- 船に乗れ!〈1〉合奏と協奏/藤谷 治
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- 船に乗れ!(2) 独奏/藤谷 治
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- 船に乗れ! (3)/藤谷 治
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内容(「BOOK」データベースより)
音楽一家に生まれた僕・津島サトルは、チェロを学び芸高を受験したものの、あえなく失敗。不本意ながらも新生学園大学附属高校音楽科に進むが、そこで、フルート専攻の伊藤慧と友情を育み、ヴァイオリン専攻の南枝里子に恋をする。夏休みのオーケストラ合宿、市民オケのエキストラとしての初舞台、南とピアノの北島先生とのトリオ結成、文化祭、オーケストラ発表会と、一年は慌しく過ぎていく。書き下ろし、純度100パーセント超の青春2音楽小説。
『読売新聞』(11月8日朝刊)、『本の雑誌』(12月号)、『王様のブランチ』(TBS系11月14日放送)などで紹介された、2009年大本命の〈泣ける〉本! だそうです。
もともとポプラ社のホームページであるポプラビーチでの連載を読んでいた。
音楽高校を舞台にした青春小説、というとのだめカンタービレを連想するかもしれないけど
そういう明るいものではない。青春がギュッと濃縮されたようなかんじ。
クラッシック音楽、哲学という二つの大きな要素の中で、男子高生がぐるぐる悩んでいる。
哲学が長々と語られるところなんかは、日米安保の頃の高校生を(つまり今の高校生とはちょっと違う)
彷彿させる。
「青春の蹉跌」という本があるが、内容が全く異なることは分かっているけど
本書の副題も「青春の蹉跌」にしてもしっくりくるなと思った。
簡単に感想をまとめることは難しいのだけど
人って弱いなあと。
ラストの結末にふれちゃうんだけど、30過ぎた私からすれば
そんなに若くして音楽をあきらめなくてもいいんじゃないかと思った。
とりあえず音大に行って、やりたいこと見つかったら方向転換すればいいのにって。
音大にいける財力をもっている家庭にせっかく育ったのだから。
そしてその世界しか知らないんだから。
この本からは離れるがポプラビーチ
はお勧め。
でも最近更新が少ないみたい。
船に乗れもある程度は載っているが、衝撃の第3巻までぜひ読むべきだと思う。