
今日は慌ただしい一日だった。午前中は乙支路で面接を受け、午後5時からは梨花女子大学通訳翻訳大学院にて、2025年ウェブ小説翻訳家養成課程の修了式に出席した。
久しぶりに再会した同期たちは、皆元気そうで晴れやかな表情をしていた。この過程は本当に学びが多く、今の自分の糧となっていることに深く感謝している。
仕事の打ち合わせや面接が続いた忙しい10月も、今日で終わり。 明日からは11月。時の流れの速さを、少し切ない気持ちでしみじみと感じている。
知人から「年末は人間関係の断捨離の時期だ」と言われた。けれど、自分は“断つ側”ではなく“断たれる側”だったから、そもそも断捨離は本当に必要なのかと疑問に思ってしまう。
年齢を重ねるにつれて、友人や知人の数は減っていく。 いや、連絡が途絶える人が増えていくのは、自分の神経が鈍くなり、他人への関心が薄れてきたせいかもしれない。
久しぶりに連絡を取ろうとしても、どんな話題から切り出せばいいのか迷ってしまい、会話がうまく進まない。面倒に感じて適当に話してしまうと、やはりそのまま適当に連絡が途絶えてしまう。
ーーそうなのかもしれない。
本やSNSでは「友達はいらない」と言う人も多いけれど、私は人が好きで、人とのつながりを恋しく感じる。 人を通して生まれる感情や気づきは、私にとってとても大切なものだ。
人生のステージが変わるとき、起こるのは人間関係の断捨離ではなく、エネルギーの断捨離だ。理想の自分に追いつけない現実とのギャップに向き合うための、エネルギーの調整。その過程で、古いエネルギーが自然と流れ出していくこともある。
もし違和感を“第六感”で感じたなら、迷わず手放していくこと。 それが、次のステージへ進むための準備なのかもしれない。
今の私のテーマは、低い自己肯定感(self-image)を手放すこと。自分としっかりと向き合って自分が望んでいる方向に向かせるかどうか。イメージを、意識を、自分の感覚にフォーカスしていきたい。
