トランスジェンダーについて その2 | 平田真実のブログ

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南米パラグアイから昭和レシピチャンネルを発信する平田真実の個人的ブログ。
昔の思い出話、グルメ、格闘技、ペット、家族、教会、会社、放射能被曝問題のことまで徒然なるままに・・・何のブログだろう?と雑多過ぎる内容ですが、これが私です(笑)

さて、トランスジェンダーとしての私の意見です。
これはあくまでも私個人の意見ですのでトランスジェンダー全体を代表するものではありません。
トランスジェンダーというのは、性対象は関係なく、生まれた時の肉体的性別に違和感を持っている人のことです。

あくまでも自分が自然でいられる性が問題であって外見などは二の次です。
さて、トランスジェンダーは精神科でカウンセリング、国際的な基準のGID診断というのを受けて認められ、ホルモン治療を開始、SRS手術を受けて肉体的にも性転換、そして氏名や戸籍変更という段階を踏んでいくわけですが、健康的、経済的、家庭的しがらみなど、様々な事情で治療を進められない人もいます。
私の場合はまだ診断を受けただけで一切の治療をしていません。
今のところ、いつかはという夢だけです。
そこでよく問題にされるのがトイレや更衣室、公衆浴場にどちらへ入るのかということです。
自分は女性だと言い張って女装して女風呂に入るのはただの変態です。
トランスジェンダーとそういう性犯罪者を同一視してはいけないと思います。
それについて丁寧に書いている記事を見つけましたので貼っておきます。

これは私の存在を無視しようというなら別ですが、理解するためにはぜひ読んでください。

 

 

それで私の個人的意見では、基本的に手術を終えていない人がそういう女性用の施設を利用するのはいけないと思いますし、最後の手術まで終えたとしても自分は女性用の更衣室や公衆浴場には入りません。
トイレは難しい問題ですが、なるべく外出時にはトイレを我慢するか、空いている男性トイレや多目的トイレを探して入るようにしたいと思っています。

 

手術も全て終えておられるトランスジェンダー先輩のブログ

トイレ使用のマナー、とても参考になります。

 

もう一つの問題。MTFのトランスジェンダーが女性のカテゴリーでスポーツ競技に参加すること、これはジムを営んでいた立場として私個人の考えは否定的です。
なぜ、そこまでして競技に参加したいのかが理解できません。
人生の途中まで男性として生きて鍛えてきた骨格が元になってるので、いくらホルモン治療をして数値が女性と同じになり筋力が落ちたとしてもそれまで培ったベースが違いますから、公平ではなくなります。
いや、もともとスポーツは公平なものではない、という考えもあるのでそれを受け入れるならOkですが。
真面目に取り組んでいる競技者は受け入れられない人が多いでしょう。

これはあくまでも私の個人的考えですが、トランスジェンダーはひっそりと自分本来の生き方をできればそれで十分満足すべきなんじゃないかと。
マイノリティーはマイノリティーらしく、生活に関わるある程度のことが認められればあとは、1人1人友達を作って少しでも理解してもらえるように生きていければ良いのではと思います。

そして性的指向はトランスジェンダーと言っても人それぞれです。
LもあればG、Bもあればシスジェンダーと同じく性自認と反対の性が性対象など様々。
私の場合はどうかと聞かれれば、性対象は妻だと答えます。
現在の日本の法律では同性婚が認められていませんので、もし手術まで完了できたとしても戸籍を変えることはしません。
戸籍変更は離婚しか道がなくなります。
離婚して養子縁組して法律上の家族関係、実質上の婚姻関係を続けていらっしゃる方もいますが、私はどうしても妻とは法的にも実質的にも婚姻関係にありたいと願っています。

最後に、性自認に外見は関係ないことですが、少しでもパス度(どれだけその自認する性別に外見上見られるか)を上げることも社会的生活の中で大事なことだと思っていますので、妻に指導してもらいながら努力します(^^ゞ