ツクバヒタチオー | LOVE&POG

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数年前からセレクトセールにも積極的に参加。
高額馬、良血馬を購入している荻原昭二オーナー。

以前も書いたように、
高齢のオーナーが高額馬を購入してきた時は要注意である。
その意味でここ数年チェックしてきたオーナーだが、
今年はディープ産駒2頭を筆頭に、
過去最高といってよいラインナップが揃った。
悲願のGⅠ獲りへ期待は高まる。

注目を集めるのはそのディープ産駒2頭、
特に追分Fから庭先購入のツクバエトワールだが、
追分F産ということもあり狙いがイマイチ読めない。
もう1頭のツクバインドラも白老F産ということで同様。

個人的には掲題のツクバヒタチオーを一番手評価としたい。

「荻原昭二氏-社台F」ラインは古くからのラインだが、
セレクトセールでは08年産から購入。

特に3歳世代では持ち込みの良血牝馬2頭を庭先譲渡されており、
結び付きの強さを感じさせる。

持ち込みの牝馬を庭先譲渡することも珍しいが、
冠号馬主に牝馬を譲渡するのは、
繁殖牝馬としてのイメージを考えると好ましいことではない。
よほどの信頼関係がなければできないことだろう。

そして昨年のセレクトセール1歳で購買したのが本馬。
シンボリクリスエス産駒で、血統も取り立てて目立つものではないが、
地名(オーナーの地元か?)を重ねてきた馬名から
オーナーの思い入れの強さが窺える。

3歳世代こそ不発に終わったが、引き続き追いかけたいラインだ。