もう仕事から遠ざかって10年以上も経つのにブライダルの夢を見た。
2日前と当日現地到着してからの2回、事務所に確認電話をしなくてはいけないのだが、当日、控え室に入って準備中になぜだか聖歌隊とかスタッフ、誰も来ないなと思いつつ、電話してないことに気がついた。
慌てて電話したら、集合場所は控え室ではなく建物の最上階にあるチャペルであるとのこと。
チャペルへ行ってみたらすでにみんな集まってリハーサルが行われており、司式者がほかの先生(なぜだか私の友達)に変更されていた。
と、この先夢はいろいろと続いたのだが、省略。
とにかく、ブライダルはいろいろと気を遣うことがあり、ミスは絶対に許されないのだが、これは夢の話で実際はそんなミスをしたことはない。事務所からはこれだけの数(2000組以上は受け持った)をこなしていながらミスが一度もないのは凄いとよく言われていた。
遅刻、名前や指輪の間違いなどミスの話は、結構あるようで、それを防ぐ自分なりの秘訣は何だったのかと考えてみたら、それはいつも最悪の想定をして動いてきたことだと思う。
人身事故で電車が止まるかもしれない。雪が積もって渋滞になるかもしれない。おなかを壊してトイレに行きたくなるかもしれない。式中に何か邪魔が入るかもしれない。などなど・・・。
だから、たとえば一時間前の集合時間だとしたらさらにその1~2時間前には現地の近くまで行くようにしていた。その分、時間調整は駅から一時間くらい歩いてタクシー代を節約したりと(交通費節約は事務所にとって助かるだけだったが)。
取り越し苦労、神経質、無駄、〇〇脳とか言われるかもしれないけれど、危機管理はそれくらい徹底してこそ、逆に余裕が生まれよい仕事ができるのだと思う。
それはいろいろなことにも言えるのではないだろうか。
と、白髪が増えた分だけ好きなことを言わせてもらおう(^^;)