2010年のセレクトセール当歳で、
「チュウワ」の中西忍氏が1000万円で落札したデュランダル産駒。
「中西忍氏-ノーザンF」ラインはこれまでJRAでの勝ち星はないものの、
07年から昨年まで毎年セレクトセールで購買。
特にセールの主流が当歳から1歳に移る中、
頑なに?当歳馬の購買にこだわっているのが印象的である。
また、チュウワプリンスなど、
白老Fとのラインはまずまずの結果が出ているにもかかわらず、
ここ最近セレクトセールでの購買先をノーザンFに特化しているのも不気味だ。
これまでの成績を見ると狙えないラインだが、
3歳世代では、初めての庭先取引でチュウワビーナスを譲り受けるなど、
牧場側との密接な関係は窺える。
懲りずに(失礼)、翌年もブロードアピールの11に、
このオーナーとしては高額の投資をしているだけに、
そろそろ当たりが出るのではないかと見ている。