腎不全とカリウムの関係について
腎臓が悪くなるとカリウムを摂りすぎないことが大事ということは、保存期の頃から栄養指導で言われてきた。
で・・カリウム摂りすぎは、腎臓に良くないのではなく、心臓に良くないのだとも何となく聞いてきたのだけれど。
イマイチわからなかったので、改めて調べてみたよ。
高カリウム血症について
チャットGPTに尋ねてみた結果
何となくわかったような気もするけれど、そのうちまた忘れてしまいそうだなぁ
以下は、透析を受けている方にも役立つように、カリウムが体内でどのように調節されているかを、医学的に正確でありながら分かりやすく整理したものです。 高カリウム血症を理解するうえで「なぜカリウムが上がるのか」を知ることはとても大切です。
カリウムの体内での働きと調節機序
1. カリウムの役割
カリウムは主に細胞の中に存在し、次のような重要な働きをしています。
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心臓のリズムを保つ
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筋肉を動かす
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神経の伝達を助ける
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細胞の電気的なバランスを維持する
特に心臓の電気活動に深く関わるため、カリウムが高くなりすぎると不整脈のリスクが高まります。
2. カリウムの分布:細胞の中と外
体内のカリウムの約 98% は細胞の中 にあります。 血液中(細胞の外)にあるのはわずか 2% ですが、この2%が心臓の働きに大きく影響します。
3. カリウムの調節に関わる3つの仕組み
① 腎臓による排泄
健康な腎臓は、余分なカリウムを尿として排泄します。 しかし透析患者さんでは腎臓の排泄が低下しているため、食事や細胞から出てきたカリウムが体に溜まりやすくなります。
② ホルモン(インスリン・アルドステロン)による調節
● インスリン
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食事で血糖が上がるとインスリンが分泌される
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インスリンは カリウムを細胞の中に取り込ませる作用 を持つ → 血中カリウムが下がる方向に働く
● アルドステロン
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副腎から分泌されるホルモン
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腎臓に働き、カリウムを尿に排泄させる → 透析患者ではこの働きが十分に発揮されにくい
③ 細胞内外の移動(シフト)
カリウムは細胞の中と外を行き来します。 この移動が血中カリウム値に大きく影響します。
カリウムが「細胞の外」に出て血中が上がる状況
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アシドーシス(体が酸性に傾く)
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激しい運動
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組織の破壊(感染、外傷、溶血など)
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インスリン不足
カリウムが「細胞の中」に入る状況
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インスリンが働くとき
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アルカローシス(体がアルカリ性に傾く)
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β刺激薬(吸入薬など)
透析患者さんでは、腎臓からの排泄が少ないため、この細胞内外の移動が血中カリウムに大きく影響しやすいのが特徴です。
4. 透析患者さんで高カリウム血症が起こりやすい理由
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腎臓での排泄がほとんどできない
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食事からのカリウムが蓄積しやすい
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透析と透析の間にカリウムが上がりやすい
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アシドーシスが起こりやすい
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インスリンの働きが弱いことがある(糖尿病合併など)
5. まとめ:カリウム管理のポイント
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食事のカリウム制限(野菜の下処理など)
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透析を規則的に受ける
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便秘を避ける(腸からもカリウムが排泄されるため)
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サプリやスポーツドリンクに注意
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感染や脱水時はカリウムが上がりやすい


