ワゴン車にいっぱいの荷物を積み込み取引先へ。
配達先から帰ってきてみると、雛鳥の鳴き声が少し近づいてきてる。
よし、もう少し我慢だ。
もうしばらく放っておいて待つことにしよう。
それまで、救出に使っていた懐中電灯が手動式でガシャガシャ音を立てて使うのしかなかったので、ホームセンターへ頭に巻くタイプの懐中電灯を買いに行くことにした。
ホームセンターから帰って来ると、妻が「ちょっとちょっと、チュンチュンのお手柄みたい。」と言いながら、チュンチュンの鳥籠のすぐ横にある段ボールの方を指さします。
どうやら鳴き声誘導作戦は成功、釣られて出てきた雛がその段ボールの中に落ちた模様。
段ボールには更に折りたたんだ段ボールがいっぱい詰め込んであり、手がやっと入るくらいの隙間しかなく、中は真っ暗で見えませんが、恐る恐る手を突っ込んでみると・・・
何か手に触りました。
雛雀の保護に成功o(^▽^)o
まずは栄養と水分を補給してやらなくては、と母が健康のために飲んでいる赤ちゃん用粉ミルクを溶かしてスポイトでやると、クチバシを開けてゴクゴク飲んでくれます。
落ち着いたところで家に連れて帰り子犬用ドッグフードをふやかしてピンセットでやると、それもバクバク。
二年前に保護したチュンチュンより食欲旺盛で、足のサイズも大きいのは雄ということなのでしょうか?
雀の性別判定方法はよくわからないのですが、一応、チュンチュンを雌、今回、無事に保護できた雛は雄ということに勝手に決めました。
(誰か判定法法知ってたら教えてください)
チュンチュンは母性本能がくすぐられるのか、雛の声を聞くと口にくわえた餌を飲み込まずにそのままいつもと違ったやさしい鳴き声を発してパタパタ飛び回ります。
でも怖いので雛に近づけません。
慣れるまではしばらく隔離。ときどき顔合わせして徐々に馴らしていく予定ですが、今回は正にチュンチュンのお手柄ですので、チュンチュンの友達、うまくいけば伴侶としてあげよう。
まあ、とにかく良かった、良かった。
これから事務所の片づけを考えると、憂鬱ですが・・・。
とりあえずはもうこれ以上雛が落ちてこないように見つけた屋根の穴を塞いでおくことにしましょう。