二週間前に会った彼は、
185cmと高身長だけど、
顔、体もまん丸っぽくて、
大きく見えなかった。
肌は普通の黒人よりも濃く、
顔は白人のように彫りが深く、
でも口元が小さくて、
何人なんだかよくわからない。
それでもアメリカ生まれの
コテコテ南部人間だなんて、
全然南部訛りもないし、
掴み所のない感じだった。
物を食べるときに
片手で口元を隠したり、
箸で食べ物を掴んでも
それを吹っ飛ばし、
見てないふりして隠したり、
不思議な行動をする人。
家庭の事情で大学に行けず、
海軍に入り4%の確率で試験に受かり、
潜水艦に長期間乗っていたらしい。
除隊後は国防関係で働いたそうだ。
そんな彼だから、
私たちの会話は主に国際事情。
中国ロシア台湾など、
どのように国防をすべきかなど、
思ったより話が弾んだ。
しかし色付いた話は何もなく、
私がトイレへ行っている間に、
彼はさっさと会計を済ませ、
2時間以内の会話だった。
しかしレストランを出た後、
私が乗って行ったスポーツカーを気に入り、
新たな車の話題で盛り上がり、
二人で1時間くらいドライブした。
「君との会話はとても面白いよ。
また会う事ができるよね。」
私たちは握手をし、
別れたのだった。
私は博学の男性が好きだ。
色々な話がたくさんできるから。
良い大学を出たと言う人でなく、
Mがそうであったように知識が深い人。
相手が賢いとゾクゾクする。
しかしながら男性的魅力が
彼に無いとはいえないけれど、
私が求めるセクシーさは無かった。
安定感や信頼感はありそうだけど。
帰りがけに見せた
わらった横顔が、
ちょっとセクシーだったかな。
ってな感じで、
多分続かないでしょう。