしたまま
居心地悪そうに下を向きます。
 
 
 
 
それをタジマ先生やカミヌマ先生が
厳しい視線で見詰めていました。
 
 
 
 
 
そしてこれまで成り行きを
見守っていた園長先生が
口を開きます。
 
 
 
 
 
園長先生
「ぽいさんに対して
理不尽な振る舞いをしたこと
については、各自でよく
お考えいただければ
良いかと思います。
幼稚園としてはこの場で
謝罪を強要はいたしません。
そんなことをしても意味は
ないと思いますし、私達に
よって導き出された謝罪を
聞いても、ぽいさんの心痛を
慰めることはできないと
思いますので。
今回のことで本当に申し訳ない
と思われたのであれば、
それは個々にぽいさんに
謝罪していただければと
思っております。」
 
 

 

 

カミヌマ先生やタジマ先生の

ように淡々と話しているけど、

どこか温かみのある声色の園長先生の

言葉に、下を向いていたユミコさんが

上を向いて静かに頷きました。

 

 

 

 

 

その目は大きく潤んでいて

今にも泣き出しそうですが、

真剣に受け止めているんだろうと

いうことは伝わりました。

 

 

 

 

まぁだからと言って

許すとかはないけど( ˙-˙)

 

 

 

 

サナエさんは前髪が長くて

表情がよく読めないけれど、

マイさんとヒトミさんは下を向き

ながらも背もたれに体を預けて

どこかダラリと座っていることから、

反省の色がないのはわかりました(ˊᵕˋ;)

 

 

 

 

その姿は文字通り先生に叱られて

拗ねているようです。

 

 

 

 

ですがここからは、そんなふざけた態度も

取っていられなくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カミヌマ先生

「ではぽいさんが真面目に

部長としてお仕事をされていた

ことの確認は取れましたので、

ここからは皆さんが行って

こられた嫌がらせや園内で

行われた犯罪行為について

事実確認を行いたいと

思いますので、その前に

皆さんがLINEでやり取り

されていたスクショを

お配りさせていただきます。」

 

 

 

 

その言葉にそれまで不貞腐れた

様子で下を向いていたマイさんも

ヒトミさんもハッと顔を上げました。

 

 

 

 

カミヌマ先生は席を立つと

ご自身の手でLINEのスクショを

印刷した物をそれぞれに配ります。

 

 

 

 

本題に入る前に手元に配られた

冊子になったそれを見ると、

ざっと十数枚はありました(ˊᵕˋ;)

 

 

 

 

1ページに4つ程の画像が

貼り付けられています。

 

 

 

 

しかも裏表印刷。

 

 

 

 

 

スクショだけでも結構な量が

あったのはわかっていたけど、

こうやって印刷して見ると

かなりのやり取りがあったことが

わかります(^^;)

 

 

 

 

そしてそれを確認した全員の

顔色が明らかに悪くなりました。

 

 

 

 

カミヌマ先生

「もうこんなの目にするのも

不快なのですけどね?

でもこのまま放置しておく

わけにもいきませんから

全て事実確認をさせて

いただきますので。」

 

 

 

 

これまでは淡々と話していた

カミヌマ先生も、罵詈雑言、誹謗中傷の

嵐のLINEに対して不快感を

顕にします。

 

 

 

 

それに対して4人はより一層

顔色が悪くなりました。