Yuki-2 -4ページ目

便利な時代

 

SNSの力と言うのは本当に凄い物だな~とつくづく感じます。
 
僕が昨年までの数年間、「今週の一枚・・・」として毎週一枚ずつ風景等の写真をフェイスブックにアップしていたのですが、それを見た出版関連の方から雑誌の仕事が来たり、フォトディスクやアプリの制作依頼が来たり、実際の撮影依頼だけでなく、僕の想像もしてなかった所からもいろいろなお声をかけてもらいました。
 
 
 
そして、時々あるのが「写真を売って欲しい」というご注文でした。
 
多くの場合は、オフィスだったり病院の受付だったりという商業施設での展示を目的にしたご依頼なのですが、今回は全くの個人のお客様からのご依頼、しかも一度もお会いした事も無い日本の方からのご注文。
 
僕がいつも子供達の野球ネタばかりをブログやフェイスブックに書くので、いつの間にか野球好きの方達の輪が広がり、お友達申請を頂いた方です。
 
フェイスブックをしていると全く知らない人からの友達申請がよく来ますが、普段はメッセージも無くどこの誰かも分からない方の場合はそのままスルーしています。ですが、野球をしてる人や、写真好きの人が僕の「ブログやフェイスブックを見ました」と連絡してきてくれた場合は、一度もお会いした事がなくてもお友達になる事がよくあって、その方からのご依頼です。
 

ご希望は「新居の玄関に飾る写真」・・・う~む、責任重大です(汗)。

何度かのメールのやり取りの中で、幾つかのキーワードを見つけ、「もし気に入って頂けなければ料金は結構ですから、僕の独断で写真をセレクトしても良いですか?」と、わがままを言わせてもらいました。
 
こりゃますます、責任重大です(大汗)
 
 
お客様は、どんな写真が届くのか不安と期待でワクワク・ドキドキでしょうし、こちらも気に入ってもらえるか、途中で破けたりしてないかワクワク・ドキドキでしたが・・・
 

「藤江様にお願いして本当に良かったです(^ ^)」と今日ご連絡がきました・・・ほっ。
 
遠く離れた日本の、僕の一度も行った事の無い街に住む、一度もお会いした事も無い方と、こうして写真を通じて関りが出来る・・・ほんとに便利な時代になったな~と、アナログ人間の僕は不思議に思う今日この頃です。
 
 
 
 
 
 
 

初めての留守番

 

 

「おーい、みんな~・・・今夜、宏大が彼女連れ込むらしいぞっ!!」
 
・・・と、学校で騒ぎになったのは5月最初の週末の事。
 
 
 
息子達の野球シーズンが盛んになってきた5月の第一週。次男チームはバンクーバーアイランドへ2泊3日の遠征に。しかし僕と長男は予定が合わず、妻が運転、娘が同行して次男の遠征へと出かけて行った。
 
留守宅に残った僕と長男、しかし僕は三日続けて夕方から翌朝まで仕事が入っていたので、この間は長男が一人で家にいる事になり、それを学校で話した途端に・・・

「おーい、宏大が今日から三日間、夜一人らしいぞ~」
「なんだ~?・・・じゃあ今夜はパーティーか?」
「いや、彼女連れ込むらしぞ~!!」
 
・・・と、本人が何も言わない間に周りが盛り上がってしまったらしい(笑)。
 
 
 
 
しかし、残念ながら長男君、只今彼女募集中。
 

そもそも金曜は新聞配達、土曜は春のリーグ戦の試合、そして日曜は短期で行われてるトーナメントの準決勝と決勝。その上、相変わらず舞い込むグラブ修理の仕事と学校の宿題もあって、たとえ彼女がいてたとしてもデートしてる暇も無し。
 
 
 
そんな訳で、結局長男は一人淋しく週末の夜を過ごしてたのですが・・・
 
 

朝、僕が家に帰って来ると、そこには・・・

彼女の痕跡!!
 
 

・・・ではなく、丁寧に折り畳まれた洗濯物、キッチンの食器類も綺麗に洗われ、リビングにも掃除機が・・・おぉー、これぞまさしく彼女の痕跡か?・・・(って、しつこい?笑)

実は朝早く帰って来るお父さんの負担を少しでも減らす為に、自分で出来る事は全部やっておいてくれたらしいのです。
 
だいたい高校生の男子と言えば、食い散らかしてグウタラ寝てるのが仕事のようなもの、きっと次男一人ならそうなっていたはず・・・それをその歳でそんな細かい所に気が付くなんて、う~む、なんと良く出来た息子!親の顔が見てみたい(大笑)。

その上、日曜日のトーナメントは見事に優勝、しかも準決勝&決勝で二試合続けてMVPに選出されて大喜び。
 
「なんかね、自分でも信じられないくらい今日は球が走ってたんだよ」
「良い子にしてたから、きっと野球の神様が応援してくれたんだろうな」
 
興奮気味に話す長男の笑顔、そして手には二枚のティム・カード!
 
準決勝・決勝とMVPの選手にはティムホートン(カナダで一番有名なドーナツ屋さん)のギフトカードが賞品としてもらえるらしく・・・
 
「なんだお前、だからそんなに嬉しそうな笑顔なの?」
「へへへ・・・」
 
う~む、長男にはまだしばらくは彼女よりドーナツの方が良いようです(苦笑)。
 

でもね・・・
 
高校生の男子がそんなに細かい所までキチッと出来ちゃったら、逆に彼女ができないよ・・・と、父ちゃんは少し心配です。
 
・・・えっ、余計なお世話?(大笑)
 

打ち直し

 
 
「いやっ、だからほんとにホームランだったんだよ・・・」
 
試合後、悔しそうに何度も説明する次男。
 
メジャーのようにビデオ判定があれば話は別だが、例えどんなに多くの人が「あれは完全にホームランだったよ」と言っても、主審が「ファール」と言えばファールになるのが少年野球のルール。
 
 
監督から「いいから止まらずそのまま一周回れ」と言われてホームインしたが、結果はやはりファールはファール。
 
なんとこれで6試合連続で場外へ飛び出す大ファールを連発中、しかもその内の一発は場外に止めてあった監督の車に当てるというおまけ付き(苦笑)。
 
 
 
日曜の試合、今度こそは入ったと誰もが思った瞬間、またしても主審からの「ファール」のコール。
すぐさま監督が飛び出して「今のは誰がどう見てもホームランだろ!」と文句を言っても、結果はやはりファールはファール。
 
 
 
 
悔しさを押し殺してもう一度バッターボックスに入り、その初球を思い切り叩くと今度はセンターへのホームラン・・・ではなく、フェンスまで届く大飛球!!
 
 
本当はここで「良い当たりだったな~、もう後ほんの数メートルでホームランだったぞ、ナイスバッティングだ!」と褒めてあげるのが良い父親なのでしょうが、ひねくれた父親の僕は・・・

「何だよお前、ここで打ち直して文句なしのホームラン打ったら球場が大盛り上がりでヒーローになって女の子にキャーキャー言ってもらえたのによ~、だっせ~な~」と、ついついからかってしまう。

「だってこの球場がでか過ぎるんだよ!普通の球場なら完全にホームランだったのに~」と、またしても悔しがる次男。
 
 
 
 
「でもな・・・やっと良い角度でボールが飛び始めたな」
「うん・・・やっと良い感じになってきた」
 
 
 
 
実は今シーズン開幕前、打撃は全く心配していなかった。
 
監督も昨年秋から絶えず次男を3番か4番打者として中軸に据え、全幅の信頼を寄せてくれていた。

だが・・・
 
そんなに上手く行かないところが野球の難しいところ・・・
 

シーズン開幕前から守備は絶好調をキープしていた。
 
キャッチャーをした試合はここまで全勝負け無し、一塁ランナーで盗塁を試みた8人を連続でアウトにし、最後の方は誰も走らなくなった。
 
ピッチャーとして初先発した先週の試合は、リリーフした子と二人でいきなりノーヒットノーラン。その後リリーフで出た週末の試合もまだノーヒットピッチングを継続中。
 
本当に出来過ぎの結果、出来過ぎの開幕ダッシュ・・・
 
・・・かと思いきや、あれほど自信満々だった打つ方がさっぱり調子が上がらない。
 
 
開幕からの数試合、ヒットは出るものの全く本人は納得がいかない。
 
ヒットも打ちファーボールも選んで出塁してるのだから、それで良いじゃないかと言ってしまえばそれまでなのだが・・・
絶えず結果の求められるプロ野球選手とは違い、少年野球の場合は目先の事だけではなく、いかに自分の納得のいくスイングをして、どれだけ良い打球を飛ばせるかが大事だと思う。アウトかセーフかの結果だけを重視するのは大問題!
 
ここの部分を勘違いしてる親や指導者が多過ぎる気がする。
 
 
「とにかくバットに当てて塁に出ろ」
「絶対ゴロを打て」
「何が何でもライト側に転がせ」・・・等々
 
状況によってはこういう指示も必要なのだろうが、毎試合こんな事ばかり言われて育った子が野球をやってて楽しいと思うだろうか?こんな打ち方ばかりさせられてきた子がホームランを打てるようになるだろうか?
 
 
次男の打てない原因は分かっていた。
「自分が大きいのを打たなければ」という気持ちが強すぎてアッパースイングになり過ぎ、打つポイントでボールの上を叩いてしまうのでなかなか打球が上がらない。大きいのを狙い過ぎてポイントを前に置くので強引に引っ張った打球はライン際でファールになる。
 
 
でも僕は「とにかくバットに当てていけ」とか「ゴロでも良いから出塁しろ」なんて絶対に言わない。
 
 
彼は毎試合誰よりも《遠くに飛ばしたい》《速い球が投げたい》と思っている。野球を始めたばかりの子供達が皆頭に思い描いていた夢を今も抱き続けている。
 
だからちょこちょこバットに当てるような事をしても面白いはずがない。
面白いと思わない事に集中できるはずがない。
集中出来ない事を続けても上達するはずがない。
そんな姿を観てても、こちらも楽しいはずがない。
・・・と負のスパイラルに陥り、野球嫌いの家族が出来上がってしまうくらいなら、やらない方がずっとまし。
 
「だから、こうやって打てば良いんだよ!!」なんていう押しつけは益々の逆効果。
 
だから僕はユーチューブから数人のホームラン打者のビデオを探し出し、次男がリビングでくつろいでる横でこっそり一人で見始める。
 
 
「おっ、すっげー打球だな~」
「なんであんなに軽く打ってるのに、あんなに飛んで行くんだろうな~」
「こんなホームラン打てたら気持ちいいだろうな~」
「これだけ振り回してるのにファールにならないって凄いな~」
・・・と、それとなく次男が興味の沸く話題を1人ブツブツ呟くのである(笑)。
 
「何、何?・・・なんのビデオ?」
次男が乗り出してくれば、もうこっちのもの。後は簡単・・・
 
「こんなホームラン打てたら凄いよな」
「うん・・・俺もあんなの打ちたい」
 
「どうしてあんなの打てると思う?」
「う~む、やっぱり体重移動かな?・・・スタンスかな?腰の回転か?タイミングか?・・・」
 
あーだ、こーだとビデオ観ながら雑談が続き・・・
 
「(投手側の)バットをリードする腕、綺麗に肘を振り抜いてるよな~・・・あんな振りが出来るからきっとファールにならずに吹っ飛ばせるんだろうな~」
・・・等と、ビデオを見ながらボソボソ、ボソボソ僕が呟くと、もう次男はじっと座ってなどいられない。
 
直ぐにバットを握り、素振りを始めた。
 
そして僕はこっそり「ニヤッ」とほほ笑むのだ。
 
 
打てなくて落ち込んでる時に、監督や親から「ゴロで良いからとにかく当てろ」なんて言われたら、それこそ自分はダメなんだと気持ちまでボロボロになってしまう。
 
子供達に必要なのは《やる気のスイッチ》を入れてあげる事、その為に必要なヒントをさりげなくちらつかせるだけで良いと思う。
 
「くっそー・・・なかなかホームランが出ないよ~」と、次男は悔しがるが、全然焦る必要は無いと思う。どんどん良い打球が飛び始めたし、飛距離は確実に伸びて来た。
 
水曜からはアルバータ州への遠征が決まっている。高校や大学、プロのスカウトも観に来る大きな大会。ファールにならない本当のホームランはその時のお楽しみに残しておけば良い。
 
「今度こそ、どでかいのかっ飛ばしてやれっ!」
「うん、かっ飛ばしてやる!」
 
久しぶりに次男の顔に笑顔が溢れ、僕は「その笑顔のままで帰って来いよ」と心の中で呟いた。
 
 
 
 
 
 
 

春・・・近し?

 
とうとう消えてしまいました
 
ずーっと続いていた記録も今日までです
 
 
 
この冬は11月から何度も雪が降り、12月前半の大雪では裏の森から大きな木が倒れて来たり停電になったりと大騒ぎ。ここ数年があまりにも暖冬だったので、久しぶりに冬が戻って来た気がして、子供も大喜びしてたのですが・・・
 
大雪の後も居座り続けた寒波はカナダ南西部に異常低温を引き起こし、気温はずーーっと氷点下、路面はそのまま大きなスケートリンクとなったまま年末を迎えて・・・そこでまた大雪。
 
新年は一面の銀世界で清々しく幕を開け・・・・た、までは良かったのですが、そこからまたずーっと異常低温で雪は溶けずにまた次の大雪が降るというパターンが何度も続き、2月はとうとう観測史上最高の雪、そして3月に入っても毎日のように雪が降っては溶け、降っては溶けの繰り返し。
 
大雪の臨時休校で突然10連休をもらってた娘は、雪だー雪だーと叫んでる間に、もう明日から春休み。
 
このまま雪の春休みか?・・・と思っていたら、とうとう今日は雪無しの1日でした。
 
少し離れた所から町を見ると、今朝もかなり雪が降っているのですが、スノーラインの高さがギリギリ我が家のある場所の上に上がったようで、坂の上から降りて来る車の屋根にはまだ今日も5センチほど新雪が積もってますが、我が家の周りはようやく雨の世界に戻りました。
 
 
昨年12月9日から昨日3月8日まで、1日も絶える事無く家の前に雪がある日が丸々3カ月、ちょうど90日間!!
 
パチパチパチ、新記録達成です!(笑)
 
 
まあ、他人が見れば「・・・で?・・・それが何か?」って言われておしまいなんですが(苦笑)。
 
何の価値もない所に勝手に価値を作ったり、勝手に記録にして数字を楽しむのは僕の癖。
世の中、何にでも好奇心を持って楽しめる人は幸せなのです(笑)。
 
さあっ、雪も消えたし野球シーズンは目の前じゃ~・・・息子よー目覚めよ~・・・って、天気予報、今度はずーっと雨じゃん(泣)。
 
 
 
 
 
 

家事代行

 
 
 
 
「こっちの大きい方が、いろんなノズルとかモーターで動くブラシとかが入ってるから、こちの高い方買って~」
 
・・・と娘にせがまれて、つい先日新しい掃除機を購入したのですが、実はそれには深い訳がありました。
 

話は少し飛びますが・・・
 
日本で昨年後半に大人気だったドラマ・逃げるは恥だか役にたつ、通称「逃げ恥」。
 
星野原と新垣結衣のダブル主演で一大ブームになったこのドラマが、現在北米の日本語チャンネルで放送されているのです。そして我が家の子供達、どうやらこの「逃げ恥」がとてもお気に入りのようなのです。
 

まあ息子達二人にしてみれば「新垣結衣って可愛いな~美人だな~」とか、「星野源って頼りねーなー、ちゃんとチューしろよ」とか好き勝手言ってるだけなのですが(苦笑)、どうも娘は見てる部分が二人とは全然違うようなのです・・・
 
 

娘は、番組内で新垣結衣が派遣される「家事代行」という言葉にビビビッと来たようで(笑)、この「家事代行」をしたくて仕方がないのです。
 
 
 
「パパ~、これプリントアウトして」
 
・・・と先日見せられたモニターの画面は、なんと《家事代行の契約書》
 
 
「う~む、何々・・・この契約書にサインしたら、家の掃除と週末の料理は家事代行のエミカが全て行います・・・」
「そう、だからこの契約書にパパとママがサインして、エミカもサインしたら家事代行の契約が成立するの」
 

「料理も掃除もするの?」
「そう、全部エミカがするの」
 
「ほんとに?・・・大変だよ~」
・・・と口では言いながら、「おーっ、良いぞーやれやれー」と呟く僕。

 
そんな訳で、契約書を交わしてから初めての週末である今日、娘は嬉しそうに掃除機をかけ、料理のメニューを考えてます。
 
その姿を見ながら僕はこんな事を思いました・・・
 
 
「これって、きっと妻のおかげなんだろうな~」
 

普段僕は息子達の好きそうな話題を幾らでも見つけて話しかけてあげる事が出来ます。野球、トレーニング、メカ等々、彼らの好奇心のスイッチをコソコソっとくすぐって、いろんな事に興味を持つように話題を振る事は僕にとってもとても楽しいのです。
 
ですが、料理や掃除の話題を膨らませる事は僕には困難で、「美味しいな~、凄いな~」と褒めてあげる事くらいしか出来ません。
 

ですが娘はなぜか掃除や料理が楽しくて仕方がないようなのです。
 
 
子供はいつも親の行動をとてもよく見ています、そして間違い無く・・・
 
《親が楽しそうにしてる事に興味を持ちます》

 
いつも鼻歌交じりに楽しそうにキッチンに立っている妻の姿を、小さな時から見て来た娘。

娘が「やりたい」と言うと、妻は絶対に「ダメッ」と言わずにいろいろ手伝わせてあげてたので、いつの間にやら娘の頭の中には《家事は楽しい物》としてインプットされたのでしょう・・・・きっと?
 
いつか家事が大変な作業だと娘が気付いた時は、シンデレラのビデオでも見せて「家の事が何でも完璧に出来るようになったら、きっと素敵な王子様が現れるよ~」なんていう作戦に出ようかな?(笑)
 
いやいや、王子は要らない王子は!・・・
王子なんてけしからん!
 
・・・だって、王子が現れると父ちゃんが寂しいので、もうしばらく王子は要らないから頑張って「家事代行」してなさい!
 
ほれほれっ、働け~(笑)
 
 
 
 
 
 

良いタイミングで・・・良い刺激

 
「なんだ陽介、お前ビビってんのか?」
 
・・・と監督に言われ、負けず嫌いの次男は思わず
「いえっ、大丈夫です・・・全然大丈夫です」
と言ってしまったそうですが、実は全然大丈夫ではありませんでした。
 

金曜日、次男が練習に行くと、そこには自チームの監督とシニアチームの監督が何やら密談をしています。そして次男と見つけると直ぐに・・・
 
「おーっ、陽介良い所に来たな~」と声をかけて来たのです。
 

シニア・チームと言うのは17~18歳の子が中心になった高校生のチーム、その下には16~17歳のジュニア・チーム、そして次男がいるのは14~15歳のバンタム・チームです。
 
日本で言えばバンタムが中学生野球、ジュニアとシニアが高校野球にあたり、通常バンタムの選手がジュニアを吹っ飛ばしてシニア・チームの練習に参加する事はありません。
 
 
 

ですが、両監督は嬉しそうな顔で・・・
 
「おいっ陽介、お前明日のシニアの練習に来て、キャッチャーしろ」と言い出したのです。
 

絶えず上のレベルでやりたいと言い続けてた次男ですが、さすがにこれには驚きました。
 

「えっ?・・・ジュニアじゃなくて?・・・シニアですか?」

ですが、監督は陽介の性格をよく知っています(笑)。
 
「なんだ陽介、お前ビビってんのか?」・・・と声をかければ、売り言葉に買い言葉
「いえっ、全然大丈夫です!」・・・と、乗って来るのは最初から分かっていたはずです。
 

帰りの車の中・・・
「あ~っ、どうしよう父ちゃん・・・俺、あんな球、本当に受けれるかな~」
・・・と、いつも強気の次男が珍しく弱気になるのも当然で、実はこのチームの投手陣ちょっと普通ではないのです。
 
 
POと呼ばれる投手専門の子供達の中には・・・
日本の超強豪高校チームの誘いを蹴ってカナダに野球留学し、いきなりカナダナショナルチームの候補にリストアップされる子、2メートルの長身から150キロの剛速球を投げ込む子、小学生時代から何度もカナダナショナル・チャンピオンゲームに顔を出してる子、今年のメジャーのドラフトが確実視されてる子、等々物凄い子達がひしめき合ってるのです。

ですが、次男は誕生日が遅いので、まだ14歳と3か月、日本にいたら中学2年生の年齢です。シニアの球を受けるどころか、生で150キロの球なんて見た事もありません。
 
「ホッケーアカデミーでフル装備の防具借りて来いよ」とか、「チェストプロテクター2枚着けたらどうだ」とか言っても返事が返って来ません。
「なんでも良いから持ってるプロテクター全部付けとかないと、野球人生どころか人生そのもの終わっちまうぞ」と、冗談を言っても、顔が引きつって笑いも返って来ません。
 
 
 
少し冷たい言い方ですが、今の時点で次男がシニアのピッチャーの球をちゃんと捕球出来ようが出来まいがどちらでも良いのです。自分の所属するバンタム・チームの練習では物足りなくてモチベーションが下がってしまい、すっかり高くなってしまった天狗の鼻を、ここらで久しぶりにパキパキにへし折られる良いチャンスだと思ったのです。
 
「自分が一番、自分は特別なんだ」なんて言うとんでもない勘違いをする前に、少し痛い目に合うチャンスだと・・・
 

ですが、練習が始まると、意外にも・・・
 

「あれっ、結構いけるな」と思えてしまったのです。
 

帰りの車の中でも
「凄かったな~、楽しかったな~・・・明日バンタムに戻ったらスローボールに見えるかな~」と上機嫌。
 
そして今年の目標を・・・
 
「シニアの球を平気で捕れるようになること、シニアのような球が投げれるようになること、シニアの球をガンガン打ち返せるようになること」
 
・・・と、いきなりの三段階アップぐらい高い目標設定に変わってしまったのです。
 
 
 
親ばかな話ですが、「彼はぬるま湯の中にいるよりも、いつも緊張感がピリピリするような中にいないとダメなタイプなんだろうな~」と改めて感じました。そして・・・
 

「こんな内容で良いかな?」
 
・・・と、その夜、次男が見せに来たメールは、シニアの監督へのお礼状でした。
 
「シニアの練習に招待してくれてありがとう。とても良い経験、良い時間を過ごせました。あのレベルの球をもっと平気で捕れるようになりたいので、また是非シニアに呼んでください」
 
シニアの監督からも直ぐに返事がありました。
「今日は練習を手伝ってくれてありがとう、また直ぐにシニアに呼ぶぞ」と。
 
凄い球が捕れたとかどうとか、そんな事は今の時点ではどうでも良い事。それよりも、自分でお礼を言おうと思えた事、自分をもっとアピールしようと思えた事、このメールを自分で書いて送れた事が今日の何よりの収穫だった気がします。
 
わがまま勝手なワンパク坊主ですが、良い刺激を一杯もらって、ほんのちょっとだけお兄ちゃんになれたかな?
 

PS・・・ピッチャーだけでなく、このチームにはドラフト候補の凄いキャッチャーもいるので、上のレベルで活躍するにはまだまだ遠く険しい道が続くのだよ、がんばりたまえ次男君(苦笑)。
 
 
 
 
 
 
 
 

初めてのデートの後は・・・?


「唇にキスに決まってんだろ!」
「ちょっ、ちょっと勝手に書くなよ」
 
隣から勝手にチェックマークを書き込もうとする友人を必死に止める長男。
 
「デートの最後に唇にキスしないで、どうすんだよ?」
「だって初めてのデートは・・・やっぱり握手くらいじゃないか?」
「だめだめ、唇!!」
 

2月上旬、長男の学校で配られた一枚の用紙。
 
「これ、おもしろいよ~」と、持ち帰って見せてくれたのですが・・・
 
 
「こっ、これって恋人探しじゃねーかよっ!」
 

幾ら自由の国カナダのハイスクールと言えど、僕はそれを見てちょっと驚きました。
配られた一枚のアンケート用紙は、正に恋人探しなのです。
 
2月上旬にアンケートに答えると、自分に一番相性の良い相手を見つけ出してくれ、「二人で楽しいバレンタインデーを過ごそう!」と言う事らしいのです。
 
僕が言ってた高校もかなり自由で面白い学校でしたが、流石に日本では学校主導で恋人探しなんてありえません。
 
「凄いな~…面白いな~…羨ましいな~(笑)」と、思わず見入ってしまいました。
 

アンケートの詳しい内容はもう忘れてしまいましたが・・・
 
例えば、「あなたの趣味は?」とか、「デートに行きたい場所は?」とか、「デートの日、何時までに家に帰らなければならないか?」とか、いろんな質問があって、徐々にその内容が「これって高校生用じゃないよな?」って思える物になって行くのです。
 
 
 
そして冒頭に書いた「最初のデートの別れ際にどうするか?」の質問。
1、握手
2、肩にパンチ(トントンって奴だろうね?)
3、ハグ
4、頬にキス
5、唇にキス
 
…ここで長男の隣で見ていた友人Dが「唇に決まってんだろ」とチェックを入れたので、長男が慌てて書き直した…と言う話でした。
 
「だって、初めてのデートだよ…やっぱり握手からだよね」
まあ、真面目な長男には握手するのも大変だろうな~…なんて思いながら、その数日後…。
 

「ちゃんとあのアンケート出したのか?」
「いや、やっぱり出すのやめといた」
 
提出は自由なので、参加したい人だけが提出すれば良いらしいのですが…
 
「面白いから出すだけ出してみたら良かったのに」と、少し残念な僕。
「だって、行きたい場所がグラブ屋さんで、趣味がグラブ修理だよ」
 
 
「う~む・・・確かにそれはハードルが高いな~」
 
…と、そこへ横から
 
「か~っ、バカ兄貴!・・・何で出さないんだよ!そんな事ならその用紙俺にくれよ!」と叫ぶ次男。
 
「なんだ、お前は彼女が欲しかったのか?」
「欲しいに決まってんじゃん、も~バカ兄貴」
 
どうやら中学3年生には配られなかったようです。

まあ、チビ達はいっぱい勉強して早く高校生になりなさい(笑)。
きっと高校にはたくさん楽しい事が待ってるよ~
 
 
 
 
 
 
 
 

大雪の日の…善意と感謝と下心


「お~いっ、待って~…ちょっと待ってくれ~…」
 
昨年末の大雪の日、新聞配達をしていた息子達を大声で叫びながら追いかけて来た一人の男。

大雪で足元の悪い中、駆け寄って来た男は息をハァハァ言わせ、手には20ドル札を握りしめていました。
 
そして男は僕の顔を見ると、少し興奮気味にこう話始めました・・・
 
「君の息子達は本当に素晴らしい、信じられないよ…どんなに悪天候で配達が大変な日でも、例え夜になったとしてもちゃんとその日の内に新聞を届けてくれる。本当に信じられない働きぶりだ……これ、少ないけどジュースでも飲んでくれよ」
 
そう言って男は握りしめていた20ドル札を息子に手渡してくれたのです。
 
 
 
彼が二度も使った「信じられない」と言う言葉には、どうやら二つの意味があるようです。

一つ目は、どんな悪天候でもきっちり配達してくれる息子達への称賛の意味。そしてもう一つは、高い購読料を払っているにも関わらず、大雪が降ると平気で1週間でも10日でも配達を休む大手新聞社への苦情の意味。
 
仕事としてメジャー紙の配達をしている大人達が直ぐに諦めてしまうような悪状況の中、無料のローカル紙なのにきっちりと配達する子供達・・・・と、どうやらこういう構図が近所の方達の中には出来上がっているらしく、いつも通りに仕事してるだけなのに、大雪が続くとなぜだか急に息子達への仕事の評価が上がるのです。
 

そして、先週から続く今回の記録的な大雪で彼らはまた新たな仕事を見つけてしまいました・・・
 
とにかく雪が凄いのです。ただでさえ運転が大変なドカ雪なのです。
 
おまけに我が家が在るのは、坂を上り切った所にあるカーディオサックの突き当り。(住宅地の突き当りで車が回転しやすいように、円形をした道路の場所の事です)

二輪駆動の車やノーマルタイヤの車は、よく坂の途中で止まってしまいますが、なんとか勢いをつけて坂を上り切った車も、スピードを落としてターンしようとした途端、皆我が家のちょうど前で身動き取れなくなるのです。
 
僕はもうこの町に20年住んでいますが、坂の多いこの町の冬を、ノーマルタイヤと二輪駆動で暮らすのは絶対に無理…そんな訳で、何度も何度も車の救出に向かうので、いつの間にやら気が付けば息子達もお助け隊になって近所の人気者になっておりました。
 
 
 
本当に彼らが人助けの善意でやっているのか?それともあちこちに車がスタックしてると野球の邪魔だから手伝っているのか?それとも新聞の時のようにまた褒められたいという下心もあったのか?(笑)
 
 
 
とにかく・・・

今では、ご近所さんの車が止まったら、直ぐに長男と次男がスコップ持って助けに行きます。お隣さんが家から車を出せない(家に戻れない)という場合も、またまた息子達が飛び出して行って助けてあげます。

お隣のおじさんからは「次回、大雪が降ったら、君達を雪かき部隊に雇いたい」と、新たなバイトの口までゲットして大喜びです。
 
 
 
そんな上機嫌だった息子達にある出来事が起こりました。
 
 
 
大雪で臨時休校になった火曜日、のんびりとした午後を過ごしていたところに突然・・・
 
「ピンポーン…ピンポーン…」
 
娘がドアを開けると、見ず知らずの男が一人。
 
「車が動かないんだ、助けてくれないか」とやって来ました。
 
 
 
息子達が僕の顔を見ます。
「え~っ、ご近所さんなら良いけど…全然知らない人って、なんか嫌だな~」と少しビビり気味の長男。
まあ誰だって知らない男にいきなり助けてくれと言われたら、ちょっと考えてしまいますが・・・でも

「まあ良いじゃないか、困ってるんだから助けてあげなよ」
 
そして息子達二人はシャベル片手に出かけて行きました。

僕は手を出さず、二階の窓からその光景を眺めていたのですが……直ぐにムッとして、出て行くことになりました。
 
僕がなぜムッとしたか…それはその男の態度です。
 
 
息子達がタイヤの周りの雪かきを一生懸命してあげているのに、その男は暖かい車の中で腕組みしたまま何もしないで見ているのです。
 
彼らがやっているのは義務でも仕事でもありません、善意です。
 
しかも子供の善意を大人が踏みにじるような行為は絶対にダメなはず。
 
 
ご近所さんの車がスタックした時は、一緒に車の下を覗き込み「もう少しこの辺りの雪を掘って、バックした方が良いね」なんて事を話しながらチームワークで救出するのです。そういう意味も含めて、社会勉強になるから「助けてあげなさい」と息子達を送り出していたのです。
 
ですがこの男は、ようやく車が動いても「ありがとう」の一言も言わず、窓を開けて手を振るでもなく、そのまま走り去ってしまったのです。
 
唖然とした表情で僕の顔を見る息子達

「宿題の途中に助けに来たのに、なんか凄い嫌な気分になったな」と呆れ顔の長男。
「あ~ぁ、助けなきゃ良かった…しんどい思いして損した気分だ」と怒りの次男。
 
これは大人同士でも当然ダメですが、子供に助けてもらっておいて大人が黙って立ち去るなんて絶対にダメだと思います。

「もうレスキューが多すぎて腰が痛いよ…」溜め息交じりの息子達に僕が話始めました…

「ああいう態度は、本当にダメだな」
「・・・うん」
 
「たった一言の『ありがとう』で、皆の気分が良くなって、体の疲れも吹っ飛んだのにな」
「そうだ、そうだ」
 
「でもな・・・あのクソおやじ、たった一つ良い事を教えてくれただろ」
「・・・えっ、何?」
不思議そうな顔の息子達

「たった一言の『ありがとう』で、周りの人を気分良くも、気分悪くも簡単に出来てしまう。どんな小さな事でも、ありがとうっていう感謝の心を忘れたら、ほんとにダメだな~って、これでよく分かっただろ?」
「ほんとだね・・・たった一言なのにね」
 

人間の感覚は直ぐに鈍感になります。
 
最初は嬉しかったはずなのに、直ぐにやってもらって当然に思えてきます。やってくれないと不満にさえ感じます。本当は嬉しかったはずなのに、いつの間にか感謝ではなく慣れになってしまいます。
 
あのクソおやじは確かにダメですが、子供達に強烈なインパクトで「ありがとう」の大切さを教えてくれた事を今回は感謝する事にします。
 
 
 
「もう二度と助けてやるかーバカおやじ、雪に埋もれちまえ」なんて事は絶対に言いません…感謝、感謝(笑)。
 
 
 
 
 
 
 

趣味?仕事?

 

「なんだよーケチ!ちょっとくらい触らせてくれても良いだろー、このクソ兄貴!」
 
学校から帰って来るなり次男の叫び声が響いてきました。そしてそれに続いてクソ真面目な長男の声・・・
 
「あのな、これは俺のキャッチャーミットじゃなくて、俺のお客さんから預かった大事なミットなの、分かる?」
 
「一回はめるくらい良いじゃん」
「だめ、誰にも使わせないって約束なんだから!」
 

そう、以前にも何度かフェイスブックに書きましたが、長男の夢はグラブ職人になる事。
 
 
同じように野球を続けてきた兄弟でも、負けず嫌いで、もっと上手く、もっと強く、もっと速くと、絶えず上のレベルに挑戦し続けないと気が済まない次男と、スポーツをしていても何がなんでも勝ってやろうとか、誰かを押しのけて前に出るというタイプでは全くない長男。
 
どちらかと言うとコツコツ細かい作業を続けるのが好きなようで、彼にとっては野球の道具、特にグラブに興味があり、それに触るために野球を続けていると言う感じなのです。
 

試合中でも・・・
「おっ、相手チーム凄い球の速い奴が出て来たな~」とベンチで皆が話してる横で「おっ、凄い良いグラブ使ってやがるな~」と呟きます(笑)。

そして彼の場合、「○○チームのファーストを守ってる凄くでかい奴」とかいう覚え方ではなくて、「500ドルするウィルソンのオーダーメイドのグラブの奴」というように相手を記憶してるのです(笑)。
 

まあ、そんな訳で普通の野球少年から見ればかなりの変わり者なのですが、たとえ変人と思われても継続すれば一流と言われる事もあるわけで・・・いつの間にやら彼のグラブ好きを知らない友人はいなくなり、野球アカデミーのコーチや監督にも知れ渡り、あちらこちらに口コミで広がって、今や友人だけでなく学校の先生からの紹介や、友人のお父さんのグラブなんていう注文もチラホラと入って来るようになったのです。
 
 

そして今日も・・・
大雪で部屋にこもって宿題でもしてるのかと思っていたら、またもやバンバン、バンバンとグラブを叩く音が響いてきて、覗いてみると宿題ではなく・・・仕事してました(笑)。
 

「週末にキャメロンのグラブを完成したから、今日からドウソンのグラブに取り掛かって、それと並行してマシューのキャッチャーミットの注文も来てるんだ・・・」
 
目をキラキラさせながらほんとうに嬉しそうに話す長男。
 
 

長男にとってはいろんなメーカーの様々なグラブが触れる事自体が嬉しいようですが、それ以上に友人やその親にとっても大助かりのはず。
 
 
今、型付メンテナンスの依頼を受けているグラブはタックス込みで定価が700ドルくらいする高価なグラブ。次に預かって来たキャッチャーミットも500~600ドルもする品です。
 

必要だからと言って簡単に買い替えるなんて出来る金額ではありません。
 
ですが、メンテナンスしないまま使い続けているとどんどん型が崩れたりひもが切れたり、皮がひび割れて破けたりします。わざわざ遠く離れた専門店に持って行くには時間もお金もかかりますが、長男に頼むとほとんどの場合10ドル~15ドルくらいで済んでしまうのです。
 
材料費を考えると、どう考えてもほとんど儲けなんてなくて、商売っ気ゼロの料金設定ですが、ちゃんと受注のためのメニューなんかも用意して、処理工程をビデオや写真に記録して見せてあげるので、少しずつ注文が増えて、すっかり顧客をつかんでいるようです(笑)。
 
 
高校2年、ほんとうは「そんな事ばかりしてないで勉強しろ!」と言うべきなのかもしれませんが、僕はそれよりも「凄いな~」と正直感心してるのです。

僕がカメラマンになろうと決めたのが10歳の時でしたから、彼が何か目指すものを見つけても決して早いなんていう時期ではありません。
 
 
長男にとって、それが楽しくて一生懸命出来る事なら、そしてお客さんが喜んで笑顔になってくれる事なら、父さんはそれがどんな職種でも全然構わないのですが・・・
 
ちょっとだけ儲けもでるようにビジネスの勉強もした方が良いんじゃないか?(苦笑)
それとも、しっかり者の彼女を見つけてマネージャーにでもなってもらうか?(笑)
 
・・・う~む、彼には両方難しそうだな
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

クリスマス前のペーパーボーイ

 

 

「ペーパーボーイ・・・いつもご苦労様、本当にありがとう。暑い日も寒い日も、晴れの日も雨の日も、君達の素晴らしい仕事に感謝しています・・・」
 
お小遣いと一緒に添えられたサンキューカード
 
 
 
毎年この時期になると同じ事書いてますが(笑)・・・
 
クリスマス前に新聞配達をしていると、息子達の後を追って家から飛び出して来てくれる人達がいるのです。

「大変な仕事なのに、いつもありがとう」とクッキーをくれたり、お小遣いをくれたり・・・これって子供自身も嬉しいですが、親も本当に嬉しいのです。
 

いつの間にかティーンエージャーになり体つきも大人のようになってしまった彼等を、いつも誰かが何処かで見ててくれると言う事。そしてその事に対してちゃんと評価し、褒めてくれる事。
 
ティーンという難しい年代の彼等に、親以外の他の大人が怒ったり、褒めたり、何かを教えてくれたりする事ってとても大事な事だと思うのです。
 
 
たかがサンキューカードだろって言われそうですが、親以外の大人と仕事に対して接点を持つという事は、社会へ出て行く為の大事な第一歩だと思うのです。
 
 
今は頼りなく小さな小さな一歩ですが、きっとその積み重ねが将来何らかの形で役に立つ日がくる・・・かな??
 
 
とにかく・・・
 
今年も一年間お疲れ様、よく頑張りました。