⭐︎人はなぜ手を合わせるのか?(合掌するのか?)

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太古の昔から人は手を合わせて生きてきました。

皆様はどんな時に手を合わせるでしょうか?

◯神棚•仏壇の前でお祈り。
◯神社•仏閣でお祈り。
◯いただきます。ご馳走様の時
◯人が亡くなった時。
◯お墓の前で。
◯生命が生まれる時。
◯師匠の前で。
◯あいさつの時に。
◯御礼の時に。

などなど。

こうしてみると、手を合わせる時、私たちの心では、何か共通のエネルギーが働いているように思えます。

感謝•祈願•請願•畏敬の念•報告•決意•反省•歓喜•覚悟•責任•敬意•尊重。

これらの心の働きは、善いエネルギーでの手の合わせ方と言えるでしょう。

しかしながら、人は時に不安•恐怖•悲しみ•怒り•嫉妬心などからも手を合わせることがあります。

何事も表裏があり、手を合わせているからと言って、心が清らかだとは言えません。

誰かを恨んだりして憎しみで手を合わせることがあるのも人間というものです。

【合掌のメリット】

手を合わせることによって、いったいどのようなメリットがあるのでしょうか?

いくつかあげてみたいと思います。

◯正中で合掌することで自ずから姿勢が良くなり、身体のバランスが整う。

◯合掌しながら呼吸をすることで、自ずから丹田呼吸となり、深くゆったりとした呼吸となる。

◯合掌しながら、声を出すことで音の振動(ふるえ)がより両手に伝わり、意念のエネルギーが強くなる。

◯手の指の渦巻きの指紋が合わさることによって、左巻きと右巻きの螺旋エネルギーが絡みあって身体と心のエネルギーの循環が調和される。

などでしょうか。

【言霊で合掌を読み取る】ということを試みてみました。

[左手 ヒタリテ]

【ヒ】、すなわち火なり、光なり、陽なり、飛なり、肥なり、妃なり、姫なり、秘なり、碑なり、氷なり

【タ】、すなわち陀なり、田なり、殊なり、魂なり、卵なり、食なり

【リ】、すなわち理なり、里なり、裏なり

【テ】、すなわち、天なり、照なり、定なり

【ヒタ】、すなわち、日高なり、日立なり、日高見なり、飛騨なり、日田なり、火種なり、肥大なり

【タリ】、すなわち、他力なり、多理なり

【リテ】、すなわち、両手なり、利点なり、理手なり、離てなり

【ヒタリ】、すなわち、陽足りなり、浸りなり

【タリテ】、すなわち、多利点なり、他利点なり

【ヒタリテ(左手)】すなわち、以上すべての要素の集合体なり。

ヒタリテすなわち、日抱き手なり、霊(魂)抱き手なり。

[右手 ミキテ]

【ミ】、すなわち、水なり、身なり、美なり、観なり、看なり、御なり、味なり、巳なり、廻なり、満なり

【キ】、すなわち、愾なり、樹なり、喜なり、器なり、鬼なり、紀なり、生なり、来なり、亀なり、希なり、聞なり、切なり、貴なり、基なり、

【テ】、すなわち、天なり、照なり、定なり

【ミキ】、すなわち、未来なり、見聞なり、幹なり、三貴なり、三鬼なり、美木なり、神酒なり、見切りなり

【キテ】、すなわち、起点なり、基底なり、汽笛なり、機転なり

【ミキテ(右手)】、すなわち以上すべての要素の集合体なり

ヒタリテ(左手)、ミキテ(右手)合わさるは、ヒタリテ、ミキテの要素すべての集合体、ならびに、すべての要素がカラミカラミテ、乗算のごとく、倍々のエネルギーとなりて、太陽のごとく四方八方天上無限に放射するなり。

【手合わせ】、すなわち天明和世なり、手愛環施なり

【合掌】、すなわち合唱なり、活生なり。

日々の生活において、ことあるごとに手を合わせ、一事一事に真心を込めて行うことによって、天(手)とつながり、あまねく照(手)らす存在となる。

十指の渦(指紋)は宇宙のエネルギーの受信機であり、発信機なり。

それゆえ、手合わせ指合わせは、宇宙のエネルギーの受発信なり。

両の手を天に向ければ、天のエネルギーと螺旋で交信し、地に向ければ、地のエネルギーと螺旋で交信する。

命に向ければ、命のエネルギーと螺旋で交信する。

此すなわち、天(手)亜螺旋(テアワセ)、地(血)洗湧泉(チアワセ)、人(幸)淡和世(シアワセ)の『天地人』宝珠なり。

合掌はカタ(形•現象世界)なりて、即、カム(神•潜象世界)なり。

神(カム)なる心なれば、自ずから手合わせするなり。

カタとカムがナ(仲良く)することによって、カタカムナの生き方となりけり。

火陀神無仲(カタカムナ)

火(日)の神、仏(ホトケ)、八百万の神、無神、一切衆生と仲良く和するはカタカムナなり。

過多過夢中(カタカムナ)

過多(無限の過去)、過夢(無限の未来)に囚われず、中今に生ききるはカタカムナなり。

手を合わせ、和するはカタカムナなり。

手を合わせ、今を生きるはカタカムナなり。

合掌はカタカムナの※ヒトツカタなり。

※ヒトツカタとは、ひとつの現象が相似象で現れること。たとえば宇宙の銀河の螺旋、カタツムリの螺旋、ひまわりの螺旋、台風の螺旋、竜巻の螺旋、渦潮の螺旋など。カタツムリのヒトツカタが、すべて相似象で現れるということ。

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